さて、
世間を騒がせていた『加計学園問題』について、
今日から、
前川元文科事務次官を呼び出して、証人喚問を行っています。
というわけで、
朝から、質疑中継をラジオとかで聞いているのですけども……
これ、
何か意味があるのでしょうかね。
ずっと質疑応答を聞いているのですけども、
「……そう思う」「……そう思った」「……そう考えた」「……そう推測した」とかとか。
当時のメモを手元に置いて発言する、とかではなくて。
当時の記憶に基づいての話ばかりで、
「その記憶、正しいの?」
「あのメモ書きは正しいのか?」
という、
事実を裏付ける証拠がいっさい出てこなくて、
「言った」「言わない」「私はそう記憶している」「記憶にありません」という主観的な話ばかりで。
たとえば、
『あのメモ書きは行政文書でしょうか?』という質問に対して、
前川元事務次官の答弁が、、
『法律的に行政文書にあたるかどうかは別の議論になりますが、公開してしかるべき文書だと思います』とか。
論点ずらして、自分の意見を述べているだけで、質問の答えになっていません。
それで、
これ聞いていて、
いったい何が事実なのか分かるのでしょうか?
だって、
「そう思いますので〜」って、
『俺はこう思うんだ』って事しか言ってないんですよ。
証拠にならないですよ。これじゃあ……
いったい、
なんでこんな馬鹿げたイベントをやっているのでしょうか、と、
聞いていて、馬鹿らしくてウンザリしてます。
で、
このバカ騒ぎって、いつまで続くのでしょうか。
ところで、
マスコミはなぜこれを会期中にやらなかったのか、
与党の怠慢だ、とか、
こっちも阿呆なコメントを連発していますけども。
もう少しまともなコメントは出てこないのですかね。
このバカ騒ぎを国会会期中にやっていたら、
『共謀罪』法案を成立させることができなかったから、って。
そんなことわかりきっているじゃないですか。
野党は法案審議そっちのけで、
この問題の話しかしてないんですもの。
森友学園問題についてもそうなのですが、
『共謀罪』法案を成立させることと、
森友学園問題や加計学園問題を取り扱うことは、どちらが国益なのか、
与党としては、法案成立を優先した、ということで、
それを怠慢というのは、暴論としか言えません。
両方解決すればいい、と、
それこそ『時間は無限にある』的なバカコメントをマスコミは連発していて、
もう少しまともな政策議論、というか。
政治に関して、
まともなコメントは出てこないのでしょうか。
ところで、
個人的に注目しているニュースとして
IS掃討作戦の終了について、
これがいつの時期になるのか、
いま中東ではそれが大きな焦点になりつつあるのですが、
これについて、
日本のメディアでは、ほとんど取り上げていません。
とくにテレビでは、
まったくと言っていいほど。
スルーです。
なんというかね……
日本という国にとって、そこまで『加計学園問題』って大事ですかね。
私的には、
ISの今後がどうなるのか、このまま消えてくれるのか、
それとも世界各地に支持者が拡散したまま、
全世界的に問題をばらまいた状態で分散していくのか、
そっちの方が、
日本人にとっても大問題だと思うのですけども……
【閉会中審査】加計学園問題で前川喜平氏ら招致 約30分遅れで審査始まる - 産経ニュース
学校法人「加計学園」(岡山市)獣医学部新設計画をめぐる衆院の閉会中審査が10日午前、文部科学、内閣両委員会の連合審査として開かれ、前川喜平前文科事務次官と国家戦略特区ワーキンググループの原英史委員が招致された。欧州歴訪中の安倍晋三首相は出席しない。
民進党が配布を要求した資料の扱いをめぐる与野党の協議が難航したため、質疑は当初の見通しから約30分ずれ込んで午前9時半ごろに始まった。
トップバッターで質問に立った民進党の福島伸享衆院議員は、安倍首相入りの予算委員会集中審議の開催を重ねて求めた上で、学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題も絡め、政府側を追及した。
午後には参院でも、文教科学、内閣両委員会の連合審査として開かれる。
イラク首相が勝利宣言 モスルの「イスラム国」掃討 (写真=ロイター) :日本経済新聞
【カイロ=飛田雅則】イラクのアバディ首相は9日、過激派組織「イスラム国」(IS)が支配していた北部の主要都市モスルで勝利し、解放したとする声明を発表した。IS指導者バグダディ容疑者が2014年に「建国」を宣言した最大拠点のモスル奪還により、ISとの戦いは新たな局面を迎えた。
アバディ氏は同日、モスルに入った。イラク首相府は「イラク軍や国民にとって、大きな勝利だ」との声明を発表した。モスルは同国第2の都市で、14年に住民らの反政府運動の混乱に乗じてISが侵入。「領土」を持つと主張するISを象徴し、世界に拡散するテロの資金源となってきた。
イラク軍は米軍主導の有志連合の空爆支援を受け、ISを西部の旧市街に追い込んだ。ISは住民を「人間の盾」に使い、奪還作戦は長期化。残党がなお抵抗を続けているとの情報もある。
今後の掃討作戦はISが「首都」と称するシリアのラッカが焦点となる。米国軍が支援するクルド人勢力がISが潜伏する旧市街に突入しており、IS戦闘員と激しい戦闘を続けている。
いちおう、ブックマーク貼ってみましたけども。
ネットで、イスラム国の記事を探すと、
7月に行われた喫緊の掃討作戦について記事を掲載しているのは、
大手メディアでは、
『産経新聞』と『日本経済新聞』だけです。
方や『政府の太鼓持ち』と言われ、
方や『経済だけしか読むところがない』といわれているメディアですが。
実は、
世界の中の日本をきちんとみつめて、
まんべんなく情報を取り扱っているメディアって、
日本国内では、この2紙だけではないか……と私は思っています。
『産経新聞』はいろいろと主張が偏ってますけどもね。
その主張の部分を取り除けば、
日本人が知っておくべき情報を一通り載せていますよ。
『日本経済新聞』も経済を除けば、
客観的な事実を伝えることに徹している、と思います。
とかまあ、
なんでこんなことを書くのか、といえば。
最近、大手メディアが載せている情報は『政局』についてばかりで。
日本のメディアは本当に、オワコンになってしまったのだなぁ。と。
つくづく、実感しているからでした――
そろそろ、
どこか潰れてくれませんかねぇ。
もう、本当にウンザリです。