まず、
主人公がどこの誰で何をするべき（＝主人公の目的）人間なのか。
それをはっきり提示する。
ヒーローとヒロインが登場し、物語の主題に遭遇する。
また、
ユーザーがそれを理解できるように、
小さな箱庭的空間でオリエンテーリングを実施する期間でもある。
とくに、
なんの世界であるか、冒頭ではっきりとジャンル分けが出来るように提示する。
・現代もの
・ＳＦ
・ファンタジー
・恋愛、ラブコメ
・スポーツ
・ミステリー
・ギャグ
・バトル
これによって、
ユーザーは、ジャンル分けされた作品のお約束を念頭に置きつつ、
作品では語られない世界観を無意識に設定して、独自に補完することが可能になる。
逆に、
物語冒頭でのジャンル設定が上手くいかない（＝作品の内容と齟齬がある）と、
ユーザーは作品世界が理解不能になって、
何を読み取り、楽しめばよいのか、分からなくなる。＞面白くない。
ミステリーにおいては、
この時期に謎が提示される。
ただし、それは表層的なモノで、
物語の真相に関わる謎の端緒＝入り口となるべき位置づけ。
