kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

もうそんな時期なのか――山中伸弥氏にノーベル医学・生理学賞

今日、驚いたニュースは……京都大の山中伸弥教授(50)が2012年のノーベル医学・生理学賞を受賞したことを報じるニュースです。


山中伸弥氏にノーベル医学・生理学賞+(1/2ページ) - MSN産経ニュース 山中伸弥氏にノーベル医学・生理学賞+(1/2ページ) - MSN産経ニュース


こういう分野の受賞というのは、功績のある人たちがたくさんいて、前が詰まっているので。
研究の成果を世に発表してから、20〜30年経ったくらいで、というイメージだったのですけど。
万能細胞の研究が注目を浴び始めたのが、1990年代以降。そこからもう20年も経っていたのですねぇ。
山中教授が、マウスの皮膚細胞に4つの遺伝子を導入することで世界で初めてiPS細胞の作製に成功したのが、平成18年。
同様の手法でヒトの皮膚から作製することに成功したのが、翌19年。
なので、まだ数年前の話だと思っていたのですけど。


さて、この時期、日本人にノーベル賞が送られる、というのは、どんな政治的メッセージがこめられているのかなぁ。
そっちの方が気になりますねぇ。

追記:
ちょっと賞をもらうのが早すぎないか、と思っていたら。やはり異例扱いなんですね。

【山中氏にノーベル賞】画期的治療…異例の早さで栄誉 「万能細胞」研究に革命+(1/4ページ) - MSN産経ニュース 【山中氏にノーベル賞】画期的治療…異例の早さで栄誉 「万能細胞」研究に革命+(1/4ページ) - MSN産経ニュース

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万能細胞の研究では、ES細胞を使ったマウスの遺伝子改変技術が2007年にノーベル医学・生理学賞を受けたばかり。同じ分野の研究が、わずか5年後に選ばれるのは珍しい。山中教授の受賞は「臨床応用で成果が出てから」との見方が強かっただけに、その革新性と将来性が異例の高い評価を得た形となった。

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産経新聞では、将来性が評価された結果、としていますけど。そうかなぁ。
ノーベル賞って、政治利用されるからねぇ。たとえば2010年に中国の劉暁波氏がノーベル平和受賞したこととか。
今回の受賞も。異例だけに裏がある、と思うのですよねぇ。
わざわざ日本人が選ばれた……よりも、もしかすると共同受賞したイギリス・ケンブリッジ大学ジョン・ガードン名誉教授(79)の方が、
本命で、この人に受賞させるために、山中伸弥教授も受賞した。ということなのかも。
考え過ぎかなぁ……

追記2:
共同受賞した、イギリス・ケンブリッジ大学ジョン・ガードン名誉教授(79)のコメント。

「共同受賞の英博士「山中さんのおかげ」」 News i - TBSの動画ニュースサイト 「共同受賞の英博士「山中さんのおかげ」」 News i - TBSの動画ニュースサイト

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山中伸弥教授とノーベル医学・生理学賞を共同受賞することが決まったイギリスのジョン・ガードン博士は、受賞は「山中教授のおかげ」だと語りました。
イギリス・ケンブリッジ大学ジョン・ガードン名誉教授は8日、ロンドンで記者会見を開き、旧知の間柄だという山中教授との共同受賞は大きな喜びだと語りました。
「山中教授におめでとうと言いたいけど、今朝はだいぶ忙しかったからね・・・」(ジョン・ガードン教授)
ガードン教授は50年前、核移植の技術を使ってオタマジャクシのクローンを作成することに成功し、山中教授の研究の基礎を作りました。しかし、当時はその技術を再生医療に活用できるとは思っていなかったといいます。
「今回の受賞は間違いなく山中さんのおかげです。2006年の山中さんの発見によって、1950年代、60年代の私たちの研究が再び注目されるようになりました。私たちの研究の重要性は当時は理解されず、以来、ある意味で眠っていたのです」(ジョン・ガードン教授)
大学進学前は成績が悪く、教師には「科学者になろうなんて馬鹿げている」と言われたというガードン氏。30歳前後であげた研究成果は山中教授らに引き継がれ、79歳となった今、大きな花を咲かせました。(09日03:10)

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追記3:
ここで書いたガードナー教授受賞を本命とする見方で、今回の受賞劇の舞台裏を詳しく推測された人がいました。


なぜ山中さんはノーベル賞を取れたのか? : 大隅典子の仙台通信 なぜ山中さんはノーベル賞を取れたのか? : 大隅典子の仙台通信


いろいろと納得。
西欧だと、宗教と科学の対立って、日本人が感じる以上に激しいものみたいです。