ここ最近、世間を騒がせている、
大阪市立桜宮高校（都島区）の男子バスケットボール部主将が体罰後に自殺した問題について。
当該高校の校長が、校内で体罰を以前から認識し隠蔽していた事実を認めました。
【桜宮高２自殺】バレー部の体罰再発、市教委へ報告せず 校長、事実上の隠蔽認める＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース
リンクは、そのことを報じる産経新聞のネット記事です。
世間を騒がせているバスケットボール部顧問の話とは別の事件なのですけど。
同じ高校で、管理者は同じ校長、ということで。ニュースになったのですね。
うーん、
事件のあった高校では、校長が故意に体罰を不問に付していた、ということですかね。だから、似たような事例がたくさん出てくる、ってことですか。
去年、滋賀県大津市で「イジメ」が事件化して。学校教育が大問題になったのに。
なぜ適切な処置をとらなかったのか。
「イジメ」と「体罰」は別物だから？
「生徒」と「教師」では立場が違うから？
この危機感の無さは、いったいどこからくるのか不思議です。
「イジメ」が刑事事件化して、学校内での暴力行為を刑事事件化するのが、世間一般の常識へと流れが出来つつあった中で、
今回のような体罰が表沙汰になったら大問題と化すのは明らかなのだから。
早めに手を打つべきだったのに。
隠蔽する方向へ進むのですよねぇ。なぜ隠そうとするのでしょうか？
学校教育関係者は、何処の誰も、みんな、都合の悪いことは隠すように、誰かから指示を受けているのでしょうかね？
それとも、やっぱり制度疲労なのかな。
作成する書類ばかりが増えてしまい、オーバーワークで手が回らなかった。とか？
しかし、それで生徒が死んでしまっては、本末転倒だなぁ。
学校という組織が、社会から隔離されすぎてしまっている弊害が、一気に吹き出した、ということですかねぇ。
本来は、教育の独立を守るために便宜を図られていたことが、変な特権意識と歪んだ権利意識を教育関係者に植え付けてしまったのかなぁ。
だとしたら、子供のためによかれと思っていたことが、裏目に出てしまったわけで。悲しすぎるなぁ。
