kg_noguの愚痴日記

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アメリカは当然そう言うだろう――米、「河野談話」見直し懸念 日中双方に自制求める

今日の気になるニュース。


朝日新聞デジタル:米、「河野談話」見直し懸念 日中双方に自制求める - 政治 朝日新聞デジタル:米、「河野談話」見直し懸念 日中双方に自制求める - 政治

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オバマ政権の高官は17日、慰安婦問題で旧日本軍の強制性を認めた1993年の「河野談話」の見直しについて、日本側に懸念を伝えたことを明らかにした。尖閣諸島を巡る日中の対立も「このままでは制御不能な事態になりかねない」との懸念を日中両国政府に伝え、双方に自制を求めたという。
対日関係に携わっている同高官は河野談話の見直しについて、「いくつかの歴史問題は歴史家に任せるべきだ。政治的なテーマとなれば、予期せぬ否定的な結果につながる」とし、「我々は非公式な形で日本側に懸念を伝えた」と語った。
中国機の尖閣諸島周辺の領空侵犯などで自衛隊機が緊急発進したことについては、「我々の日中へのメッセージは、事態の沈静化を求めるということだ」とし、双方に冷静な対応を求めたことを明らかにした。
同高官は、「特に中国が航空機や船舶を送り続けるなら、事故の恐れが現実となる」と強調。一方で、自衛隊機による警告射撃などの対応について「我々は(尖閣上空での)あらゆる行動について非常に懸念している。日中双方に、(偶発的な)事故が制御不能な事態になりかねないとはっきり伝えた」と述べた。

(大島隆)

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これに関連して、以下のような記事も掲載されています。

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オバマ政権の高官が安倍政権に対して、河野談話見直しの懸念を伝えたことを明らかにした。オバマ政権は日本と近隣国の関係悪化が、北東アジア地域の不安定化につながることを強く懸念している。
日韓関係が悪化し続ければ、日米韓の安全保障協力などが停滞し、オバマ政権のアジア重視戦略にも影響が出るからだ。オバマ政権はまた、慰安婦問題を巡って米国内で対日批判が起きることも懸念している。
ニューヨーク・タイムズ紙が今月、社説で見直しを批判したほか、「歴史問題は日韓関係だけでなく、米国にとっての問題でもある」(マンスフィールド財団のゴードン・フレーク所長)といった指摘も出ている。
尖閣諸島を巡っては、自衛隊機や中国軍機が緊急発進するようになったことで、オバマ政権は一層懸念を深めるようになった。同18日に米ワシントンで予定されている日米外相会談では、「尖閣諸島についても協議し、中国に対して明確なメッセージを送る」(同高官)という。
一方で、事態の沈静化を求める立場から日本にも自制を求めており、外相会談では日中間の対話の進め方についても話し合う。
同高官は「安倍晋三首相の訪米時には環太平洋経済連携協定(TPP)や普天間移設などで進展があるようにしたい。前向きな機運が必要だ」と指摘し、日本側が希望している安倍首相の訪米前に、日韓関係や日中関係で進展があることが望ましいとの考えを示した。

(大島隆)

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さて、この記事を読んだ人のコメントを見てみますと、
アメリカが、中国・韓国の立場を支持し、安倍政権の歴史修正・河野談話修正に異議を唱えることを、快く思っていない人が多いみたいです。
でも、朝日新聞が記事を掲載した真意はともかく、
私としてはアメリカからこういうコメントが出てくることはしごく当然の結果で、きわめて建設的な話だと思っています。
韓国が20年かけて世界中に広めたデマを、。訂正する努力を十分にせずに、とにかく結果だけ安易に求めて1ヶ月やそこらで、ちゃぶ台を引っ繰り返しても。
周囲は日本の主張を十分に理解することが出来ず。摩擦が発生し、大きく混乱することは避けられません。
だから、アメリカが混乱と摩擦を避けるために、日本が拙速に結果を求めることに対して自制を要求する心情は理解できます。
日本としても、ここまで20年近くも世界中の誤解を解くための大した努力もせずに問題を放置してきた、責任の一端があるわけですから。
周辺国の混乱を避けるために、ある程度の配慮が必要でしょう。
アメリカやヨーロッパ、東南アジア、AESAN諸国の理解を得るために十二分に努力するべきです。

できれば、政府が主導するのではなく。
内閣官房機密費から、櫻井よしこが主催するシンクタンクにでも支援金を出して。従軍慰安婦問題の歴史事実を啓蒙するロビー活動を繰り広げてもらうのがいいのではないか、と思います。


とにもかくにも、拙速に結果だけを求めて。
周囲の反発を無視して、独善的に正義を主張するのだけは避けないとね。
お隣のヤクザ国家の真似をするようなゴリ押ししても、何もいいことありませんよね。