いつもの話――ニューヨーク州上院が決議採択「慰安婦強制は犯罪」

久しぶりに、朝鮮日報日本語版サイトから記事をピックアップ。

Chosun Online | 朝鮮日報　ニューヨーク州上院が決議採択「慰安婦強制は犯罪」

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記事入力 : 2013/01/30 15:00

【ニューヨーク聯合ニュース】米ニューヨーク州上院が２９日、旧日本軍の従軍慰安婦は犯罪だとする内容の決議案を採択した。
同上院ではこの日、第２次世界大戦当時、旧日本軍により強制的に慰安婦となった人々の苦痛と犠牲に寄り添う内容の決議案を満場一致で採択した。今月１６日にトニー・アベラ上院議員が発議してから２週間で採択に至った。
米州議会レベルでの慰安婦決議案採択は１９９９年のカリフォルニア州下院に続き２例目で、州上院では初めて。
ニューヨーク州上院は今回の決議で「第２次大戦当時、２０万人の女性が慰安婦として強制動員された。昨年６月にニューヨーク州に建てられた『第２の慰安婦碑』は慰安婦たちの苦痛を象徴し人間性に反する犯罪行為を思い起こさせる象徴物になった」と主張。また犠牲になった慰安婦に敬意を表するとした。
当初、上院に提出された決議案には「日本政府の謝罪を要求する慰安婦生存者たちを支持する」という内容が含まれていたが、「国際問題には介入しない」という州議会規定によりこの部分を削除した修正案が採択された。
同決議案を発議したアベラ議員は「元慰安婦のハルモニ（おばあさん）に直接会ってから慰安婦が人身売買で犯罪行為であり、日本政府が謝罪し責任を取るべき問題だと考えた」と主張し、事実究明と人権レベルでの慰安婦問題解決を訴えた。
同決議案を主導した韓米公共政策委員会のイ・チョルウ会長は決議案採択に満足感を表した上で、同州下院にも慰安婦決議案が上程されているため「下院でも決議案が早急に採択されることを期待する」と話した。
イ会長は「慰安婦問題は韓国と日本だけの問題ではなく、普遍的な人権、特に女性の人権と人間の尊厳に関わる問題だ」と強調した。
今回の決議案採択過程では州議会議員らに、慰安婦の強制性を否定する内容の電子メールが送られるなどの妨害行為があった。
ＮＨＫなど日本のメディアも決議案採択について取材した。
ニューヨーク州上院に次いで米連邦議会下院は既存の慰安婦決議案を補強する「第２の慰安婦決議案」を採択する動きを見せている。
米連邦下院は２００７年７月に慰安婦決議案を採択後、変わったことは何もないとして決議案をあらためて採択する方針だ。

聯合ニュース

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はるか海の向こう、アメリカで、ニューヨーク州上院が「従軍慰安婦」に関する決議案を採択したことを奉じる記事。
ネット上に寄せられたコメントを見ると、腹を立てている人が多いようですが……まぁ、当然の結果かなぁ。とは、個人的な感想。
２００７年に米連邦下院が似たような慰安婦決議案を採択しているのですけど。それから日本が国外に向けて何かしたのか……というと、とくに何もしてません。
別に韓国の要求する賠償に応じる必要はないのですよ。
慰安婦の生活を保障する必要もないでしょう。
いまさら、謝罪を繰り返すのは無意味だと思いますし。
でも、「河野談話」にばかりこだわるのも、間違いだと思うのですよねぇ。

なんの積み上げもナシに、
一度は発表した談話を撤回することは、諸外国の視点で「何か都合の悪いことを隠そうとしているのではないか」と取られてしまいますよね。
「河野談話」を修正する前に、
まず「従軍慰安婦学会」なるものでも作り。座長は「桜井よしこ」あたりにでもお願いして。
左巻きのイデオロギーのための史実ねつ造ではなく。
純粋に学問として、「慰安婦」の事実解明研究を進めるべきです。
そうして、歴史的事実を明らかにして。そこまでしたら、ようやく「河野談話」に手をつける環境が整った、と言えるのではないでしょうか。
いま「従軍慰安婦問題」について、日本人と日本政府が為すべきことは。
韓国のプロバガンダに対抗することではなく。
「慰安婦」の歴史的事実を明らかにすること。

たとえば、今回とりあげた記事の中では、「慰安婦」に２０万人もの女性が動員された。となっていますが。
戦争中に２０万人の女性を強制動員することが、果たして可能なのか？
それだけの女性を、戦場へ輸送、そこで勤務させてれいば、当然なんらかの痕跡が残るはずなのだが。
痕跡は日本軍の中だけではなく。
日本が占領していた土地を奪還したアメリカ軍、中国軍、ソ連軍にも、当然、大多数の女性が輸送された情報が残っているはずだし、
捕虜として拘束された記録なども残っているはずだろう。
しかし、これまで記録されているのは、２０万人も動員されたにしては、数が大変少なくて。
いったい「２０万人」の女性は、どこから出てきて、どこに消えてしまったのだろう？
そういうことを明らかにするのが、日本人の責務ではなかろうか……？

アメリカの公文書の記録を追跡調査してまとめて、本を出版してみるとかね。
タイトルは『消えた２０万人の慰安婦』とか。