kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

韓国の為替に対する姿勢を知りたかったのだけど――貯蓄銀行2行に営業停止措置

昨年のロンドンオリンピック独島パフォーマンス以来、
ちょくちょくチェックしている、朝鮮マスメディアの日本語版。
最近は、『円安』ならぬ『ウォン安』について、どのような見解を表明しているのか知りたかったのですけど。
出てくる記事は『円安許すまじ! 円安やめろ!』の大合唱だけで。
異様とも思える『ウォン安』加速については、ほとんど触れてないのが韓国クオリティー
自国の為替操作を煙に巻くために、『円安』を殊更わめき立てて『ウォン安介入』から目を逸らそう、という作戦らしいです。
というのも、2月というか1月下旬からのウォン−ドル相場の動きが明らかにおかしいのですよねぇ。



今日、2月17日朝8時すぎまでのウォン−ドル為替チャートです。
画像は右下が、日足、つまり一日ごとの変化なのですけど。
たしかに、ここ最近の為替相場の流れは東アジア・新興国通貨からドル、ユーロへとシフトしつつあるのですが。
ここまで露骨な動きはしていないですよ。
ワロス曲線が復活か!?
ってことのようですね。
これから先、どのように動いていくのか楽しみではありますが。
その一方で。
こんな記事が出ていたりして。


Chosun Online | 朝鮮日報 貯蓄銀行2行に営業停止措置 Chosun Online | 朝鮮日報 Chosun Online | 朝鮮日報 このエントリーをはてなブックマークに追加

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記事入力 : 2013/02/16 08:45

金融委員会は15日、臨時会合を開き、ソウル貯蓄銀行、嶺南貯蓄銀行の2行に対する営業停止措置を決定した。これにより、2011年1月以降に破綻処理された貯蓄銀行は26カ所に増えた。
ソウル貯蓄銀は昨年9月に法定管理(会社更生法適用に相当)を申請した熊津グループの系列企業で、嶺南貯蓄銀は昨年5月に破綻処理された韓国貯蓄銀行の系列企業。
両行は昨年末から破綻処理の対象になるとみられていたため、預金者保護を受けられない5000万ウォンを超える預金者は、ソウル貯蓄銀が約70人、嶺南貯蓄銀は4人にとどまる。限度超過分の預金合計はソウル貯蓄銀が7000万ウォン(約605万円)、嶺南貯蓄銀が270万ウォン(約23万円)となっている。
ただし、預金者保護の対象にならない劣後債への投資者は、ソウル貯蓄銀で260人、100億ウォン(約8億6000万円)相当、嶺南貯蓄銀で390人、199億ウォン(約17億2000万円)相当に上る。金融委関係者は「劣後債貯蓄銀行側が投資リスクに対する説明を適正に行わなかったという事実が立証された場合に限り、一部補償を受けることができる」と説明した。
両行は預金保険公社が運営するイェジュ貯蓄銀行、イェソル貯蓄銀行に吸収され、18日から営業を再開する。一方、経営難で社屋売却などによる経営再建を進める新民貯蓄銀行は14日、店頭市場コスダックでの上場廃止が決まった。

李陳錫(イ・ジンソク)記者
朝鮮日報朝鮮日報日本語版

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韓国政府の広報紙たる、朝鮮日報が掲載する記事ですから。
韓国政府が国民へ向けたメッセージなのでしょうけど。どう解釈するべきなのか?

・弱小銀行の破綻が進んでいますが、規模はそれほど大きくありませんので心配入りません。
・少数の高額預金者以外、大多数の預金者は政府が保護しますので安心です。
劣後債は保護の対象とはなりません。

というところでしょうか?
2011年1月以降から、ということですからざっと2年間で26行の銀行が破綻処理となった、という数字は大きいのでしょうか?
それとも平常値の誤差範囲なのですかね。
どうなんだろう?
「日本はどうなのかな」と思って、「2011年から 銀行 破綻処理」でネット検索してみました。すると……


http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/ginkou_wg/siryou/20121112/02.pdf


こんなの出ましたけど。
金融庁の資料なのだけど。表紙が簡潔すぎて。いつ、なんのために発表された資料なのか。よくわかりません。
金融庁のホームページから、資料をたどって。銀行破綻件数の資料も探そうと思ったのですけど。
公表物のリンクタイトルに、検索で引っかかった資料らしきものが見当たらず……というか。資料の点数が多すぎて、全部中を見て探すのが面倒なのですよ、コレは。
うーん、使いづらい。
ワード検索くらい導入してほしいなあ。
ところで、検索でひっかかった資料って。後半のページは「未定稿」って印字されているのですけど。
こういう資料って公開している物なのですかね。
その辺の確認もしたくて、いつ、どういう経緯で公開されたものか確認したかったのに。
サイト検索しづらすぎです。