kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

たぶんこれが今後のターゲットレンジ――「ウォン高・円安は長期化」=韓国シンクタンク

今日の気になる記事ですが。
またも、朝鮮日報日本語版から。リンク張りました。


Chosun Online | 朝鮮日報 「ウォン高・円安は長期化」=韓国シンクタンク Chosun Online | 朝鮮日報 Chosun Online | 朝鮮日報 このエントリーをはてなブックマークに追加

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【ソウル聯合ニュース】韓国の民間シンクタンク、LG経済研究院は6日に発表した報告書で、昨年下半期に始まったウォン高・円安の流れは長期化するとし、2015年ごろには100円=800ウォン水準までウォン高が進む可能性もあるとの見方を示した。
同研究院は、経済協力開発機構OECD)が算出する購買力平価(PPP)レートを基にウォンと円の動きを予測した。
PPPレートとは、二つの通貨の購買力が等しくなると想定される為替レートを指す。韓国で1000ウォンの商品が日本で100円なら、PPPレートは100円=1000ウォンとなる。
これに基づくと、昨年のウォンのPPPレートは1ドル=830ウォン、円は1ドル=108円。ウォンと円の為替に換算すると、100円=770ウォン水準だ。現在、100円=1100ウォン台後半を推移している実際の為替と比較すると、ウォンは低評価、円は高評価されていることになる。
LG経済研究院は、このままのスピードでウォン高・円安が進む場合、国際通貨基金IMF)の物価見通しに照らすと2015年ごろに実際の為替がPPPレートに近づくとみている。
また、韓国経済の巨額の経常収支黒字と外国資本流入の可能性がウォン高を、日本銀行の追加金融緩和や円キャリー取引の拡大などが円安を進める要因になると指摘した。

聯合ニュース

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聯合ニュース」からの転載記事です。会社の性格は異なりますが、日本で言うところの「共同通信社」みたいなものでしょうか。
ここは、世界各地の特派員からニュースを配信しています。今回の記事はソウルからです。
ざっと、今進行している円安・ウォン高に関するシンクタンク、という名を借りて韓国政権の見通しを語ったものらしいです。
端的に数字を並べた、あっさりした扱いの短い記事なのですが……私個人的には、かなり重要な情報だと見てます。
というのも、この朝鮮日報って韓国政権が政策決定する過程での重要情報をすっぱ抜くことが、過去たびたびあったので。
特段スクープ扱いしたりはしないのですけど。後から見ると韓国政府の動向そのままを情報にして先行公開していた、記事が散見されるのですよね。
私としては、韓国政府の意向に沿って意図的に情報をリークして、読者を操作しようとしている記事を集めて掲載しているのだと、睨んでいるのですけど。
今回取り上げた記事も、ソースは聯合ニュースですけど。その手のたぐいではないか、と思っています。
LG財閥は韓国大手として政府にもかなり食い込んでいるところですしねぇ。
で、その内容が為替レートについてなのですが。
これ、多分、今後の為替ターゲットレンジですね。
それも韓国の目標レンジ、というだけなく。
おそらく、日本、米国、EU、中国などG20あたりで流れた情報も踏まえた上での、当面合意されている為替レンジ、ではないでしょうか。
2015年という数字については、多少操作しているかもしれませんけど。
「円安・ウォン高は世界で容認されて回避できません、無理!」という韓国政府の白旗宣言、ってところですかね。

日本人の私として気になるのは「1ドル=108円」という数字が掲載されていることです。
でっかい爆弾ですねぇ。
ここまで一気に円安が進むには……TPP参加が前提条件なんだろうなぁ。
日本政府は、今の参加交渉を何が何でも締結まで持っていく腹づもりなのか。
日本国内の金融資産の保護はどうなるのだろう? 郵貯は解体するのか?
国民皆保険は、アメリカも設計し始めたので。このまま残されるのかな。
それよりも、年金制度が事実上破綻しかかっているので。この後、段階的に解体して、資金を民間に移行するつもりなのでしょうかねぇ?
その資金がアメリカへの手土産となるのかなぁ。
いろいろと妄想が尽きませんねぇ。