kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

橋下市長の一連の騒動について思うこと――従軍慰安婦問題について

ここ最近、ちょっと気になるニュース。
北朝鮮に電撃訪問した、飯島勲内閣官房参与の話と。
それからこちらです。


【橋下氏慰安婦発言】風俗業活用「不適切だった」 橋下氏、“封印”を表明 - MSN産経ニュース 【橋下氏慰安婦発言】風俗業活用「不適切だった」 橋下氏、“封印”を表明 - MSN産経ニュース


うーん、何というか「うまく嵌められてしまったなぁ」というのが、元となる実際のインタビュー、橋下氏のコメントを録画で視聴した感想です。
この一連の騒動の元になる発言が出たときの会見、記者によるインタビューと橋下市長の答弁を文字起こししたサイトがありましたので。
リンクを貼っておきます。


橋下徹大阪市長「米軍の風俗業活用を」はいかなる文脈で発言されたものか(2013年5月13日) | SYNODOS -シノドス- 橋下徹大阪市長「米軍の風俗業活用を」はいかなる文脈で発言されたものか(2013年5月13日) | SYNODOS -シノドス-


ユーチューブにあたって動画も見ましたけど。
橋下市長が積極的に話している、よりも。記者が積極的に重箱の隅をつつくような質問を次々に立て続けに投げてきて。
橋下市長がそれについて持論を述べる、
その一部、「モンスター」の印象を与えるような言葉が抜き出しされて、つなぎ合わされて。
その様子がよく分かるようにまとめられているサイトもあったので、一緒にリンクを貼っておきます。


検証!朝日新聞(NYT)マッチポンプ「従軍慰安婦」報道 - 木走日記 検証!朝日新聞(NYT)マッチポンプ「従軍慰安婦」報道 - 木走日記


リンクを貼った、この人のサイトもよく見に行くお世話になっているサイトなのですけど。
以前は、内容を批判したこともあったところです。今回は一連の騒動をうまくまとめた良い記事だと思います。

で、これらを見て思うのは「従軍慰安婦問題」は明らかにマスコミと一体化した「利権」になっているなぁ、と。
かつても「捕鯨問題」と同じように。反対活動のウラで、巨額の資金が動くのでしょうねぇ。
従軍慰安婦問題」を書き立てるマスコミは、いわば「シーシェパード」みたいな活動をしているのでしょう。
じゃなければ、わざわざ世界中のマスコミがこんなローカルな発言を即座に取り上げたりしませんよ。
……まあ、国政の第三党と目される野党の党首発言。ではありますけど。
その「歴史認識」にだけ、どうしてそこまでこだわるのか。
落ちぶれたとはいえ、かつての政権与党:民主党には、うんともすんとも……ぶら下がり取材すらないのにねぇ。

そして、「従軍慰安婦問題」が一部マスコミが関与する世界規模の利権問題であるならば。
今回の一連の騒動を見ていて、日本はそういう利権団体に対するには、「従軍慰安婦」問題について個別論として正当化しよう、という意識が強すぎるの、だと。
それが、この問題の本質を見失わせているのではないか。という思いを強くしました。
以前からも漠然と感じていたのですけど。
実際の所、当時具体的に何があったのか。
そして、その問題は日本だけの特殊事例なのか? それとも他国でも同様の事があったのか?
他国で同様の事例が会った場合、その国ではどのように対処しているのか? 日本の対処とどう違うのか?
この辺の体系的な研究が不十分で、依然として日本の「従軍慰安婦」は日本だけの特殊ケースとして、事実究明を続けているから。
アメリカやヨーロッパの利権屋たちは、自分たちには無関係の事件として。
安全な場所から堂々と日本を非難して、利益を吸い上げているのではないかなぁ……という思いが、以前から強かったのですよ。
今回の橋下市長の発言を聞いていると、彼も同様の思いがあるのか、
日本の「従軍慰安婦」は日本だけの特殊ケースではなく。近代、現代の戦場において、いたるところで見られた、
一般的な事例ではないか、という意見を披露したのですけど。
この点が今までの彼の一連の答弁(強制性の有無)と、いささか趣を別にした、今回の答弁の重要なポイントだったのですが。
マスコミは、その点について、すっぱりカットして。まったく触れず――というか、なかったことにして。
まったく従来の文脈(従軍慰安婦の否定)のまま、橋下市長を非難しているのですよねぇ。

たぶん、今回の橋下市長が提起した新しい観点は、「従軍慰安婦」を銭ネタにしているマスコミにとっては非常に都合の悪い内容なのでしょうね。
日本としては、この点について政治家が主張するのではなく。学問の分野できちんと研究をすすめて、
近代、現代戦における慰安婦の実態と各国の扱い、補償について。その中で日本の太平洋戦争における事例が特殊性があったのか。はっきりとした事実を突き止めるべきです。
その上で、政治家が「それはアメリカの〜〜という事例を元に、我が国の同様の対応をさせてもらっておらります」「イギリスの〜〜という凡例にならって、個別に対応させてもらっております」と答弁するのが、
ベストではないかなぁ。と。
「日本は、悪くないんだ。日本の従軍慰安婦は特別なケースではないのだ」と訴えるよりも。
ずっと効果があると思うのですけど、なぜそうしないのかなぁ……
今、政治に必要とされていることは、そのための研究を支援することだと思うのですけどねぇ。
追記:
後から、橋下市長がアメリカ政府関係者の批難コメントに対して反論してますけど。
日本のマスコミの前で反論しても意味がないのではないかな……と思うのは私だけでしょうか?
日本のマスコミが橋下市長の言葉を律儀に記事にすることは、ありえないし。
まして、
アメリカ人が日本の記事を、しかも自分が非難されている内容をわざわざ読んだりすることなんて、ありえませんし。
本気でアメ公とやり合うつもりなら。
英語の反論スピーチ動画をユーチューブに直接アップするのが最善策、だと思いますけどね。
……日本語字幕をツケルとなおヨシです。
日本の政治家は、アメリカのマスコミに悪口書かれたら、マスコミを間に挟まず自分の肉声を直接世界に届けて、反論するべきだと思います。
そうすることで、マスコミの印象捜査による本来ならあり得ない誤解、受けなくてもよい糾弾を減らすことができる、と思うのですけど。
インフラは十分そろってきていると思うのだけど。なんで、そういう行動を起こさないのかなぁ。