最近某所で話題の……というか、某所で話題であったものが全国的に拡散してしまい、
炎上から、全焼にまで至ってしまったアルバイト炎上事変のおまとめサイトです。
この件については、各方面から色々と言われているのですが。
意見の落ち着く先は、
結局、こういうバカは今に始まったことじゃなくて。昔から一定の割合が存在していたのだけど。
昨今のＳＮＳの発達で、『バカ発見器』とも揶揄されるツィッターなどのメディアが深く考えもせずに利用されることで、
従来の愚行が可視化されただけなのだ。
という結着になりますねぇ。
その辺は、こちらのブログにうまくまとめられております。
内輪の悪ふざけを公開して炎上するのは何も特別なことではない - 最終防衛ライン２
あと、個人的に気になった点として、
・ガラケーとスマフォの違いが分かっていない。
・問題写真をネット公開した、その後の情報が社会的にあまり取り上げられていない。
事件の取り上げ方が不足している。
というところを付け加えておくべきかな。と思います。
まず最初の点ですが。
今回の事変、ツィッターに問題写真を掲載して炎上している、その当時のツィートを見ていますと。
某所で魚拓取られた物とかも、探せば残っているのですけどね。
ほんとどガラケーの『写メ』同様の感覚で送信しているのが見て取れるのです。
でも、ここに大きな誤解があって。
ツィッターっていうのはＰ２Ｐではなくて、巨大な掲示板なんですよね。
『写メ』ではなく、某２チャンネルみたいな巨大掲示板に写真をアップする行為と同義なわけです。
ところが、事件の当事者がスマフォをガラケーの感覚で使っているので、その辺の違いを理解できていなかったみたいなんですねぇ。
推測ですが、今回の当事者が同じ写真を某２チャンネルにアップする場合には、顔を加工して背景も加工して身元バレを極力防ぐなり。
そもそも、炎上を恐れてそんな暴挙に出なかったのではないでしょうか。
そう考えると、スマ−トフォンの使用に対して情報教育が不足しているのではないかなぁ。と思うわけです。
まあ、見た目同じ携帯電話ですし。同じ感覚で使いたくなるのも分かるのですけどね。
この点は、明らかに親・家庭での教育不足だと思います……というか、
親の世代がスマフォとガラケーの違い、リスクを分かっていないんじゃないかなぁ。
次に２点目ですが、、
最近、ＳＮＳ全盛のご時世になったので、
やたらと面白動画をマスコミが取り上げて盛り上がっているのですけど。
これらの負の側面に対する報道が、圧倒的に不足しているのではないかなぁ。と思います。
ちかいところでは、似たような事件として、
ＵＳＪでの騒乱写真をアップした神戸大学生もいましたね。
こちらは、今や警察の捜査を受けるご身分です。
面白ネタとして取り上げられた結果がどうなるのか、そういう社会的な制裁が加わる事実報道が、
メディアにほとんど取り上げられていない、
メディアがネタとして取り上げる、功の面ばかり拡散して、
その結果、社会的な制裁を受けてしまう、負の面もあることがきちんと情報として拡散していない。
片手オチの情報偏在、の影響が出てきているのではないかなぁ。
とも思ったりします。
なので、この一連の事変、今は目新しいので面白がって取り上げられているだけで。
すぐにネタとしての賞味期限が切れて、忘れ去られるのでしょう。
その意味でも、今回、炎上した人たちはバカでしたね。
