kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

がんばれ自衛隊――「友達作戦」本格展開へ 海自、比レイテ島に到着

昨日の産経新聞の記事です。
産経新聞は、バリバリ保守を標榜しているだけあって、今回の自衛隊フィリピン派遣記事もこまめに載せてくれるので、重宝します。
朝日とか読売とか大手だと、ウンともスンとも言わないからなぁ。


「友達作戦」本格展開へ 海自、比レイテ島に到着 - MSN産経ニュース 「友達作戦」本格展開へ 海自、比レイテ島に到着 - MSN産経ニュース

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2013.11.22 20:26
【セブ(フィリピン中部)=吉村英輝】台風30号で多数の犠牲者が出たフィリピン中部レイテ島の東方沖に22日、救援活動を行う海上自衛隊の艦艇3隻が到着した。自衛隊は今回の救援活動を「サンカイ(現地語で友達の意)作戦」と命名。海外の被災地支援としては過去最大規模となる約1180人態勢で、物資輸送や医療・防疫活動を本格化させる。
3隻は海自の護衛艦「いせ」、輸送艦おおすみ」、補給艦「とわだ」で、陸上自衛隊の大型輸送ヘリコプターやトラックなどを搭載している。機材整備を経て、25日にも救援物資の輸送や医療チーム派遣を開始する。今も交通が遮断されている被災地での救援活動も想定している。
援助部隊を指揮する海自第4護衛隊群司令の佐藤寿紀海将補は22日、「いせ」から艦載ヘリコプターでセブ島のマクタン基地を訪れ、フィリピン中央軍のロイ・デベラトルダ司令官と意見交換した。会談後、佐藤海将補は記者団に「少しでも早く日本の高品質な援助活動を提供できるよう尽力する」と決意を述べた。
フィリピン国家災害対策本部は同日、台風による死者数が5209人になったと発表した。

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まあ、それはそれとして。
ここで出てくる護衛艦の「いせ」って、一時期隣国=特亜3国と言われる国から、ヤイヤイ突き上げをくった、航空母艦型(ひゅうが型護衛艦の2番艦なのですよね。
これが海外派兵というか、フィリピンに災害救助に赴くって建前ですけど。
国外に出航するだけも、実はかなりの大問題のはずなんですけど。
しかも、一部の映像ではアメリカのオスプレイの着艦、離艦場面があったらしいですし。
記事の扱いは小さいなぁ……もしかしたら、軍機扱い事項が多くてニュースにできないって事なんでしょうか。


安重根」の問題よりも、こっちの方が実は大きな問題だと思うのですけどね。
韓国はバカみたいなことで騒いでいるというか……いや、この問題を取り上げられないために日本政府がうまく韓国世論を焚きつけてコントロールしているのかな。
あと、中国政府がこの問題についてほとんど取り上げていないってことは、
マスコミに向けに「反日」パフォーマンスをきどってますけど、本音ではかなり日本に対して軟化してきている証左ではないかな。
……ただ、国内問題が忙しすぎて、対日軍事問題まで火を付けて回れない、ってだけかもしれませんけど。
それならそれで、
日本にも付け入る隙があるわけで。

そういう、もろもろの事を考えも、今回のフィリピン救援活動については、もっと詳細なニュースが知りたいところなんですけどねぇ。
日本のメディアは、本当に役に立たないなぁ。
ニュースの価値が分かっていない人ばかりになってしまったんだなぁ。



いまのところ一番分かりやすい記事はこれですかね。
日本の自衛隊、フィリピン救援活動を開始 - WSJ.com 日本の自衛隊、フィリピン救援活動を開始 - WSJ.com

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【タクロバン(フィリピン)】日本の自衛隊20日台風30号で大きな被害を受けたフィリピン中部レイテ島で国際的な救援活動に加わり、同島の中心都市タクロバンから避難する市民を空輸した。アジアにおける影響力拡大を狙ったもので、第2次世界大戦で旧日本海軍が壊滅的な敗北を喫したレイテ島の戦闘現場近くでもある。
海上自衛隊の艦船3隻も22日に現地に到着する予定で、既に空輸活動を開始している航空自衛隊に合流する見通しだ。自衛隊の海外救援活動としては最大級になる。
米軍は既に、大規模な緊急部隊を派遣して台風で被害を受けた人々の救援に当たっている。また中国政府は20日、各種の援助活動、とりわけ海軍の病院船を派遣すると発表した。中国は当初、フィリピンへの復旧支援に十分な措置を講じていないとして国内ソーシャルメディアで批判されていた。
中国、米国、そして日本は、戦略的に重要で鉱物資源の豊富な南シナ海で自国の影響力を行使しようと競っている。南シナ海では、中国はフィリピン、ベトナムとの間で海上の島や環礁の領有権で争っている。日本自身も中国との間で尖閣諸島(中国名は釣魚島)の領有権で争っており、フィリピンなど中国のライバル国への支援を強めている。
日本国際問題研究所海上安全保障問題専門家、小谷哲男氏は「(日本の自衛隊の)フィリピン派遣は、中国をけん制することにもなり、同時に日本と米国の軍事力を誇示する良い機会になる」と述べた。
小谷氏は、このような規模の災害救援活動は、戦争中に行われるのと同じ軍事作戦を伴うと指摘している。同氏は「命令と管理、緊急対応、捜索、そして救援。それは基本的に戦争と同じで、実弾を発射しないだけだ」と語った。
日本の軍隊がフィリピンで最後に大規模に展開されたのは、第2次世界大戦中だった。日本軍は戦争中、米国や他の連合国とともに日本と戦っていたフィリピンを占領した。大戦中、最大の海戦はレイテ島水域で展開された。1944年10月のレイテ湾の戦い(レイテ沖海戦)がそれで、日本海軍は、米国とオーストラリアの連合軍と戦った。
タクロバンに住むコラソン・ビノヤさん(56)は「わたしが小さい頃、祖母が大戦中の日本軍の占領の様子を話してくれた。祖母は日本人を非常に恐れていた」と述べた。
しかし「それも全て終わった。わたしは日本の軍隊(自衛隊)が救援活動に参加することについて、何もネガティブ(後ろ向き)なことは感じていない」と付け加えた。
22日にフィリピンに到着する予定の海上自衛隊の緊急援助部隊は、護衛艦輸送艦、補給艦の艦船3隻とヘリコプター8機で構成され、救援の手がまだ届いていない遠隔地に緊急物資を運ぶ。
日本による救援活動は、自衛隊員1000人以上が参加する見通し。それは、南シナ海で領有権を主張する中国に抵抗しているフィリピンなどとの連携強化を狙った日米両国の努力の反映でもある。日本の行動はまた、インドネシアミャンマー、インドのほか、フィリピンとの経済関係強化という目標をも反映している、とアナリストはみている。
自衛隊の広報官は、任務の中心は、台風の被害を受けた人々を、たとえ一時的にであれ、別の地域に移動するのを手助けすることだと述べた。日本のC-130輸送機は20日、最初のフィリピン人避難民をマニラに運んだ。一方、もう1機は燃料をセブからタクロバンに運んだという。
同広報官は「町が再建するまで人々が避難するのは何も悪いことではない」と述べ、「多くの人々にとって、被災地で生活し続けるのが困難というだけだ」と語った。
一方、米軍は大々的な部隊を派遣しており、日本や中国のそれを圧倒的に上回る。現在9000人近くの米兵が救援活動に参加している。このうち海兵隊員は1800人、海軍の水兵が7000人だ。

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日本の自衛隊が大規模派兵とか騒がれていますけど、米軍のそれとはケタ違いというか。
アメリカはやはり圧倒的で、大国なんだなぁ。と思います。
それに比べて、中国のお寂しい事よ……
やっぱり、中国は市場があっても、リーダーシップを取るのは難しいんじゃないかなぁ。