kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

韓国よりも中国の意図が気になる――【安重根記念館】消極姿勢一転、中国「反日の聖地」へ攻勢 韓国とは温度差も

韓国が非常識というか、日本とは常識が異なる国家、国民なのは、今に始まったことではないので。
今さら、何をしようと言おうと驚くには値しないのですが……腹が立つことを許容するつもりはないですけど。
そんな些細なことよりも、
去年末から今年に入っての、中国の攻勢の方が気になるのです。


【安重根記念館】消極姿勢一転、中国「反日の聖地」へ攻勢 韓国とは温度差も+(1/2ページ) - MSN産経ニュース 【安重根記念館】消極姿勢一転、中国「反日の聖地」へ攻勢 韓国とは温度差も+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

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【北京=川越一、ソウル=名村隆寛】中国黒竜江省ハルビン駅に初代韓国統監の伊藤博文を暗殺した安重根(アン・ジュングン)をたたえる「安重根義士記念館」が開館し、石碑建立を求めた韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の直訴に中国の習近平国家主席が応えた形となった。韓国政府が記念館を「反日の聖地」とし、慰安婦問題を含む歴史認識問題で対日攻勢をさらに強めるのは確実だが、中国外務省は開館を大々的に発表しておらず、中韓の温度差をうかがわせた。
韓国外務省が開館を発表すると、韓国メディアは19日夕のニュースで一斉に報じた。一方、中国側は国営新華社通信が「外交ニュース」として淡々と伝えるにとどめた。
同通信は、安重根を「朝鮮半島の近代史上、著名な独立運動家」「反日運動に身を投じた」と紹介している。開館式であいさつした黒竜江省の孫堯副省長は「歴史を心に刻み、過去を反省し、未来を展望することが目的だ」と述べて直接の日本批判は避けた。
もともと中国側は記念碑などの設立に消極的だったとされる。北東アジア史を専門とする中国人学者は、異民族の要人暗殺をたたえることで、チベット新疆ウイグル自治区の治安に悪影響を及ぼす恐れを指摘。抗日戦争で戦死した中国の“英雄”を差し置いて、外国人の記念碑を設置することへの軍人や保守派の反発も懸念されていた。
ハルビン市内の朝鮮民族芸術館内にはすでに2006年7月、「安重根義士記念館」が設置されているが、観覧者の8割が韓国人。漢族の中国人はほとんど興味を持っていないというのが現実だ。
ただ、靖国神社を参拝した安倍晋三首相による一連の歴史問題をめぐる発言などで中国側が日本への反感を強め、消極姿勢から一転してゴーサインを出した可能性も否定できない。
韓国側は、記念館設立を朴氏が求めた石碑からの「格上げ」と宣伝。記念館の開館で中国を味方に付けたと判断し、歴史認識問題で対日共闘に自信を強めているとみられ、今後、中韓が連携して対日包囲網を形成することも予想される。

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去年、韓国のオバサン大統領が中国の国家主席と会談したときに、要請していた、韓国が世界に誇るテロリストの記念館が、
オバサン大統領の要請通りに、
中国に設立されたことを報じる記事です。
この時期に開館したということは、去年から準備がすすめられていたのでしょう。
「歴史問題をめぐる発言でゴーサインを出したのでは?」と記事に書かれていますが、一時展示ならともかく、
常設記念館の設置となれば、それなりの時間が必要ですから。
オバサン大統領の要請を受けてから、許可が出て、コツコツと準備が進んでいた、と見るべきではないでしょうか。
中国首脳部の日本への反感が強まった、というのは、むしろ昨年末の安倍首相靖国参拝を受けての、ここ最近の騒動による印象で、
この記念館については、
中国の韓国取り込みカードとして、昨年の早い時期から動いていた、と見るべきだと思います。

そして、私は、この中国の態度が、
昨年の北朝鮮での張氏の電撃処刑につながったのではないか、と見ています。
北朝鮮を支援するはずの中国が韓国とも手を結ぶ、
そんな優柔不断な中国の態度に、危険なモノを感じ取った北朝鮮の首脳部が、中国と繋がりの深い張氏が国内での影響力を伸張することをヨシとしなかった結果が、
あの電撃粛清となったのでしょう。
そして、中国の最近の「反日」外交、とくに太平洋戦争の日本の侵略をことさら強調する態度は、
この北朝鮮の離反という極東アジア外交の失敗を回復するべく、
『かつての軍国主義日本の復活』という共通の敵とことさら強調することで、
北朝鮮と韓国の両方に影響力を強めようとする、
中国の外交戦略というわけです……まあ、あまり巧くいっているようには見えませんが。


となると、これからの展望ですが。
キーとなるのは、韓国ではなく、北朝鮮の動向になると思います。
日本政府においては、韓国の妄動に惑わされることなく、
中国と北朝鮮の動向をしっかりと見極めて、対応してほしいですね。