今日の気になるニュースは、よく見にいく朝鮮日報日本語版のこの記事です。
日本人の私には、かなりショッキングな話なのですけど。
ただ、他に同じ内容を掲載しているメディアが見当たらず。
ネットで検索しても引っかからないので。
朝鮮日報の記者が勝手に『言葉を意訳』した可能性も捨てきれない……そういう内容の記事です。
Chosun Online | 朝鮮日報 「慰安婦は忘れられたホロコースト」韓国外相が国連で演説
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記事入力 : 2014/03/06 08:40
安倍政権の問題歪曲を非難
尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部(省に相当)長官は5日、スイス・ジュネーブで行われた第25回国連人権理事会の基調演説で、日本の安倍晋三首相が「河野談話」を見直そうとする動きや、文部科学省副大臣が「慰安婦の強制動員は捏造(ねつぞう)された事実」との発言をしたことについて「歴史的真実に背を向けた、反人道的、反倫理的な行動だ。過去20年間、国連の組織が日本政府に対し求めてきたこと(責任を認める、政府レベルで責任のある措置を講じる、正しい歴史教育など)に真っ向から挑戦するものだ」と述べた。
これまでは外交部で国連関連業務を担当する多国間外交調整官などが提起してきた慰安婦問題について、外交部長官が国連人権理事会の場で直接言及したのは、今回が初めてだ。尹長官は安倍首相らの実名を挙げる代わりに「日本の一部の政治指導者」と表現したが、だれの責任であるか分かるように述べた。慰安婦問題を「忘れられたホロコースト」「日本帝国主義の軍隊によって徴集された戦時性的奴隷の被害者」とも主張した。
尹長官はまた「この問題は韓国、中国、東南アジア、オランダなどの被害国と日本の間だけの問題ではなく、人類共通の普遍的な人権問題であり、依然として残っている現在進行形の問題だ。国連だけでなく、米国やオーストラリア、カナダ、オランダ、欧州連合(EU)などの議会が多数決により、旧日本軍の慰安婦問題解決の重要性や、急務な問題であることを強調している」と語った。
一方、尹長官は演説で、先月に報告書を発表した国連北朝鮮人権調査委員会の活動に対し感謝の意を示し「国際社会は北朝鮮の人権状況の改善に向け、講じられる限りの効果的な措置について早急に議論を始めるべきだ。全ての国家が、強制送還の禁止の原則を順守し、脱北者を保護しなければならない」と主張した。
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韓国の外相が、 5日、スイス・ジュネーブで行われた第25回国連人権理事会の基調演説で
かつての日本の慰安婦制度について、
「忘れられたホロコースト」と言ったとか。
最近、韓国が始めた主張ですが……もし公式にこのような発言が本当にされた、のなら。
私としては、諸手をあげて喝采を送るのですけどね。どうなんでしょう。
本当に、韓国政府の主張して「ホロコースト」を主張したなら、日本として韓国との慰安婦問題に非常に取り組みやすくなります。
まず、国内の論議を一本化しやすくなります。
「ホロコースト」という言葉を、
「日本人はかつて朝鮮民族を民族浄化しようとした」という日本語にきちんと置き換えれば、
韓国の主張がいかに悪意に満ちたものであるか、はっきりします。
「ホロコースト」とは、つまりそういうことです。
単なる大量殺人ではありません。民族浄化です。
同化政策ではなく、民族根絶政策です。
そして、このように韓国の主張をはっきり言葉にすれば、
日本国内で韓国の主張に同調する勢力と対決しやすくなります。
この韓国の「ホロコースト」主張は、
日本国内にいる韓国の協力者たちのの意図をはっきりさせるのに役に立つ「踏み絵」です。
慰安婦問題で韓国の主張に支持・同調する学者、政治家、メディアなどに、我々は簡単に問うことができるのです。
「ならば、あなたは『日本人はかつて朝鮮民族を民族浄化しようとした』と主張するのですね?」と。
そうすれば、誰が敵なのか、はっきりするでしょう。
これこそ
韓国と戦う第一歩になると思うのですけど。
この言葉、朝鮮日報の日本語版にしか載せていないのですよね。
公式に記録が残っているといいなぁ。
追記:
ちなみに「聯合ニュース」だとこんな感じ。「反人道的、反倫理的」という言葉はあるのですけど「ホロコースト」とはでてこないのですよね。
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2014/03/05 20:16
【ジュネーブ聯合ニュース】韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は5日、スイス・ジュネーブでの国連人権理事会のハイレベル会合で基調演説し、旧日本軍の慰安婦問題を国際社会に訴え、日本の変化を強く求めた。旧日本軍の関与と強制性を認めた河野洋平官房長官談話を見直す動きが日本にあることについて、「国連の人権メカニズムに対する正面からの挑戦」「反人道的・反倫理的処置」などの表現を使い、強く批判した。
韓国外相が国連などの国際舞台で「日本軍慰安婦」と直接的な表現を使ったのは今回が初めて。これまでは「戦時における女性の人権問題」など、間接的な表現で日本の態度変化を促してきた。
尹長官は「21世紀の現在でも紛争下の性暴力問題が悪化しているのは、過去に起き、まだ解決されていない問題とも関連がある」として、「実証的な事例が日本植民地下の日本軍慰安婦問題」と指摘。「同問題は韓国、中国、東南アジア、オランダなどの被害国と日本の間の問題だけでなく、人類の普遍的人権問題で、いまなお続く現在の問題」と強調した。
国連人権委員会のクマラスワミ報告書やマクドガル報告書などを挙げ、「このような国連の人権メカニズムは日本政府の責任を認定し、政府レベルの責任ある措置、正しい歴史教育などが必要だということを明らかにした」と指摘した。
尹長官は、「最近になって日本の政治家の一部が約20年前に日本政府が慰安婦問題について日本軍の関与と強制性を認め、謝罪と反省の意を表明した政府談話(河野談話)まで再び検証しようと動き出している」とした上で、「さらに2日前には日本政府内で後世の教育を担当する高官が慰安婦問題は捏造(ねつぞう)されたものと発言した」と批判した。
また、「これは生涯を当時のおぞましい記憶の中で精神的、肉体的苦痛に耐えてきた全世界の日本軍慰安婦被害者の名誉と尊厳を再び踏みにじるもので、歴史的真実から目を背けた反人道的、反倫理的処置」と指摘。「これまで20年余り、国連メカニズムが日本政府に対して数回にわたり要請したことに対し正面から挑戦するもの」と断じた。
さらに、「このような状況で日本政府が『21世紀の今日も女性に対する性暴行が絶えない現実に憤慨する』と言いながら、『女性が輝く世の中を作るために努力する』と主張するのは二重の態度」と指摘した。
尹長官がこの日の演説の半分近くを使って慰安婦問題に言及し、日本の態度を強く批判したのは、日本の最近の動きが限界を越えたとの判断があったものとみられる。韓国外相が人権理事会に出席するのは約7年ぶり。尹長官のハイレベル会合出席は検討の結果、一度見送られたが、最終的に出席が決まった。
尹長官はまた、最近発表された国連北朝鮮人権調査委員会(COI)の報告書と関連し、「韓国はCOIが北側に人権状況改善を促した点に注目し、北で人権改善のための実質的な措置を取ることを期待する」と評価。「国際社会は人権理事会を中心に北の人権状況改善のために取れる効果的な後続措置に関し、議論を速やかに始めなければならない」と指摘した。
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