kg_noguの愚痴日記

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結局、落ち着くべきところに落ち着いた――昨夏のアシアナ事故 米当局「主因は操縦士の過失」

今日の気になるニュースは久しぶりに朝鮮日報から。
去年起きたこの飛行機事故、ようやく米当局の調査結果が出ました。


Chosun Online | 朝鮮日報 昨夏のアシアナ事故 米当局「主因は操縦士の過失」 Chosun Online | 朝鮮日報
記事入力 : 2014/06/25 10:22
【ワシントン聯合ニュース】韓国のアシアナ航空機が昨年7月に米サンフランシスコ国際空港で着陸に失敗し炎上した事故で、米運輸安全委員会(NTSB)は24日(現地時間)、操縦士の過失を主因と判断した。
 NTSBはワシントンの本部で委員会を開き、事故の推定原因として、「航空機が下降する際にあった操縦士の過失、速度に対する適切な観察の不足、回航判断の遅れ」をまず指摘した。次に速度を自動的に維持する装置「オートスロットル」や自動操縦装置の複雑さに言及し、事故機を製造した米ボーイングのマニュアルやアシアナ航空の操縦士訓練において、こうした複雑さが不適切に作用したとの見解を示した。  
 NTSBは「自動操縦装置を作動する過程での操縦士間の非標準的なやり方の意志疎通」と「視認進入の実行に対する不十分な訓練」も事故原因に含まれるとした。操縦における外部環境よりも操縦士の熟練度を問題視するものだ。 
 会議終了後の記者会見でもNTSB側は、乗務員が航空機の自動化装置を作動させる環境を改善するよう勧告したと話す一方で、「操縦士は常に航空機を完全にコントロールしなければならない」と、操縦士の責任に重きを置いた。
 アシアナ航空は3月にNTSBに提出した最終陳述書で、「十分な訓練と資格を備えた操縦士だったが、最終段階で飛行速度のモニタリングと最低安全速度維持の失敗など、部分的に過失があった可能性がある」と、操縦士の一部の過失を認めている。同時に、ボーイングが飛行訓練の教範を補完しオートスロットルの関連装置を改善するよう、米連邦航空局(FAA)が乗り出す必要があるとした。
 この日のNTSBの会議結果に対しアシアナ航空は、さまざまな要素が事故を招いたことをNTSBが適切に認識したと評価した上で、「NTSBはオートスロットルと自動操縦システムに問題があったとみなした。こうした改善勧告事項が事故の再発防止に大きな役割を果たすものと期待する」と述べた。
 一方、ボーイングは声明を通じ、自動飛行装置を事故要因の一つとするNTSBの判断に反対する姿勢を示した。
 この事故では乗客291人と乗務員16人のうち乗客3人が死亡、約180人が負傷した。
聯合ニュース
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記事中では。まるでボーイング社製の自動操縦装置が事故の原因であったかのように書いてありますが。
米当局の結論は、タイトルに書いているとおり、『パイロットの過失=操縦ミス』です。
この辺、
タイトルで結論を書きながら記事全部を使ってミスリードをしようとする、韓国のメディアの特性を感じますねぇ。
記事中にあるアシアナ航空の『NTSBはオートスロットルと自動操縦システムに問題があったとみなした』との主張を必死にアピールしようとしてるのですけど。
米局のこの主張って、
「猿が飛行機を運転する時代になったので。猿でも飛ばせるシステムにすることが必要だぞ」って。
暗に韓国人パイロットの技量のお粗末さを批判している、かなりキツイお達しなんですけど。
韓国のメディアはその事を理解して、米当局の主張を喧伝しているのでしょうか。
おそらく判っていないんじゃないのかなぁ。
事実を無視して、自分に都合に良いように解釈する、ねじ曲げる――韓国人の得意技、というか。国民性がよく表れた記事でした。