kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

またこの話――6年ぶりのウォン高…ついに1ドル=1013ウォンまで上昇 韓国経済が危険水域に

最近、またぞろ韓国の通貨ウォンが為替相場でじりじりと上がっているのは知っていましたので。
どこかのメディア、というか韓国メディアがどのようにニュースにするのか、
日本語版サイトをチェックしていたのですけど……
記事にしたのは日本のメディアでしたね。


6年ぶりのウォン高…ついに1ドル=1013ウォンまで上昇 韓国経済が危険水域に - MSN産経ニュース 6年ぶりのウォン高…ついに1ドル=1013ウォンまで上昇 韓国経済が危険水域に - MSN産経ニュース
2014.6.27 20:13
 27日のソウル外国為替市場で、韓国の通貨ウォンが1ドル=1013ウォン台まで上昇する場面があり、2008年7月以来、ほぼ6年ぶりの高値水準となった。08年秋のリーマン・ショック以降の最高値。今月中旬以降はウォン上昇が一服する気配もあったが、一気に上昇した。
 ブルームバーグ社の為替レートによると、27日には1015ウォン台を突破して一時1013ウォン台前半まで上昇した。ウォン相場は6月に入り、何度か1015ウォン台に突入する場面があったが、一気に上昇した。
 ウォン相場は、昨年9月に1100ウォンを超え、じりじりと上昇を続けている。1ドル=1000ウォンを割ると、2008年7月以来となる。
 ウォン高は韓国の経常収支で過去最高水準の黒字が続いていることが原因とされる。4月の韓国の経常黒字は過去最高の98億ドル超を記録した。5月は縮小したものの、いぜん高水準。韓国通貨当局によるウォン高対策もまだ効果をあげていない。
 韓国の多くの輸出型企業は、これ以上ウォン高が進むと、欧米市場での低価格販売により収益を伸ばすビジネスモデルが成り立たなくなると警戒している。いよいよ1000ウォン割れに近づいてきたが、すでに危険水域に入ったとの見方もある。
========================================================================================================


まあまあ、今までも何度かこの手の話題は出てきました。
去年の年末も『1ドル=1050ウォン水準を超えたら、韓国経済は破滅だ』みたいな論調が乱れ舞ったのですけど。
現在は、その水準をとっくに超えて、『1ドル=1013ウォン』までウォン高が進行したのですけど。
韓国経済が破滅した……という話は聞きませんね。
ただ、『サムスン』や『現代自動車』などの財閥企業があげる売り上げが減って、赤字幅が拡大した。事を報じる記事は頻繁に目にするようになりましたけどね。


韓国サムスン、第1四半期は営業減益に | ロイター | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト 韓国サムスン、第1四半期は営業減益に | ロイター | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
2014年04月30日
[ソウル 29日 ロイター] - 韓国のサムスン電子<005930.KS>が29日発表した第1・四半期決算は、ディスプレー用パネル部門の低迷や高価格帯スマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)の販売伸び悩みで、営業利益が2四半期連続で減少した。
サムスンは、ブラジルでサッカーのワールドカップが開催されると試合をスマホなどで視聴しようとする動きが出てくることから、第2・四半期はパネルやスマホの需要が上向くと予想している。
今月発売された新製品「ギャラクシーS5」については、販売が従来モデル以上に伸び、利益率も上がる、と同社幹部は4月半ばにロイターに語っている。
第1・四半期の営業利益は前年比3.3%減の8兆5000億ウォン(82億ドル)だった。自社予想は8兆4000億ウォンだった。
モバイル部門の利益は前年同期の6兆5100億ウォンから1.2%減少し、6兆4300億ウォンとなった。
パネル部門は、世界的な販売低迷を受け、前年同期の7700億ウォンの黒字から、800億ウォンの赤字に転落した。
半導体部門の利益は82%増の1兆9500億ウォン。パソコン用半導体需要の高まりに支援された。
同社は、ディスプレーと家電販売の回復に伴い第2・四半期以降、業績が大きく改善するとし「モバイル端末の新製品発売やブラジルのワールドカップ開催に伴い、高価格スマートフォンやテレビ用のディスプレー需要の増加を見込んでいる」と明らかにした。
サムスンの幹部は、第2・四半期の携帯端末の販売は第1・四半期とほぼ同水準になるが、スマートフォンの割合が増えるとの見通しを示した。
第1・四半期の携帯端末の販売台数は1億1300万台だった。そのうちスマートフォンが占める割合は70%台の後半だったが、第2・四半期には約80%に達する見通しという。
========================================================================================================


リンクを貼ったのは2ヶ月前の記事ですけど。
最近、この手のニュースがちらほらと目立つようになってきました。
かつての日本経済と比較すれば、
工場をどんどん海外移転して、国内労働市場の空洞化が進み、
労働者の賃金水準がどんどん下がっていきますけど。
国家経済が破滅する……という事態にはなりませんでした。
しかし、これは。
国民がため込んだ膨大な貯蓄資産=金融資産に支えられて。国債の販売が滞りなく行われていた一面もあって。
そういう貯蓄資産をほどんど保たず、
むしろ国民が借金漬けになっているアメリカ型経済に近い韓国の場合では、
日本とは別の途に進むことも考えられます。
果たしてどうなるのか……
1ドル=1000ウォンが身近なターニングポイント、でしょうか。