kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

慰安婦二題――ナチス戦犯追跡団体「韓国も慰安婦加害者を探せ」

今日の気になるニュースは、久々の朝鮮日報日本語版から。
慰安婦関連の記事です。
といっても、先週に掲載されていた記事なのですけどね。


ナチス戦犯追跡団体「韓国も慰安婦加害者を探せ」 : Chosun Online | 朝鮮日報 ナチス戦犯追跡団体「韓国も慰安婦加害者を探せ」 : Chosun Online | 朝鮮日報

記事入力 : 2014/07/06 09:30

「自分ならたくさんの人を使って責任者を探し出し、法廷に立たせていただろう。これは被害を受けた国が果たすべき義務だ」「日本を世界で恥ずかしく困難な立場に立たせることは、被害を受けた韓国の義務だ。慰安婦だった女性がいるのに、なぜ慰安婦を募集した軍の責任者や関係者を探そうとしないのか」
 ナチス戦犯を追跡する「サイモン・ウィーゼンタール・センターエルサレム事務所のエフライム・ジュロフ(66)所長は先月24日に本紙とのインタビューに応じ、日本による河野談話検証に対する韓国政府の消極的な対応を批判した。
 ジュロフ氏は「私が韓国人であったなら、個人的に用心棒を雇ってでも、日本の軍部による慰安婦募集の責任者たちを探し出し、必ず法廷に立たせていただろう」と述べた。
 ジュロフ氏は被害者である元慰安婦女性たちが生存しているにもかかわらず、加害者が明確になっていない状況に対して理解ができない様子だった。ジュロフ氏は「日本の政治家たちが歴史の真実を認めないことが、当然のことだが最も大きな問題だ」とする一方で「韓国は慰安婦博物館や記念館を大々的に建設し、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の記録遺産に申請するなどして、全世界に慰安婦の事情を知らせねばならないが、韓国人たちはおとなしすぎるようだ」と指摘した。
 米国系ユダヤ人としてホロコーストについて研究する歴史学者でもあるジュロフ氏は、同センターを設立した故サイモン・ウィーゼンタール氏と共にナチス戦犯たちを追跡し、1986年にエルサレム事務所の所長に就任した。現在も情報提供の電子メールを毎日100通以上確認することで1日の仕事が始まるという。ドイツをはじめ世界各地で自らの正体を偽り、隠れて暮らしているナチス戦犯に対する情報提供は今も相次いでいるという。
 同センターは米国ロサンゼルスに本部があり、法廷で有罪を確定できるほど信ぴょう性のある情報提供者には、最大で2万5000ユーロ(約350万円)の懸賞金を支払っている。運営は寄付金で賄われているが、寄付金の額は昨年だけで2200万ドル(約22億円)に達した。寄付金は「最後まで戦犯を追跡してほしい」と願う世界中のユダヤ人から送られたものだ。この寄付金によってセンターは毎年ナチスの主要戦犯リストを公表し、新たに懸賞金を準備している。そのためホロコーストユダヤ人大量虐殺)を否定する欧州の右翼団体などからは、殺害予告などさまざまな脅迫を受けているという。
 戦後、ナチスの戦犯たちは自らの正体を隠し、米国、英国、オーストラリアなどに移住してひそかに生活してきた。センターはこれらのナチス戦犯らに市民権を与えた世界各国に対しても、その失政を執拗(しつよう)に追及している。ジュロフ氏は「現在、彼ら戦犯たちはすでに老い、病気になっているとして責任追及をやめようという声もあるが、これはとんでもないことだ。事件は過去のものだが、罪まで消え去ったわけではない」と語る。センターの働き掛けで後に各国政府は謝罪し、今は戦犯の追跡が世界で幅広く行われるようになっている。
 ジュロフ氏は「韓国政府は日本の良心勢力を積極的に取り込み、彼らと連帯しなければならない」とした上で「彼ら(良心勢力)に慰安婦関連の資料を探してもらい、これを公表できるよう積極的にロビー活動を展開すべきだ。残された時間は長くない」と語る。
 ジュロフ氏は「事件から時間が過ぎたからといって戦犯たちが死ぬのを待つのではなく、彼らに正義の審判を受けさせることこそが、歴史を正すことにつながる」「そのことは決して不可能ではないという事実を示すことが、私の仕事だ」とも述べた。
 ジュロフ氏は自らのことを「ナチスの狩猟者」と呼ぶ。ジュロフ氏は「70年が過ぎた今もなおナチス戦犯たちを追跡する理由は『被害者だったわれわれは常に見ている』というメッセージを彼らに伝えるためだ。このメッセージは戦犯たちに対してだけではなく、歴史を否定する勢力にも同時に送る一種の警告だ」と指摘した。

エルサレム=朴国熙(パク・ククヒ)特派員

韓国政府の広報紙たる朝鮮日報のインタビュー記事です。が、インタビューの形を借りた韓国政府の世論工作ですね。
どうやら、今度は『従軍慰安婦』について、過去の担当者を訴追するつもりのようですね。
となると、問題なのは当時の慰安婦について、直接日本人が管理していた数と同じだけ、現地の朝鮮人が関わっていた件について、どう扱うのか。
実際、文書として残っている記録でも慰安所を運営して責任者や、現地で人集めをしていたブローカーとして朝鮮人の名前がたびたび出てきますし。
つい先日も、と言ってももう1年以上前になりますが。
慰安所を管理していた朝鮮人の日記も発見されていますし。
関わった加害者を訴追するなら、韓国内にいる『親日派』狩りとなる可能性が大きいのです、が。
これはそのまま日本とのパイプを断ち切る事にも為りかねません。
つまり、韓国が『従軍慰安婦』の関係者を訴追に踏み切る、と言うことは。『脱日本』を決意した。と見ることも出来ます。
今後の動向に要注意でしょうか。


そして気になるニュースが、もう1点。こちらは韓国ではなく台湾のニュース。

馬総統が慰安婦問題で米ホンダ議員に「協力」約束 台湾、関連機関に連携指示 - MSN産経ニュース 馬総統が慰安婦問題で米ホンダ議員に「協力」約束 台湾、関連機関に連携指示 - MSN産経ニュース

2014.7.6 12:32
 【台北=田中靖人】台湾の馬英九総統は3日、外遊の帰路に立ち寄った米カリフォルニア州サンフランシスコで、米下院議員のマイク・ホンダ氏と会談、慰安婦問題での「協力」を約束した。中央通信社が6日までに伝えた。
 ホンダ氏は、在米華僑らが開いた馬総統の歓迎式典に出席。馬総統が4月に台湾の元慰安婦と面会したことを評価した上で、台湾側に「さらなる協力」を要請した。
 これに対し、馬総統は、台湾当局の関連機関にホンダ氏との連携を指示し、必要な情報があれば提供することを約束したという。
 ホンダ氏は2007年に米下院で可決された慰安婦問題での日本非難決議を主導した。

韓国の動きと時を同じくして、
台湾の馬大統領と言うと、『親中派』で知られる方です。その人がこれまた『親中韓派』で知られるアメリカのマイク・ホンダ議員と手を結ぶ、ということは。
この裏に回って中国が糸を引いている(というか金をばらまいている)結果、
という事なのでしょうかね。
だとすると、日本も褌を締めてかからないとなりませんね。

追記:
朝鮮人の日記についてのニュース。
>これの日本語版は出ないのかな――慰安婦:安倍首相にオススメの一冊
http://d.hatena.ne.jp/kg_nogu/20130823#1377213410

他にも、韓国政府発行の白書が来年に出る予定。とかね。
少しずつ資料が増えております。日本語版も出るのかな。


Chosun Online | 朝鮮日報 韓国が来夏にも「慰安婦白書」発刊 責任立証資料の集大成 Chosun Online | 朝鮮日報

記事入力 : 2014/06/30 10:49
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が旧日本軍の慰安婦問題に関する白書を来年7月までに刊行する見通しだ。
 日本で先ごろ、旧日本軍の関与と強制性を認めた河野洋平官房長官談話の検証結果が公表され、韓国はこれを安倍内閣による河野談話の毀損(きそん)と見なした。白書の発刊は韓国政府の対応の一環といえそうだ。
 慰安婦被害者問題を担当する女性家族部がこのほど、被害者に関する総合報告書発刊に向けた研究を外部に委託したことが30日、複数の政府筋の話で分かった。
 政府は来年7月末をめどに、本編3冊と別冊1冊からなる総合報告書をまとめる。本編では慰安婦問題の主要事項を網羅する予定だ。被害の内容と規模、連行の時期や方法、旧日本軍の関与の程度、慰安婦の惨状など、裏づけとなる客観的な資料を収録する。慰安婦問題に対する法的な分析と評価、韓国政府や国際社会の立場なども盛り込む。
 そのために政府は委託研究を通じ、慰安婦の被害実態についての事実関係を調べる方針だ。被害者の証言のほか、韓国や日本、中国などにある関連文献や資料も調査する。これらを基に、旧日本軍の関与に関しても踏み込んで分析する予定だ。
 別冊は慰安婦問題と日本政府の責任を実感として伝えることのできる視覚資料とする。
 政府はこの報告書を慰安婦問題の真実と日本の責任を立証できる資料の集大成とし、日本が慰安婦問題の解決に積極的に取り組むよう働きかけるとみられる。

聯合ニュース