kg_noguの愚痴日記

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きっと日本に八つ当たりがくるだろうヨ――【コラム】韓国経済が失速した理由

今日の気になるニュース、というかコラム。朝鮮日報日本語版からです。
すでに、一部の人の間で噂になっている。
韓国の巨大企業の、サムスンの利益減衰。というか赤字(ただしくは減益なんですけど。市場予測を大きく下回る減益で。赤字並インパクトがあったみたいです)に絡めたコラムです。
この話、日本人として何が困るかって。
都合が悪くなったら、腹いせに適当な屁理屈つけて日本を非難し始めるのは間違いない。
それが韓国クオリティーってことなんですよね。


Chosun Online | 朝鮮日報 【コラム】韓国経済が失速した理由 Chosun Online | 朝鮮日報

記事入力 : 2014/07/10 10:45
 「飛んでいた飛行機のエンジンを止め、滑降飛行しているようだ。乗客はエンジンが止まったことも知らずに―」
 ある財界関係者は現場で感じる体感景気をそう形容した。急速に成長してきた韓国経済が勢いを失い徐々に低迷しつつあるにもかかわらず、韓国の政府や国民が危機感を感じられずにいることへの懸念だ。
 今年第1四半期(1−3月)の経済指標にもそうした兆候が表れている。第1四半期の成長率は0.9%で、経済協力開発機構OECD)加盟国で最低水準にとどまった。上半期の輸出は過去最高を更新したものの、上半期の企業による新規設備投資は2年前に比べ3分の1にまで落ち込んだ。現在よりも未来の動向を重視する株式市場も韓国だけが1年以上横ばいで推移している。
 投資不振の原因としては、経済界のリーダーシップの空白が大きい。サムスンの李健熙(イ・ゴンヒ)会長は心筋梗塞で倒れ、2カ月も意識を回復していない。SKの崔泰源(チェ・テウォン)会長は刑期が2年7カ月残っている。太陽光事業に積極投資していたハンファの金升淵(キム・スンヨン)会長は執行猶予で釈放されたものの、心身共に疲れ切った状態で、報告すら受け付けないという。腎臓移植手術を受けたCJの李在賢(イ・ジェヒョン)会長は病院と拘置所を往復する日々で、創業者オーナーのプライドが強かった東部グループの金俊起(キム・ジュンギ)会長は東部製鉄の不良債権処理をめぐり、金融当局と苦しい綱引きを繰り広げている。暁星グループの趙錫来(チョ・ソクレ)会長は、通貨危機当時に実施した系列企業リストラをめぐる粉飾会計で法廷での攻防が長期化している。
 それだけではない。ポスコ、KT、韓進、現代なども経営不振のグループ企業の処理に苦慮している。韓国の投資の80%以上を占める30大企業グループのうち、健全経営なのは1−2社にすぎないとされ、大規模投資を期待すること自体に無理がある。
 こうした現実にもかかわらず、韓国政府は厳しい規制を相次いで打ち出している。一度の事故で売上高の最高5%の課徴金処分を下せる有害物質管理法、来年から企業に4兆ウォン(約4010億円)以上の負担を強いる温室効果ガス規制など挙げれば切りがない。
 その上、金融当局が金科玉条のごとく考える持ち株会社法は非常に複雑で、大企業グループが持ち株会社体制に転換するには、系列企業同士の株式売買で数兆ウォン(数千億円)の無駄な資金を使うことになる。さらに、新規投資を行うたびに法的要件を満たすのが大変だ。持ち株会社(韓国語でチジュフェサ)を「詛呪(チョジュ)会社(呪いの会社)」と皮肉るのもうなずける。
 韓国経済は今、民主化と成長という二つの価値のはざまにある。しかし、大企業を標的とするさまざまな規制を設けながら、同時に高度成長を成し遂げる魔術はなかなかない。コインを投げて、表と裏の両方が出ることを望むようなものだ。
 新たな経済リーダーに助言したいのは、民主化と成長のいずれを選ぶのか明確にすることだ。成長を選んだならば、「企業を苦しめる8万ページの環境規制をなくす」と公言したキャメロン英首相のように明確なメッセージを発する必要がある。さもないと、企業も信頼して動けない。

趙亨来(チョ・ヒョンレ)記者(産業第1部次長)
朝鮮日報朝鮮日報日本語版

この先、経済政策が失敗に終わって……って、すでにかなり失敗しているようなのですけど。
韓国経済が落ち込んだまま回復しないで、どんどん下がっていった場合に、
もしくは回復しても微々たる結果にしかならない場合に、
かならず、
従軍慰安婦」の賠償請求と「戦時徴用工」の賠償請求が激化するはずで。
足りない金は、日本政府から毟り取れ……って事で。攻撃を強化してくるでしょう。
我々日本人は、それに対して、きちんと対抗する策を講じておかなければならない。と思う次第です。

正直、サムスンが儲けようが潰れようが、どちらでもよく。
サムスンの動向によって振り回される韓国経済の動向によってストレスを溜めた韓国民が、そのはけ口に日本を利用とする。
それが大変気に掛かります。
自分のケツは自分の手で拭け、って事です。
人にケツを拭かせるな、って事なんですけど、
言って理解する人間相手なら、こんなに苦労しないんですよねぇ。


追記:
韓国民の支配層に衝撃を与えたサムスンの業績予想はこんな感じ。
【社説】韓国経済の素顔を表したサムスン電子の実績不振 | Joongang Ilbo | 中央日報 【社説】韓国経済の素顔を表したサムスン電子の実績不振 | Joongang Ilbo | 中央日報

韓国の代表的な看板企業であるサムスン電子の4−6月期の経営実績が予想を大きく下回った。営業利益は7兆2000億ウォン(約7200億円)と、前期比15.19%減、前年同期比で24.45%減となった。売上高は52兆ウォンと、前期比3.13%減、前年同期比9.5%減。売上高が減少しただけでなく、採算性も悪化したということだ。アーニングショック(予想外に低調な経営実績発表)にもかかわらず、サムスン電子の株価はむしろ小幅上昇し、株式市場に及ぼす衝撃はそれほど大きくなかった。
しかしサムスン電子の実績不振は、韓国経済の脆弱性をそのまま表したという点で衝撃的だ。不振の要因には急激なウォン高、主力製品であるスマートフォンの販売減少などが挙げられる。韓国を代表する企業までが為替効果から抜け出せず、老朽化する主力製品に代わる新しい成長動力を探せない姿を見せた。
まずウォン高はサムスン電子のほか、現代車・起亜車など有名な看板企業の実績をすべて悪化させたと推定される。主力の輸出大企業までがウォン高で揺れる中、中小企業への打撃はどれほど大きいだろうか。急激なウォン高も問題だが、為替の保護膜を取り除けば必ず表れる脆弱な競争力はもっと大きな問題だ。
サムスン電子スマートフォン販売不振は、高価格製品市場の停滞と同時に、中低価格の中国製品の激しい攻勢による影響が大きいという。その間、韓国の強みだった半導体スマートフォン・ディスプレーなど情報技術(IT)分野では、ほとんど中国企業に追い上げられ、市場をリードする新技術と新製品の開発では米国・ドイツ・日本など先進国との技術格差を狭められずにいる。先進国と開発途上国の間に挟まれる現象が現実になってしまったのだ。
サムスン電子側はタブレットPCと着用型(ウェアラブル)モバイル機器など新製品の発売で、7−9月期からは実績が好転すると楽観している。しかし従来の製品の改善や性能の向上を越え、世界市場の版図を変えるほど画期的な次世代新事業の商品はまだ見られない。7−9月期以降も楽観はできないということだ。
韓国経済全体としても、いくつかの輸出大企業に依存する輸出主導型産業構造の枠を変えるほどの新しい成長動力を見いだせずにいる。こうした状況で、なんとか韓国経済を支えてきた大企業までがふらつけば深刻な危機だ。サムスン電子がわずか1四半期の実績不振だけで崩れることはないだろう。しかし市場をリードするほどの革新能力を見せることができなければ、長期的に成長の勢いを継続できるという保障はない。韓国経済も同じだ。景気が良くないからといってすぐには崩れない。しかし近いうちに新しい成長動力を探せなければ、低成長から抜け出すこともできないだろう。