kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

デング熱は騒いで正解だと思う。

思った通り、感染者の数は三桁にのぼりそうです。


【デング熱】新たに青山公園と台東区内で感染か 千葉市の男性は代々木公園と同じウイルス - MSN産経ニュース 【デング熱】新たに青山公園と台東区内で感染か 千葉市の男性は代々木公園と同じウイルス - MSN産経ニュース

2014.9.10 15:46

 国内での感染が広がるデング熱で、厚生労働省は10日、これまで感染推定地とされていた東京・代々木公園(渋谷区)など都内の4公園以外での感染が疑われる患者が2人いたと発表した。感染が推定されるのは、都立青山公園(港区)と台東区松が谷地区。港区と台東区が周辺で蚊の調査を行うなど対策を進めている。
 また、9日に千葉市稲毛区周辺で感染が確認された男性のウイルスは、東京・代々木公園の患者と同じ遺伝子配列だったことも確認された。代々木公園を中心に、ウイルスを持った蚊の生息域が拡大している可能性が高い。
 厚労省によると、新たな感染場所が疑われる患者は千葉県の50代男性と神奈川県の20代男性。千葉県の男性は発症する前まで東京都台東区松が谷の会社に勤務しており、そこで蚊に刺されたという。また、神奈川県の男性は8月下旬に外濠(そとぼり)公園と都立青山公園に行っており、青山公園の南地区で蚊に刺されたという。
 厚労省はこの2人以外にも、新たに神奈川県と東京都で海外渡航歴のない6人の感染が確認されたと発表。5人は代々木公園周辺を訪れており、1人は新宿中央公園を訪れていた。これで、国内での感染者は15都道府県で96人となった。
 また、代々木公園のある渋谷区に隣接する区の公園で行っている蚊のウイルス調査では、戸山公園(新宿区)▽菅刈公園(目黒区)▽西郷山公園(同)の3公園で蚊を採取したが、デングウイルスは発見されなかった。
 デング熱はデングウイルスを持つ蚊に刺されることで高熱や関節痛、発疹などが出る感染症で、人から人へは感染しない。厚労省は「蚊に刺された後に高熱や目の痛みなどの症状が出た人は、早めに医療機関に相談してほしい」としている。

感染源は、当初の「代々木公園」から相当広範囲に広がっている模様です。
ところで、今回のマスコミのデング熱報道について、
一部で、過熱するマスコミ報道を揶揄するようなネタ記事が拡散しているのですけど。


板尾創路が衝撃の暴露「デング熱報道には政府の陰謀が隠されている。信じないで欲しい」 | netgeek 板尾創路が衝撃の暴露「デング熱報道には政府の陰謀が隠されている。信じないで欲しい」 | netgeek


こんなネタ記事を真面目に受け止めて。騒ぐ人たちもいて。もう何が何だか……って世の中になってきました。
記事のヘッドに『板尾創路』を掲載している、とか。必死にネタ記事アピールしているのにね。
まあ、冗談にして良い事と悪い事もあるわけで。
出来の悪いジョークなのは事実なのですけど。
私としては、今回の『デング熱報道』は派手に騒いで正解だと思っています。
だって、『デング熱』なんて、知らない人がほとんどだし。
これだけマスコミが騒いだから、病院に行っても『デング熱』の治療を比較的スムーズに受けることができる状況ができてきましたけど。
政府発表だけだったら、注意関心を払わない人が圧倒的大多数だったのではないでしょうか。
その中で、
病院に治療を受けに行ったとしても、渡航歴がなければ感染の可能性を排除されてしまって、適切な治療を受けることができなかったんじゃないですかね。
実際、騒動の当初では、そのような行動が現場で見られたようですし。


初のデング熱感染者の行動 正確に把握せず NHKニュース 初のデング熱感染者の行動 正確に把握せず NHKニュース

9月10日 18時22分

デング熱に感染する患者が相次いでいる問題で、先月、最初に感染が判明した女性は、ダンスなどの練習で訪れた東京の代々木公園の複数の場所で蚊に刺されていたことがNHKの取材で分かりました。感染が判明したあと、東京都は、公園内の1か所だけで蚊の駆除を行いましたが、感染者の行動がきちんと把握されなかったことから、感染拡大を防止する対策が不十分になった可能性が出ています。
この問題では、埼玉県に住む10代の女性が東京の代々木公園で友人とダンスなどの練習をしている最中に蚊に刺され、デング熱に感染したことが判明して以降、感染者が全国で相次いでいます。
この最初に感染した女性がNHKの取材に応じ、当時の状況などを詳しく語りました。女性は、先月20日、自宅で40度の高熱を出し、意識を失って救急車で病院に運ばれ入院して治療を受けました。
その後も熱が下がらず、病名も特定できないため、母親がインターネットで調べたところ、デング熱と症状が一致していたことから詳しい検査が行われ、先月25日にデング熱と診断されたということです。
また、女性は、症状が出る前の8月中に6回にわたって代々木公園を訪れ、午後1時すぎから午後10時ごろまで滞在し、多いときには30か所以上蚊に刺されたとしています。
この際、女性は、公園の南側にある「渋谷門」近くと、300メートルほど離れた「原宿門」近くの2か所で練習をしていたほか、移動中も含め複数の場所で蚊に刺されたと証言しています。
一方、東京都は、女性の感染が判明した3日後に「渋谷門」周辺の半径75メートルだけで蚊の駆除作業を行いましたが、今月3日に蚊を採集して調べた結果、デング熱のウイルスを持つ蚊が依然、生息していることが裏付けられました。
感染の拡大を防ぐためには、蚊に刺された場所を詳しく特定する必要がありますが、女性から聞き取りを行った地元の保健所は「渋谷門」しか把握していませんでした。
東京都も、その報告のまま駆除を行っていたということで、感染者の行動がきちんと把握されなかったことから、感染拡大を防止する対策が不十分になった可能性が出ています。
東京都健康安全部の中谷肇一部長は「渋谷門以外にも蚊に刺された場所が情報としてあれば、より広いエリアでの対策も検討できた。今後、聞き取りの方法を検証したい」と話しています。

病名が判らないままだと適切な治療も受けられないまま、
見当違いの処置を続けられて、とんでもない事になっていた可能性も否定できないわけで。
やっぱり、
広く認識を共有するために、一定の情報量を継続的に広報していくことは必須ではないか、と思う次第です。
これで、あとは感染ルートが特定されれば、
つまり、どうしていきなり爆発的に感染が発生したのか、それが解明されるといいのですけどね。
これまで『デング熱』の日本国内における感染は見つかっていなかったわけで。
となると、今回の一連の騒動には、これまでにはない『何か』が起きた結果、ですから。
その『何か』が具体的に解明されないと。
今回の『デング熱』だけで済む話なのか。
それとも、別の感染症に発生するリスクがあるのか。
そこが見極められません。
むしろ、『デング熱』よりも、そっちの方が大事だと思います。
致死率の高い伝染病が、ある日突然感染拡大したら、
それこそ今回の『デング熱』騒動なんて比じゃない悲惨な事になりますから。