世間はまだまだ『朝日新聞謝罪会見』の余波で騒がしかったりするのですけど。
これについては、もう少し時間をおいて、様々な角度からの検証を加えられるべき物だと思いますので。
そういう記事なり資料なりが出てくるのを期待しているのですが。
身近なところで起きた事件として、昨日携帯電話に『詐欺メール』らしきものがとどきました。
ざっと文面を書くと、
「突然この様なご連絡で驚かせてしまって申し訳ありません。
●●様に今回お願いがございます。
私は香港で十年前から現地で会社を経営している▲▲と申します。
日本での震災の際もこちらで仕事をしておりました。
あの状況でしたのですぐに帰国する事も出来ず、こちらで残念な日々を過ごしていました
こっちでも何か出来る事はないかと思い、その年より毎年の売り上げの一部を被災者の方への寄付を行っております。
しかし今回、日本でいう所の損金算入限度を超過した為、
およそ８３００万円程の送金が不能となり、上海に御座いますメインバンクにて送金の流れが全て停止状態になってしまっております。
香港内にて処理済みの為、こちらに戻すと外貨買収扱いとなってしまい高額な税金等が掛かってしまいます。
また、日本以外の国へ送金すると不正送金になる可能性が非常に高いとの事で、送金がストップしてしまっております。
メインバンクからも、本件処理が完了しない限り他の送金も行えないという事で通常業務にも障害が出てしまっている状態です。
この問題を解決するべく今回社内で話し合った結果、●●様へご送金する事で一致しました」
とかとか。
文面はまだまだ続いて、二通のメールに分かれているのですけど。
昨日、まず夕方に一斉メール配信で、空メールが届いて。「嫌な予感」がしたところに「案の定」というか。
しかし、今時この手の詐欺がまだ活動してのですね。
香港で活動していて、メインバンクが上海とか、これは業界では普通なのですかね。
「外貨買収扱い」になるとか。トラブルが多くて不便だと思うのですけど。
それに、社内会議で個人に送金を決定したとか。なかなか超展開です。
もっと少額で、海外からのモニター報酬とか。そういう方が判りやすいのですけど。
これで、連絡をとったら「口座の名義を貸してくれ」って話になるのですかね。
それとも「暗証番号を教えてください」となるのでしょうか。
どんな展開が待っているのか、なかなか興味のある話ではありますけど。
『君子危うきに近寄らず』ってことで。
「通報シマスタ」って返信してみたい、
誘惑もあるのですけど。
