なんというか、相変わらず期待を裏切らない国、だというべきか。
絶対こういう事が起きると思ってましたけど……主に、サッカーの試合で起きるんじゃないか、と予想していたのですが。
バトミントンの試合で起きた、とはねぇ。
【アジア大会】バドミントンで風操作か 対韓国戦 日本コーチがＪＯＣに報告 - MSN産経ニュース
2014.9.22 22:23
仁川アジア大会バドミントン日本代表の舛田圭太コーチは２２日、韓国に敗れた２１日の男子団体準々決勝で場内の風が日本に不利になるように操作された可能性があると日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）に報告したことを明らかにした。
最近は熱中症対策などで空調を使うことが多く、現時点で大会組織委員会に抗議はしないが、舛田コーチは「個人戦で他の国からもクレームが出た場合は同調する」と話した。
問題となったのはシングルスのエース田児賢一選手（ＮＴＴ東日本）が格下選手に逆転負けした一戦。田児選手は相手の打球が伸び、自分のショットが失速する向かい風を感じたという。バドミントンのシャトルは５グラム前後で風の影響を受けやすく、舛田コーチは「第２ゲームから不利な向かい風が吹いた。最終ゲームでサイドが入れ替わったら、また向かい風になった。さすがに不可解」と話した。（共同）
バドミントンについて、手習い程度には学んでいたことがありますので。
風の影響が、圧倒的な有利・不利を作る、というのは良く分かります。
シャトルのスピードがまったく違ってくるんですよね。
どのくらいの風だったのか現地の様子をニュースでしか知ることができない私には、想像もつかないのですけど。
コートの選手ばかりか、外から見ていたコーチが判別できた、ということは。相当のモノなのでしょう。
おそらくは、競技団体とはまったく関係ない大会の関係者が、韓国人選手を勝たせるために独自の判断でやっていたのではないか、と思います。
さすがに、バドミントンの関係者なら、やり方が露骨すぎてバレバレって事は骨身にしみるほど判っているので、
こんな手段は選びませんよね……いや、韓国人ならあり得るのかしらん。
なんたって、政治的メッセージカードを掲げて、国際大会のサッカー試合場を駆け回る選手がいる国ですから。
韓国人の感性では、こういう工作は日常茶飯事、やって当然、むしろ何もしない方が頭オカシイ、と思っている事だって、十分ありえるでしょうね。
ただ、この件については日本のＪＯＣと関係者の対応も非常にマズイです。
抗議しないなら、問題視するべきではないですよね。
「おかしな点もあったけど。それも競技の範囲内ですよ」と収めるべきです。
問題として取り上げたなら、抗議して最後まで筋をハッキリさせる。
これでは、「負けた日本選手が言い掛かりを付けている」とされて、日本選手の方が悪者扱いされてしまいますし、今後の心象も悪くなるばかりです。
なんで、こんな中途半端な行動を起こして、自分たちで首を絞めるような事をするのでしょうか。
選手は、その場の試合の結果が大事ですけど。
指導者、監督者の立場なら、
その場を収めることが大事ではなくて、次に繋げるにはどうしたらいいか、その視点で動くべきです。
今回のようないい加減な対応を是としているようでは、先を見る視点が明らかに欠けていますので、
ここから先へ進むことは期待出来ませんねぇ。
残念ですけど、日本のバドミントンは今が頂点で後は下り坂でしょう。
