kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

いいかげん、おためごかしはやめろよ2――小倉紀蔵氏「韓国の中国偏重が嫌韓あおった」

昨日気になっていた講演再現記事。
講演での一問一答が出ていたので。
とりあえず、ブックマーク。
昨日の概要よりは、もう一段掘り下げた内容になっていますね。


Chosun Online | 朝鮮日報 小倉紀蔵氏「韓国の中国偏重が嫌韓あおった」 Chosun Online | 朝鮮日報

記事入力 : 2014/11/25 11:01

東アジアを「謝絶」したい嫌韓
「『勢いの強い韓中と付き合わず自分たちだけで静かに生きよう』という心理強まる」
嫌韓には「戦後日本のヘゲモニー批判」の一面も
「朝日など左派の論理を打ち破ることが嫌韓派の目標」
日本を変える力は韓国にある
「和合の努力を認めず日本批判ばかりすれば、安倍政権にエネルギーを与える形に」


 「韓国では在特会在日特権を許さない市民の会)のようなヘイトスピーチ(憎悪表現)を行うグループと嫌韓派を混同しているケースが多いが、両者は明らかに違う。ヘイトスピーチよりもさらに深刻なのは、普通の日本人たちの間で嫌韓派が増えているということだ」
 京都大総合人間学部小倉紀蔵教授(55)は24日、ソウル大日本研究所で本紙と行ったインタビューで「在特会を中心とするヘイトスピーチを行うグループは言行が低級かつ過激で、彼らを好む日本人はほとんどいない。日韓関係に与える否定的な影響も限定的だ」とした一方「日本の一般人の間で嫌韓派が増えている理由については、韓国も客観的に分析してみる必要がある」と述べた。小倉氏は同日行われたソウル大日本研究所の10周年記念セミナーで「日本の嫌韓派は何を主張しているのか」をテーマに講演した。以下は小倉氏との一問一答。


嫌韓派の主張は。
 「一言で言うと『韓国は信じられない』というものだ。1965年の日韓国交正常化以降の50年間、両国は友好関係を結んできたが、日本人からすると韓国は『これ以上日本と付き合わないようにしよう』と言っているように見えるため、その韓国を排斥しようとしているのだ。特に、日本は韓国の中国偏重現象について、韓国人が考えるよりもはるかに深刻に受け止めている。韓国が経済的に大きな魅力を持つ中国と親しく付き合うことは理解するが、日本が長年にわたり韓国と友好的な関係を続けてきたのに、韓国はどうして中国にばかり近寄るのかという残念な気持ちを日本人が抱くようになったのは事実だ。それが嫌韓感情をさらにあおり立てている」


嫌韓派は増えているのか。
 「自ら嫌韓派だとは言わないが、客観的に見て嫌韓派に分類できる日本人はかなり増えた」


−なぜ増えているのか。
 「日本社会は心理的に狭まりつつあり、他人を包容しようとする力が弱まっている。今の日本は1980年代の日本とは全く違う。総体的に自信を喪失し、孤独感が社会を支配している。嫌韓派は東アジアを謝絶したいと思っている。明治維新のころの代表的な政治家、福澤諭吉(1835−1901)がアジアと決別するという『脱亜論』を掲げたときは、日本がほかのアジア諸国の先を行っていた。だが、今は中国や韓国が先んじているため『勢いの強い韓中と付き合わず、自分たちだけで静かに生きよう』という心理が働いている。明治維新のころとは正反対の『逆福澤』の状況と言える」


−安倍政権の右傾化も嫌韓現象の延長線上にあると言えるか。
 「安倍政権の場合は嫌韓派とはまた異なる。嫌韓派は韓国に対し残念な気持ちを持つ純真な面があるため、これから性向が変わる可能性もあるが、安倍政権は平和憲法を改正して日本をもっと強い国にしようとしており、確信犯に近い」


−韓国では嫌日を扱った書籍が目に付くことはないが、日本ではなぜこれほど嫌韓書籍が売れるのか。
 「韓国人の場合、日本に対する情報が蓄積されている。日本もここ10年で韓国についてよく知るようになったが、一般の日本人にとって韓国はまだなじみが薄い。韓流が期待以上の成功を収め、韓国をきちんと知ろうという動きもあった。だが最近、韓国に少し近づいてみて、韓国という国が日韓友好を主張していた親韓日本人たちが描いた姿と異なるということを知り、衝撃を受ける人々が出てきた。そうした『日本を嫌う韓国』の存在を浮き彫りにしたのが、2005年から本格的に現れた嫌韓派だった」


−韓流の反動ということか。
 「韓国の良い面、良くない面にまんべんなく接して総合的な情報を吸収していく過程だと見ることができる。現在のところ、嫌韓書籍はほぼ似たような内容でレベルも低いため、日本人たちもすぐ次の段階の韓国を見る過程に移るだろう。私が韓国に留学していた1990年代、韓国で『日本はない』という本が発刊された。既成世代(現在の社会を率いる年配の世代)は『日本を学ぶべきだ』とばかり言うが、実際に接してみると『そんな日本はなかった』という内容だった。同様に、今の嫌韓書籍は『実際に接してみると親韓派の日本人が言っていたような韓国はなかった』といったことを、もっと水準の低い、過激な論調で記したものだとも言える」



嫌韓現象のほかの一面はないのか。
 「嫌韓現象は韓国に対する批判であると同時に、戦後日本のヘゲモニー(主導権、権力)に対する批判でもある。日本の嫌韓はこの二つが合わさっている。嫌韓派は戦後日本のメディアや学界などがこぞって左寄り、あるいは中道に偏っていると見ている。マスコミの場合、朝日新聞をはじめ日韓友好を主張する勢力がこれまで主導権を握り続け、韓国を研究する学界も『植民地支配に対する反省がなければ朝鮮に対する研究とはいえない』といった風潮が支配してきたというのが、嫌韓派の主張だ。朝日に代表される左派の論理を打ち破ることが、嫌韓派の大きな目標の一つだ。最近の『朝日バッシング』は、単に同紙による慰安婦強制動員記事の撤回や謝罪問題のせいだけでなく、こうした意図の延長線上にあると見るべきだ」


−韓国はどのように日本と付き合うべきか。日本を変化させることはできるのか。
 「もちろん、日本が変わらなければならない。しかし、韓国も1965年の日韓国交正常化以降、両国が積み重ねてきた和合の努力を過小評価すべきではない。日本側のそうした努力を少しでも理解し、認めるジェスチャーを見せれば、日本社会のムードが瞬時に変わることも考えられる。韓国人が日本を批判してばかりいるという認識を与えることは、嫌韓派と安倍政権に『成長エネルギー』を与え続けることにしかならない。今の日韓の社会を見ると、日本よりも韓国の方が心理的に余裕がある。韓国は嫌韓派を親韓派に変える力を十分に持っていると信じている」


崔源錫(チェ・ウォンソク)記者

朝鮮日報朝鮮日報日本語版


ざっと読んでみて。これまでの韓国ベッタリなおためごかしコメントよりは、それなりに日本国民の心情を客観的に分析していると思われる、言葉がならんでいます。
とくに、リードに書かれている「和合の努力を認めず日本批判ばかりすれば、安倍政権にエネルギーを与える形に」これなどは、その通りだと思います。
ただまあ、やはり韓国に呼ばれて講演するだけあって、韓国びいきの視点ですねぇ。と思える内容で。
一般の日本国民の感情からはかけ離れているところが多いですねぇ。
たとえば、
リードに書いている、「『勢いの強い韓中と付き合わず自分たちだけで静かに生きよう』という心理強まる」とか。
これは一見いまの日本人の心情を表してるように見えて。大事な部分が抜け落ちてます。
中国や韓国と付き合うにはコストがかかる反面、メリットがないので。
それなら、もっと付き合うことでメリットを得られる国とお付き合いしましょう。わざわざ苦労して中国や韓国と付き合い意味がわからない。っていうべきなのが正解でしょうか。
たとえば、
日本企業が中国に進出して現地に雇用を創出する。けれども焼き討ちにあって、補償ははいっさい得られない。
日本人が中国と付き合うにはカントリーリスクが高すぎるんですよね。それなら、もっとカントリーリスクの低い国と付き合おう。と日本人は考えるわけです。
そして、
韓国に対して、日本の政治家は「同じ価値観を共有する隣邦」などと言いますけど。こんなのリップサービスの最たる物で、言ってる政治家本人も日本国民はそんなこと全然思ってません。
だって、日本から仏像盗んでまったく理解不能な自分勝手な主張を振りかざして、盗難品を返還しないんですもの。
その一事だけでも、「ああ、韓国は日本との約束を守る気はまったくないんだな。約束をまもれない人間とは付き合えないな」と大多数の日本人は思うわけですよ。
在日朝鮮人の問題とか、従軍慰安婦の問題とか。じつは非常に表面的な問題で。
日本人の韓国人観の根っこに「韓国人は嘘ツキだ、付き合ったら日本人が損をする」という見方が広がっているのですよね。
日本人の本音は。「もう韓国との付き合いはやめたい」ってことなんですけど。
実際、その実現に向けて少しずつ動いていますし。中国と同じように、韓国も日本人が活動するにはカントリーリスクが高すぎるんですよね。日本人の旅行客が減ったのはその顕著な例です。
これは、ジェスチャーでどうこうなる問題ではありません。

そこまではっきり公言したら、大したものだとは思いますけど。
この教授も、何も言いませんでしたね。

こうして、韓国は自分の好きなように進むのでしょう。
だから、日本も日本の好きなように進めば良いのです。
それだけです。