kg_noguの愚痴日記

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韓国政府の恨み節、とか――【コラム】米国をめぐる韓日の外交戦、勝敗は明らかだ

ちょくちょく見に行く、朝鮮日報の日本語版で。
気になる記事を見つけました……


【コラム】米国をめぐる韓日の外交戦、勝敗は明らかだ:Chosun Online | 朝鮮日報 【コラム】米国をめぐる韓日の外交戦、勝敗は明らかだ:Chosun Online | 朝鮮日報


記事入力 : 2015/03/15 07:10

過去1年間、日本はワシントンを舞台に巨額資金を投じロビー活動
連邦議会での安倍首相の演説まで推進
韓国の予算額は日本の1財団にも及ばず戦略もなし


 「ワシントンで菊の香りが強くなった」。少し前、米国ワシントンを訪れた学者に、韓日の歴史問題をめぐる米国の官・民の雰囲気を尋ねたところ、こんな答えが返ってきた。菊は日本の「国花」だ。米国内の親日派知日派を「菊クラブ」または「菊派」と呼ぶ。菊の香りが強まったということは、日本の存在感が大きくなったという意味だ。
 韓国と日本は、2014年だけ見ても、ワシントンで両国間の歴史問題をめぐり激しい外交戦を繰り広げた。政府や国会関係者、民間の専門家らを競ってワシントンに派遣した。米国は、韓国と日本を動かせる力を持つ、事実上唯一の国だ。この米国を自国に有利な側に向けようという戦いの主な舞台となったのが、ワシントンだった。
 米国はこれまで、厳格に中立を守ってきた。外から見ると、勝負の重りは韓日どちらにも容易には傾きそうにない。米国政府だけでなく、学界やシンクタンクの関係者までも、中立的態度を示している状態だ。
 それでも韓国内部には、ワシントンの戦いの最終的な勝者は当然韓国だろうと、鉄のように信じる雰囲気がある。日本は米国と戦争した国で、韓国は日本の侵略と収奪に苦しんできた被害者だ。この歴史的事実を理解している米国が、被害者・韓国をのけ者にして加害者・日本の手を取るはずがない、というわけだ。これが、過去1年にわたり韓国を支配してきた国民感情だった。
 しかしワシントンの状況は、韓国人の期待とは正反対の方向に流れつつある。過去1年余りにわたり、日本は、それまでできなかったタブーを一つ、二つと破り、立地を広げてきた。その代表例が、米国連邦議会に「ジャパン・コーカス(親日議員連盟)」ができたことだ。日本は常に、米国議会に親日議連ができることを願ってきたが、太平洋戦争を挑発した歴史が原因で、容易には実現しなかった。03年と07年に、米国連邦議会下院および上院で相次いで「コリア・コーカス」が誕生するのを見守るしかなかった。しかし「ジャパン・コーカス」には、発足からわずか1年で68人が名を連ねた。「コリア・コーカス」に属する下院議員は63人だ。
 日本のワシントン攻勢は、これだけにとどまらない。オバマ政権で国家情報長官(DNI)を務めたデニス・ブレア元海軍大将は昨年5月、笹川平和財団のワシントン代表に就任した。DNIは、米国政府内に16ある情報機関をまとめ、大統領に報告される全ての情報をコントロールする責任者だ。そのような人物が、日本のロビイストに変身したのだ。ブレア元海軍大将は今年初め、韓国が日本の歴史を問題にしていることをめぐって「日本は過去にひどいことをしたが、韓国もベトナム戦争当時、極めて無慈悲だった」とためらうことなく妄言を発した。
 同財団を設立した笹川良一氏は、A級戦犯容疑で裁判を受けた元事業家だ。笹川財団の米国関連予算は、78億ウォン(約8億4600万円)に達する。また日本の外務省は、国の広報などに使われる広報文化予算として、昨年の3倍に上る520億円を策定した。韓国の対米広報文化予算は10億ウォン(約1億900万円)にすぎない。笹川財団の7分の1というレベルだ。米国は、俗に言う「カネがものを言う(money talks)国」だ。米国議会の補佐官陣の中で代表的なアジア通に挙げられる人物が、最近相次いで笹川財団などにポストを移した理由も、こうした事情と無関係ではないだろう。最近テロに遭ったリッパート駐韓米国大使も、まさに議会補佐官出身だ。
 日本は、安倍首相が米国を訪問する4月末より前に、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)と日米安保ガイドライン改正作業を終えたいという立場だ。この二つの協定は、経済と安全保障、両分野で米日関係を一層堅固なものにする。安倍政権は、歴史問題での挑発を行いつつも、米国が望むことは徹底して聞き入れるというやり方で米国の不満を鎮めてきた。安倍首相が推進する米国議会での演説も、実現する可能性が高いという。そうなれば、米国議会で演説した初の日本の首相として記録される(原文ママ)。韓国の立場からすれば、歴史問題をめぐり最も退行的で、挑発を繰り返してきた安倍首相が、日本の新たな歴史を書く主人公になることを意味する。
 これに対し韓国の対米外交は、これまで奔走してはきたが、足踏み状態から抜け出せずにいる。最近ソウルを訪れた米国のシンクタンクの関係者は「ワシントンに来る韓国の人々は、そろって歴史問題で日本を非難し、米国を説き伏せようとするかのような、全く同じ話ばかり繰り返してきた。今では、韓国に対する疲労感が高まっている」と伝えた。最近では歴史問題をめぐって、米国の国務次官による、日本の肩を持つかのような発言が飛び出した。加えて韓国には、笹川財団のような、国のために巨額の資金を投じる企業もない。政・官・民の協力もほとんどない。国家的レベルの戦略や計画もなく、ばらばらにワシントンでの戦いに出向いているのだ。このまま行けば、韓日外交戦の勝敗がどちらに傾くかは、火を見るよりも明らかだ。


朴斗植(パク・トゥシク)論説委員
朝鮮日報朝鮮日報日本語版

【コラム】韓国が対日批判の名分を失った5年前の「事件」 - Chosun Online | 朝鮮日報 【コラム】韓国が対日批判の名分を失った5年前の「事件」 - Chosun Online | 朝鮮日報

記事入力 : 2015/03/16 11:10


 荷物をまとめるだけでどっと力が抜けた。私の祖国は金基宗(キム・ギジョン)容疑者(55)が大暴れした国だった。このテロリストが何とかいう団体の「長」という肩書きを振りかざして「進歩系の人物」扱いされ、一部政治家が支援金まで渡していたという嘆かわしい国に、私は戻らなければならなかった。
 生まれてからずっと見てきた国なのに奇妙な気がした。「私が誇りに思う大韓民国はこんな国でしかなかったんだな」という実感、世界で一番しっくりこないのは事実だ。ドーバー海峡を離れ、大韓海峡(日本名:対馬海峡)に向かう飛行機の中で広げた新聞も、しばし忘れていた現実を激しいほどに吐き出していた。
 今もわれわれ韓国人の中にはテロリストを「烈士(信念を貫いた人)」「罪を憎んで人を憎まず」と擁護する勢力がある。「烈士の共和国」に戻る途中で冷笑を感じた。無表情な能面、その裏に隠された日本人たちのせせら笑いだ。
 日本人たちは「これぞまさに韓国のレベル」と哀れんでいるだろう。もし私が日本の新聞記者なら「白昼の刃傷沙汰」を「一部の韓国人は金基宗容疑者を『独立運動家』安重根(アン・ジュングン)や尹奉吉(ユン・ボンギル)と同列に扱っている」と皮肉っていたはずだ。
 こうした事実が知られれば、たちまち韓国の誇らしい対日抗戦史は色あせたものになってしまう。罪のない人々の首を切って殺害するイスラム過激派と同じレベルに転落する。なぜ韓国人は「克日」を叫び、損にしかならないことばかり引き継ぎ、やり続けるのだろうか。
 日本人たちは「韓国は日本人には無理だ」と、首を振っていることだろう。もし私が日本の新聞記者だったら「マーク・リッパート駐韓米国大使に刃物で切り付けた金基宗容疑者は、2010年に重家俊範・在韓日本大使にコンクリート片を投げ付けた人物だ。韓国の司法当局がこのとき、厳しく断罪していれば悲劇は起こらなかっただろう。しかし、韓国では当時…」と5年前にあった出来事を思い起こさせた上で、なぜ韓国の大統領が日本大使の見舞いはしないで、米国大使の所にだけ見舞いに行ったかについて弁明を要求すると思う。
こうした事実が再びクローズアップされたらその瞬間、韓国がこれまで日本に対し加えてきた圧力は名分を失う。果たして日本大使と米国大使のケースは何がどう違うというのか。不幸なのは、韓国社会はこのような「嘲弄(ちょうろう)」に対応する準備ができていないことだ。
 「日本はやられても当然」「過去の侵略も反省していないくせに…」と怒鳴り返す? それとも「日本大使と米国大使のケースは本質が違う」と反論する? どちらにしても、このようにあいまいな反撃が共感してもらえる所が、韓国内部以外にあると言えるだろうか。
 それでも韓国は5年前の事件について一言も言及せず、日本を訪問したメルケル独首相の発言の解釈に熱を上げている。その発言を全世界が韓国に味方し、日本を厳しく叱責(しっせき)する言葉だと受け取っているとしたら、勘違いも甚だしい。
 ちょうど300日間、英国に滞在して感じたのは、英仏・英独・独仏という三つの国の歴史は韓日関係よりもはるかに複雑で遺恨が深いということだ。しかし、この三つの国の国民たちが互いを「この野郎」「あの野郎」とさげすむところは見たことがない。
 それは、彼らが歴史を忘れてしまったからではない。相手を完全に許したわけでもない。三つの国の人々は「感情」よりも「理性」、「悪口」よりも「法律」、「対立」よりも「和解」の方が利益になるという事実を冷静に受け入れただけなのだ。それは現在の欧州連合EU)を築く礎となった。
 天地がひっくり返らない限り、互いに顔を合わせずには生きていけないのが韓国と日本だ。大韓海峡が近づく帰国の途で、私は韓国人がもう少し利口に、そして「計算」して生きることができたなら…という希望を海に向かって投げた。


文甲植(ムン・ガプシク)先任記者
朝鮮日報朝鮮日報日本語版

Chosun Online | 朝鮮日報 【コラム】メルケル首相が変わった Chosun Online | 朝鮮日報

記事入力 : 2015/03/11 09:01


 日本を2日間訪問したメルケル独首相が壇上のソファに座っていた。春の空を思わせる水色のジャケットが鮮やかだった。それが三つボタンであることも強い気持ちの表れのようだった。司会者が尋ねた。「東アジアの和解のためにはどのような努力が最も重要だと思いますか?」。メルケル首相は心に決めたかのように長く回答し、意味深長な言葉も付け加えた。「歴史的教訓は国民が自ら気付くべきだ」「ドイツ人の私は東アジアに助言できる立場にはない」と終始謙虚な姿勢を見せながらも、「過去とまっすぐ向き合うべき」と伝えたい言葉を口にした。
 ヨーロッパの人々は最近、「メルケル首相が変わろうとしている」と口をそろえる。20世紀のドイツは意図的に「第2のスイス」になろうとした。永世中立国スイスのように、国外のことには一切、口出ししようとしなかった。その代わり、国民の生活や国内経済に集中した。しかし、昨年からのドイツは過去のそうしたドイツではない。「ゲルマンパワー」が外に向かっている。もちろん、途方もない政治スローガンを掲げたりはしない。対外政策をマスタープランとして公表したわけでもない。見方をかえてみれば、最近の国際状況がドイツに声を上げさせているかのようにも見える。ウクライナ問題やギリシャ問題がその代表的な例だ。これらの事態の推移を懸念しているヨーロッパの人々はメルケル首相の発言をじっと聞いている。誰が何と言おうとドイツはヨーロッパの経済分野で長兄的な存在なのだ。
 メルケル首相がウクライナ問題を解決するとしてオランド仏大統領を連れ、プーチン露大統領に相対した姿は、1939年のモロトフ=リッベントロップ協定(独ソ不可侵条約)を思い起こさせる。もしかしたらドイツはロシアと共に東ヨーロッパ政策を新たに構想しているのではないか、との思いが強まった。ギリシャの「分別のない若い指導者」ツィプラス首相は何かにつけてドイツに「ナチスの前科」を持ち出すが、実際にはギリシャの命運はメルケル首相の一言で揺れることが何度もあった。
 メルケル首相がドイツの歴史的な過ちについて「恒久的な責任を負う」と述べた時、国内外から100%、拍手喝采(かっさい)が挙がったわけではない。ドイツでは極端な国家社会主義を信奉する政治勢力が約2万6000人に達する。「ネオナチ」に分類される危険集団のメンバーは6000人を数える。彼らは外国人と同性愛者を嫌悪し、ホロコーストを否定し、ナチスのシンボルマークを体に入れてヒトラーを崇拝する。ドイツでは昨年からイスラム文化反対運動の一つ「ペギア(Pegida)」が広がっている。国際社会が認めるメルケル首相の歴史認識は、こうした勢力との激しい闘いに耐えて勝ち取った成果だ。
 メルケル首相はフランスの極右政党「国民戦線」にも常に警戒している。国民戦線は何かにつけて「ユーロ圏を脱退する」と脅しをかけてくるからだ。英国が欧州を離脱すると言って「ブリグジット(BrexitBritish Exit)」の話を持ち出すたび、メルケル首相はキャメロン政権に「ヨーロッパのことでふざけたまねをするな」と警告している。メルケル首相は何とかして欧州連合EU)をまとめようと、長兄役を投げ出さない。
 メルケル首相は先進7カ国(G7)歴訪の最後に日本に立ち寄った。メルケル首相は変わった。ドイツが長年力を入れてきた中国で日本との衝突でも起これば、もっと変わるかもしれない。今回メルケル首相が(第二次世界大戦)敗戦国である日本とドイツの国際的責任に言及し、「国民自ら気付くべきだ」と言ったのは、以前のメルケル首相とは全く違うニュアンスの言葉に聞こえる。


キム・グァンイル論説委員

朝鮮日報朝鮮日報日本語版

いくつかブックマークを貼って。取り上げてみましたけど。
外交趨勢の変化に対しての愚痴、というか。
『アレが悪い、コレが悪い』『アイツが裏切った』『上手くいかないのはアレのせいだ、コレのせいだ』って言うような、韓国を支持しない諸外国に対する恨み節、
韓国の外交政策と真っ向から対決する日本政府の姿勢に対する恨み節、
そんなアレやコレやの記事が目立つようになりました。
日本人の中からは、そんな韓国メディアの変化に対して、
「ざまあみろ」と嘲る声も聞こえてきますが。
私としては、韓国がどうなろうが知ったことではなくて。一喜一憂して騒ぐこともなく。日本政府として為すべき事を粛々と進めて欲しいものです。
それで、韓国内がガタガタ騒がしくなろうが。それは韓国内の問題であって。日本が特段考慮するべきものではないでしょう。
日本は日本の国益を第一に考えて動くべきです。
……まあ、こんな内容なんて。当たり前すぎて今さらここで書くべき事でもないのですけどね。