最近、福島を始め、被災地の復興に奮闘にする姿を描くドキュメンタリーが増えてきたように感じます。
一大事件があった事を忘れないため。
一種のセレモニー的な内容で。
それはそれで意味のあることだと思うのですけど。
ただ、悲劇として描くだけではなくて。
変化していく姿を選んで映しているようなところも見られて。
『一歩前進したのかなぁ』と思ったり。
ところで、
自分自身はどうか、個人を振り返ってみると。
震災から4年経ち、ほとんどいつもの日常生活にかわらない暮らしを送っているのですが。
一つだけ、
震災からずっと変えること出来ない習慣があります。
いまだに夜、
電気を消して寝られないんですね。
いまもダイニングキッチンの流し台の上に付いている蛍光灯を付けて寝ています。
天井照明の常夜灯を使うときもたまにありますけど。
常夜灯では光量が弱くて、
目が醒めたときに、すぐに周囲を把握することが出来ないので。
最近は、
台所の蛍光灯をつけらえない時は、
別の場所で寝るときなど、
手元照明のブックライトを使ったり、
ノートパソコンの電源を付けっぱなしにして照明代わりにしたりしてます。
これだけは、
やめることができません。
いまだに、真っ暗闇の中では眠れないです。
多分、私の中で震災はまだ終わってないんですねぇ。