kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

ワイドショー向きのネタなんだけどねぇ――【連続青酸死】千佐子容疑者はどこまでオチているのか? 

集団的自衛権の新法とか、労働者派遣法の改正とか、年金情報流出問題とか。
政府関連、国会関連の問題が山盛り息つく暇無く立て続けに発生して。
隣国ではMERSが大流行しているし。
メディアは連日、それらばかり取り上げているので。


これなんて、
本来、ゴシップ大好きなメディア向けの恰好の素材なんだと思うのですが。
全然テレビの画面に出てきません。


【連続青酸死】千佐子容疑者はどこまでオチているのか? 取り調べ全過程録音録画 物証乏しく(1/2ページ) - 産経WEST 【連続青酸死】千佐子容疑者はどこまでオチているのか? 取り調べ全過程録音録画 物証乏しく(1/2ページ) - 産経WEST

2015.6.14 05:30更新


 連続青酸死事件で、筧(かけひ)千佐子容疑者(68)が神戸市北区の末広利明さん=当時(79)=の殺害を図ったとされる事件は、捜査が先行する京都・大阪の事件と比べても物証が乏しい。薬物中毒に詳しい専門家は「カルテなどの診断記録だけで青酸中毒は断定できない」と立証の難しさを指摘する。一方、京都・大阪の事件と同じ構図という点は有力な“状況証拠”だ。合同捜査本部は、取り調べの全過程を録音録画し、捜査を進めている。


「解釈的に判断か」
 「診断記録から断定するのは簡単ではない。容疑者の供述がすべて正しいとの前提で、青酸化合物を摂取させたと解釈的に判断したのだろう」。そう推測するのは、薬物中毒に詳しい日本医科大大学院の大野曜吉教授(法医学)だ。
 一連の事件の捜査は、千佐子容疑者の全面否認を想定し、慎重に進められてきた。しかし京都事件では、夫の勇夫さん=同(75)=の血液や胃から青酸化合物を検出。大阪事件では内縁関係だった本田正徳さん=同(71)=の血液が有力な物証となった。
 一方、神戸事件で物証と呼べるものは、青酸中毒だったとしても矛盾しない症状が記載されたカルテだけだ。
 大野教授によると、末広さんが患った臓器障害などは、青酸中毒だけにみられる固有の症状ではなく、それだけで青酸中毒と断定することはできない。しかし、大阪府警など4府県警の合同捜査本部は、診断記録について、複数の専門家からの“セカンドオピニオン”を得て、青酸化合物を服用させたと結論づけた。
 刑事司法に詳しい甲南大法科大学院園田寿教授(刑法)は「過去を振り返る形になったとしても、専門家の所見に対する信用性に問題はなく、(公判でも)有力な状況証拠となるだろう」と評価する。
 捜査が先行する京都・大阪の事件と構図が同一であることは有力な状況証拠だ。近畿大法学部の辻本典央教授(刑事訴訟法)は「供述を軸に証拠を積み重ねた堅実な捜査との印象を受ける」と話す。
 いずれにせよ千佐子容疑者の「自供」が立証の柱であることに違いはない。千佐子容疑者が主張を覆せば、公判の行方が混沌(こんとん)とする可能性は残る。
 合同捜査本部は、取り調べの全過程を録音録画。青酸化合物を摂取させたことを認めた供述も記録しているといい、捜査幹部は「任意性も十分ある。公判では揺るぎない証拠となる」と自信をみせる。


【京都・大阪連続青酸死】金のためなら手段選ばず 負債返済狙い“婚活”か 千佐子容疑者、結婚相談所登録時に「5千万円の借金」 - 産経WEST 【京都・大阪連続青酸死】金のためなら手段選ばず 負債返済狙い“婚活”か 千佐子容疑者、結婚相談所登録時に「5千万円の借金」 - 産経WEST

2015.6.13 08:15更新


 青酸化合物による連続殺人事件で、知人の末広利明さん=当時(79)=に対する強盗殺人未遂容疑で再逮捕された筧(かけひ)千佐子容疑者(68)が、末広さんと金銭トラブルになっていた平成19年ごろに結婚相談所に登録していたことが12日、関係者への取材で分かった。「5千万〜6千万円の借金がある」などと登録理由を説明したといい、借金返済のため高齢男性を探し求めていた可能性がある。
 この後、千佐子容疑者は複数の交際・再婚相手が死亡し遺産を相続。借金相手だった末広さんも亡くなり、約5年後には「借金がなくなった」と発言していた。大阪府警など4県の合同捜査本部は、一連の青酸死事件は金目的だったとの見方を強めている。
 関係者によると、千佐子容疑者は大阪市内の結婚相談所に登録した際、「(最初の)夫の工場が経営破綻し、5千万〜6千万円の借金を抱えた」とした上で「平凡な生活を送りたい」と登録理由を話した。多額の負債から、男性はほとんど紹介されなかったという。
 一方、千佐子容疑者は、20年3月に奈良市の内縁男性、同5月に大阪府松原市の再婚相手が死亡し、2人の遺産を相続。21年5月には約4千万円の返済を求められていた末広さんが亡くなり、24年ごろ、相談所に「借金は返済できた」と連絡してきたという。同年3月には、青酸化合物で殺害したとされる本田正徳さん=同(71)=の遺産も相続していた。
 千佐子容疑者はこれまでの調べに、複数の男性に青酸化合物を服用させた手口として「自分が先に無害なカプセルを飲んで見せた」と話しており、末広さんも同様に青酸化合物を飲まされたとみられている。


たま〜に、簡単な報告程度の扱いはあるのですけどね。
筧被告が加入していた結婚相談所関係者の証言とか、遺族の証言とか、近所の人の証言とか、
筧被告の経歴とか、家族構成とか、
借金の具体的な内訳、とか。
犯行の時系列とか。
そういうワイドショー的に盛り上がりそうなネタは、ほとんど取り扱われず。
サラッと流すだけで終わってしまうんですよね。
……まぁ、逮捕される以前、疑惑が持ち上がったときに既に一度放映している内容も多いので。
今さら、目新しさがない。って理由もあるのかもしれませんが……
一時期はやった『後妻業』って社会的現象というか。一部の人達に見られる犯罪に関連しそうな行動を
もっと掘り下げていけば。
1〜2週間はひっぱれる番組作れると思うのですけども。
テレビで扱うのは、
国会審議が紛糾している所とか。
韓国でブレイクしているMERS感染問題とか。
そっちばかりで。
筧被告の話題は、悲しいほどにスルーされてます。


もっとも、
筧被告が死刑になろうが、他の国民は直接利害関係がないので。
自分が感染するかもしれないMERS問題、とか。
不便を被るかもしれない労働者派遣法の改正、とか。
詐欺被害を受けるかもしれない年金情報流出事件、とか。
戦争に巻き込まれるかもしれない、集団的自衛権新法の審議、とか。
これらに比べたら、
筧被告の事件なんて国民の関心も薄くて視聴率とれないだろう。
というテレビ局の思惑も、十分過ぎるほど判るのですけども。
でも、
アラフォーからアラフィーになろうか、という年齢で。
いまだ独身の私なんかにすると。
『後妻業』なんて物騒な言葉を世間に広めてくれた、この事件。
とても無関心ではいられないわけで……
もうちょっと、
取り上げてくれないかなぁ。と期待してます。


今の国会審議の流れじゃ、
無理かなぁ……
与野党のお祭り騒ぎを、アレコレ茶化している方が、
絶対数字とれるものねぇ。