kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

中国発の金融恐慌になるのか――中国大手証券が2・4兆円の資金を投入 急落の上海株式相場を下支え

先週からずっと気になっていた上海株式市場の動向ですが。
どうやら『バブル崩壊』ということで、ほぼ間違いないようです。
というわけで、まずは記事のブックマーク。



上海株、3週間で29%の急落 やはり中国株バブル崩壊か…超乱高下も終値5.8%安 (1/2ページ) - 産経ニュース 上海株、3週間で29%の急落 やはり中国株バブル崩壊か…超乱高下も終値5.8%安 (1/2ページ) - 産経ニュース

2015.7.3 16:50更新

 3日の上海総合指数は超乱高下となった。午前に一時7.2%安と大幅下落したが、午後の取引再開後に「爆買い」となって、この下げ幅をハネ返して高値圏に浮上した。しかしそこで息切れし、再び値下がり。終値は前日終値比225.85ポイント安の3686.92で取引を終了、下げ幅は5.8%と終値ベースで今週最大となった。
 高値の節目だった4000はきのう7月2日の終値で割り込んでおり、出口は見えてこない。今後はアジアなど他の市場への本格波及が懸念される。
 今年1−2月は3000余りで値動きしていた上海株は、3月から急伸が始まり、6月12日にザラ場で5178.19まで値上がりして年初来高値をつけた。
 ちょうど株価バブルではないかと懸念されていたおり、「6月12日が今年のピークになる可能性がある」と証券会社が指摘したことがきっかけとなって、一気に急落に転じた。6月12日と比べると、今日の終値は3週間で28.8%もの値下がりとなった。
 19日には6.4%安の4478.36、26日には7.4%安の4192.87と毎週金曜日には週一番の値下がりが続いた。きょうも今週最大の下げ幅となり、これで3週連続で金曜日の暴落となった。


中国大手証券が2・4兆円の資金を投入 急落の上海株式相場を下支え - 産経ニュース 中国大手証券が2・4兆円の資金を投入 急落の上海株式相場を下支え - 産経ニュース

2015.7.4 17:01更新

 中国の大手証券会社21社は4日、急落している上海の株式相場を下支えするため、共同で計1200億元(約2兆4千億円)以上の資金を市場に投じると発表した。主要株で構成する上場投資信託ETF)に少なくとも1200億元を投資する。異例の協調行動で、さらなる相場の下落にブレーキをかける姿勢を鮮明にした。
 21社は「株式市場の安定した発展を断固として守る」とする共同声明を発表した。
 上海株式市場の代表的な株価指数である総合指数の終値は6月5日に、2008年1月以来の高値となる5000台を記録。12日には5166・35をつけたが、その後は急速な相場上昇に対する警戒感が広がって売りが優勢となり、7月3日までに3割近く下落した。(共同)


単に、市場の下げ幅が拡大しただけなら。
私も『バブル崩壊』というような記事は書きません。
しかし、今日掲載された記事によれば(ブックマーク2つめの記事です)、
中国の大手証券会社が共同で株買い介入を始めて、市場を下支えする。との事で。
これは明らかな「禁じ手」で「市場操縦」「株価操縦」と呼ばれる物です。
公式な発表では中国の大手証券会社が仕手主体となっていますが。
おそらく、証券会社は隠れ蓑で、資金の出所は中国政府でしょう。
つまり、中国政府による株式市場への介入であり、それは資本主義経済の限界と終了を示すものです。
その意味では、『中国版バブル崩壊』というより。
『中国版資本主義経済の終了』というべきなのかもしれません。
あくまで、私の予想ですが。


そして問題は今後の動向ですが、
来週も上海市場の下落が続いて下げトレンドが反転しない、もしくは歯止めがかからない場合には。
信用取引の停止。株式売買の凍結、
(個人的には、政府の株式買い支えよりも。
 市場での一時的な信用取引高の制限、
 信用取引回数やレバレッジ、特定銘柄の信用売り制限……そっちの方が先ではないか、
 とも思うのですけどね。
 買い支え、と言うことは。売り抜け支援に金を使う、ということにしかならない、と思うのですけども)
最悪の場合、「上海株式市場の閉鎖」さらに「中国国内取引市場の一時閉鎖」まで行くのではないか、と予想します。
この場合、
資金の流動が強制的にストップするワケですから。
世界的な金融恐慌が勃発するでしょう。
今日発表された中国の株式市場介入によって、各国のトレーダーはそこまで予想するのではないでしょうか。
そのため、週明けの上海市場、というよりも中国市場から資金の引き上げが加速するのではないか。と思われます。


あ、でも、
大手証券会社の株買い介入は、実はデコイ(囮)で、
実際はその裏で、中国政府が覆面介入する、って可能性もありますね。
その場合、中国政府が介入する額は、およそ今発表されている額の100倍程度じゃないか、と思いますけども。
ただ、それをやれば一般人には判らなくても、トレーダーには情報が伝わるでしょうし。
(買い注文の板の動き見てれば、だいたい流れが通常どおりか。特殊かぐらいはわかります。
 もっとも板の情報すら操作されていた場合には……
 そうなると、それも通常とは異なる動きになるので。
 詳細は分からなくても、違和感程度は出るでしょうね)
その場合、やはり逃げ一色になるでしょうか。
もはや政府が市場操縦する目標通りにしか、資金が動かなくなるので。
リスクが大きすぎます。


……とまあ、
あくまで1個人の予想ですので。
裏付けは、ないのですけども。
ますます目が離せませんね。