kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

やっとここまで――記者も感激! 目頭ぬぐう関係者たち 「歴史的瞬間をこの目で見た」 MRJ初飛行

昨日の話です。
離陸の瞬間は、テレビのライブ中継で見てました。
青空の中へ滑るように飛んでいく姿が印象的でしたね。
個人的な感想ですが、
見た目のデザインが『新幹線』に似ているのが、いかにも日本らしいなぁ。と感じました。
ただ、ここに至るまでが……長かったですねぇ。
すでに機体の受注も始めながら、
試験飛行の延期につぐ延期で、
ついこの前まで「本当に飛べるのか」って経済紙とかでは疑問視されてましたから。
無事飛び立って一安心、という具合でしょうか。
メディアは、一面を使って大々的に取り上げていますけども。
私としては、
現状は浮かれていられるような状況ではないと思っています。というか、厳しいと見方しかできません。
『失敗を怖れて、延期につぐ延期を重ねて、やっと飛んだだけ』
端的に書けばこういう内容ですからね。
この後、この機体が営業飛行できるのかは、未知数ですし。
スケジュールもどこまで延期されるのか、これまでの軌跡からすれば、まったく見通したちませんし。
その間にライバル社がこの機体を超えるスペックの飛行機を、MRJよりも安価で売り出したら……
燃費は今はリードできていても、
この機体が営業飛行可能になるのは、早くて数年後先の話で。
その数年後にはライバル社がどうなっているか、
そのときに、アドバンテージを保っていられるのか、これも怪しいですからね。


日本人として、
心情的に頑張って欲しいですけども。
感激するのは、早いですね。


【MRJ初飛行】記者も感激! 目頭ぬぐう関係者たち 「歴史的瞬間をこの目で見た」(1/2ページ) - 産経ニュース 【MRJ初飛行】記者も感激! 目頭ぬぐう関係者たち 「歴史的瞬間をこの目で見た」(1/2ページ) - 産経ニュース

2015.11.11 15:59更新
着陸のため愛知県営名古屋空港に向かうMRJ=11日午前11時1分、愛知県(本社ヘリから、竹川禎一郎撮影)


 約半世紀ぶりの国産旅客機である三菱リージョナルジェット(MRJ)の初飛行。記者は厳戒体制の愛知県営名古屋空港(愛知県豊山町)に張り付き、その歴史的瞬間をこの目で見た。開発を始めてから10年以上をかけてこぎつけた初飛行だけに、航空関係者にとっては直前の緊張感、そして成功の喜びはひとしおだった。記者も思わず感激した。
 朝起きると、現地の空は晴れ渡っていた。薄い雲はあるが、飛行の支障になるほどではなさそうだ。当日の天候によっては、直前に延期となる可能性もあったが、これなら心配ない。
 日頃、飛行機マニアらでにぎわう展望台だが、MRJの飛ぶ可能性がある9〜13日は閉鎖された。初飛行だけに万全を期したようだ。このため、空港内には限られた関係者のほかは報道陣しか入れない。マスコミ関係者だけで200人近くが詰めかけた。その一人となった幸運をかみしめた。
 集合は午前6時半。滑走路の脇の建物からその瞬間を待つ。白くスマートなMRJの機体が日差しを浴びてたたずむ姿は美しかった。パイロットらが乗り込み、動き出すのを今か今かと待ちわびる。
 そして午前9時過ぎ、ようやくMRJが動き出す。駐機場から滑走路に出ると、周囲の空気は緊張感で張り詰めた。技術の粋を集めてつくられただけに失敗はないとわかっていても、何しろ半世紀ぶりの初飛行。ジェット機としては国産初なのだ。
 滑走路をゆっくりと走り出す。徐々にスピードを上げると、前輪が浮き上がり、MRJは大空に舞い上がった。機体が空中に浮いた瞬間、約200人の航空関係者から拍手がわき上がった。ハンカチで目頭をぬぐい、握手で喜びを分かち合う姿も見られた。
 型式認証の取得、期限通りの納入、世界の強豪との販売競争…今後の課題を挙げればきりがない。しかし、約1時間半後に着陸したMRJの初飛行は確かに成功した。約半世紀の間、ほぼ止まっていた日本の航空機産業史が再び、力強く動き出したと強く感じた。(黄金崎元)