最近ちょくちょく見かけるようになった、
この手の事故。
ちょっと前ですと、
北海道JRとか、小田急でもあったのですけども。
JR東でも、
東京のど真ん中で、架線の電柱が倒れたり。
この手の事件を見て思うのは、
なんというか、
社会インフラを維持するための人でも、費用も慢性的に足りなくなっているのじゃないかなぁ。
よ、そんな印象を受けます。
この手の社会インフラの事故は、
たしかに昔からずっとあるのですけども。
私の記憶の中にあるのは、
だいたい5年とか10年に一度、重大事故として起きたりするモノでした。
死傷者数が二桁、三桁にのぼるような、
大事件になるのですけども。
その代わりではないですが、数年に一度の割合。という。
でも、
近頃のはほぼ毎年のように、
しかし死傷者数は大したことのない、重大事故に入る一歩手前で済んでいるもの、ばかりで。
重大事故の一歩手前で防げている、と考えるべきか。
それとも、
いままで事故になる前に未然に防げていた案件が、
人手や経費が足りなくて防げなくなってしまっている。とか。
どちらと見るべきか。
私は、
後者と見ています。
最近は、
さかんに『地方が疲弊している』と声高に叫ばれているのですけども。
程度の差こそあれ、
都市圏も疲弊しているのじゃないかなぁ。
と、
個人的には、そういう印象を受けるのですけどもねぇ。
あり得ない初歩的な事故、というか手抜きが起きるのは。
そういう事態を示唆しているのではないでしょうか。とか考えてしまいます。
ついこの前発覚して、
いまだに片の付いてない、
マンション杭打ちデータの流用とかも、
一社に限らず。
一部地域に限らず、
全国的に偏り無く広がってますし。
これってやっぱり、
日本全体が、
疲弊しているってことじゃないですかねぇ。
そういう現実を、
マジメに話し合わないといけない時期に来てるんじゃないのかなぁ。
列車が土砂に乗り上げ 岩手・JR山田線 数人軽傷か - 産経ニュース
2015.12.11 21:33更新
線路に流入した土砂に乗り上げ、傾いたJR山田線の車両=11日夜、岩手県宮古市(乗客提供)
JR東日本によると、11日午後7時半すぎ、岩手県宮古市で土砂崩れが発生し、JR山田線の線路に流入した土砂に列車が乗り上げた。
宮古署によると、数人がけがをしたという情報があるが、いずれも軽傷とみられる。
列車は宮古発盛岡行き。宮古市の平津戸駅付近を走行中だった。乗客22人と乗員2人は車外に脱出した。
2015.12.12 12:56更新
土砂に乗り上げ脱線した、JR山田線の普通列車=12日午前、岩手県宮古市
岩手県のJR山田線で11日夜、線路に流入した土砂に普通列車(1両)が乗り上げ脱線した事故で、運輸安全委員会は12日、鉄道事故調査官を現地に派遣し、関係者から事情を聴くなどして事故の詳しい状況の調査を始めた。県警も同日午後、実況見分して現場の状況を確認した。
JR東日本や宮古署によると、現場は同県宮古市の山間部で、トンネルから100メートルほど進んだ直線部分。前夜から降り続いた大雨の影響で土砂崩れが発生したとみられる。運転士は線路上の倒木に気付いたが、ブレーキが間に合わず土砂に衝突し、乗り上げた。
脱線した列車は12日も現場に止まったままだが、山田線は盛岡市内の一部区間で本数を限って運行を再開した。
列車は宮古発盛岡行き。JR東日本によると乗客22人のうち男女10人が軽傷を負ったほか、乗り合わせた同社社員4人もけがをした。乗員2人は無事だった。