kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

ええっ!? ―― KADOKAWAが小説発売中止 編集者が原稿を無断改変

なんでこんな事になった……って事件というか。
私も、カドカワというかメディアワークス関係には知人いますけども。
だから、この手の事件はどうしても気になってしまうのですが。
こういうのは初めて聞きました……


KADOKAWAが小説発売中止 編集者が原稿を無断改変(1/2ページ) - 産経ニュース KADOKAWAが小説発売中止 編集者が原稿を無断改変(1/2ページ) - 産経ニュース

 出版大手のKADOKAWAは、25日に発売する予定だった新作小説『からくり同心 景 黒い好敵手』の発売を中止すると24日、発表した。
 同社によると、作家の谷津矢車(やつ・やぐるま)さん(29)から「原稿の改変が行われているのではないか」との指摘を受け編集部で調査したところ、担当編集者が無断で原稿を変えていたことが判明した。あわせて、8月に刊行された同シリーズ第1作『からくり同心 景』にも、改変があったため、初版1万部を回収して絶版にするという。
 同社は「原稿の無断改変は、決して行ってはならないこと。チェック体制の厳重強化、編集者の指導、教育を徹底し、2度とこのようなことを起こさぬよう再発防止に努める」と話している。
 谷津さんは同社の公式ホームページで「ゲラチェックの際、明らかにわたしのものではない文章が混入していました。しかも、中にはキャラクターの台詞などの小説にとって核である要素にさえ手が加えられていた形跡がありました。何者かが、わたしの文章を大幅に改竄していたのです」と憤りをあらわにした。「改竄者が担当編集者であったこと、さらにはその改竄範囲が広範にわたることも併せて判明するに至り、もはやわたしの著作物と胸を張れる代物ではなくなっていたことが判明したのです」として、印刷段階に入っていた第2作の発売中止を申し出たという。
 谷津さんは平成24年に「蒲生の記」で歴史群像大賞優秀賞を受賞。喜多川歌麿写楽を世に送り出した江戸時代の出版プロデューサー蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)の波乱に満ちた半生を描いた「蔦屋」(学研)など歴史小説を多く手がけている。


【お詫び】からくり同心景シリーズ凍結について ( 小説 ) - 谷津矢車観察日記 - Yahoo!ブログ 【お詫び】からくり同心景シリーズ凍結について ( 小説 ) - 谷津矢車観察日記 - Yahoo!ブログ


ただ、過去には平井和正氏の狼男校正事件でも似たようなことがあったようで。
誤脱修正などの校正を作者通さずにやると、こういう事になるのかなぁ……
バレたら問題になるのはわかりきっている事態なので。
やる方も切羽詰まってない限り、ここまで乱暴なことはしませんよ。と思うのですけどねぇ。
ただ、
その切羽詰まっていたってのが……編集者としての無能ゆえ、ってことになってしまうのですけども。

スケジュール管理に失敗すると、というか。
入校をギリギリに設定してたりすると、そうなるよなぁ。
作者に渡して戻ってくるのを1週間程度待つとか。場合によっては1ヶ月以上とまることもありますけども。
余裕みて時間とっとかないと。
校正チェックで指摘される修正箇所なんて、
数百箇所に渡ることもザラですから。
セリフだろうが、重要なシーンだろうが……修正箇所は、所構わずおかまいなしで、
赤ペンが入りますし。
作者が気に入っている表現でも、
他人に読ませてみて意味が判らない=判読不能、ってセンテンスも、ごくごくたまにですが。ありますしね……
それでも、
作者の創作物なのですから。
無断で改竄してはいけませんよねぇ。
編集者として、やりきれなくてもねぇ。