さて、
日曜日にあった選挙、沖縄の宜野湾市長選で、
政権与党の自民党、公明党が推薦した現職市長が再選を果たしました。
普天間飛行場の辺野古移設反対を掲げる、現沖縄県知事が支援する対立候補は敗れました。
で、これについては、
この2日間で、
いろんな論評が……というか、選挙の結果について今後、政府が沖縄で進めている
普天間米軍基地の辺野古移設への影響が、
あれこれと囁かれているのですけども。
私としては、
沖縄から遠く離れた関東から見ているだけの話ですけども。
あれこれ考えても仕方がないかなぁ。と。
結果としてハッキリしているのは、
現職市長が再選した、
翁長知事が支援していた候補が敗れたけども、それなりに得票した。
という結果で、
ここから断言できるのは、
『翁長知事の意見は沖縄県民の総意ではなかった』という事実ですね。
総意であるなら、今回当選した現職市長は翁長知事から公認を受けて、
知事支援の対立候補なんて立つはずないですから。
で、
何がいいたいのか、というと。
沖縄県民の世論は真っ二つ。だって現実です。
それでは、さてどうしましょう。って話。
あと、もう一つ、
沖縄県民の世論は真っ二つなのに、
『県民の総意』を騙った翁長知事は独裁者である、という事実です。
独裁者が
国相手に喧嘩打っているので、
こりゃもう、面倒なことになるのは避けられませんねぇ。
でもまあ、
沖縄県民がそうしたい、って願っているのだから。
好きにしたらいいのではないか、と思います。
【宜野湾市長選】知事の“オール沖縄”「実態とかけ離れている」と菅氏 世論調査、基地移設に「影響」7割(1/2ページ) - 産経ニュース
2016.1.25 17:22更新
安倍晋三首相は25日、米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾(ぎのわん)市の市長選で、自民、公明両党が推薦した現職の佐喜真淳氏が再選されたことについて、「良かった」と述べた。官邸で記者団に答えた。
菅義偉(すがよしひで)官房長官は25日の記者会見で、普天間飛行場の名護市辺野古への移設について「住環境や自然環境にできる限り配慮し、従来通り進める」と述べ、移設工事を着実に進める考えを示した。
翁長(おなが)雄志(たけし)知事らが市長選で、辺野古移設反対を中心とした保革融合の「オール沖縄」と訴えたことについては「県内11市のうち9人の市長が翁長氏と行動を共にしていないのに、『オール沖縄』という言葉は実態と大きくかけ離れている。(選挙結果で)一目瞭然ではないか」と強調した。
一方、佐喜真氏は25日、宜野湾市内で記者会見し、普天間飛行場について「直接、国と市が協議する仕組みをつくっていきたい」と述べた。
普天間飛行場の早期運用停止などをめぐっては、沖縄県知事と宜野湾市長が参加する政府との協議の枠組みとして、平成26年2月に「負担軽減推進会議」が設置されたが、同年12月に翁長氏が知事に就任して以降開かれていない。佐喜真氏は知事を抜いた形で別の枠組みを設置し、政府と協議する意向を示したものだ。
産経新聞社とFNNの合同世論調査で宜野湾市長について尋ねたところ、72%が選挙結果が辺野古移設に「影響する」と回答した。