kg_noguの愚痴日記

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さて、これは政府の敗北なのでしょうか――首相 辺野古埋め立て巡る裁判で和解案受け入れる方針

今日の気になるニュースは、
政府が譲歩した、ようにも見えるこのニュースです。


首相 普天間移設巡る裁判で和解案受け入れる方針 NHKニュース 首相 普天間移設巡る裁判で和解案受け入れる方針 NHKニュース

3月4日 12時00分

首相 辺野古埋め立て巡る裁判で和解案受け入れる方針
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、国と沖縄県双方が訴えた裁判で、安倍総理大臣は、工事の中止を含む裁判所が示した和解案を受け入れる意向を固め、関係閣僚に伝えました。沖縄県側は、和解案を受け入れる方針をすでに裁判所に伝えていることから、国と県との和解が成立する見通しとなりました。
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、国と沖縄県との間では3つの裁判が行われていて、このうち沖縄県の翁長知事が、移設先の名護市辺野古沖の埋め立て承認を取り消したことに対し、国が知事の代わりに取り消しを撤回する代執行を求めた行政訴訟で、裁判所は先に和解案を示しました。
裁判所の和解案は当初、暫定的なものと根本的なものの2案がありましたが、裁判所はその後、先月29日の弁論に合わせて、沖縄県側が前向きに検討するとしてきた暫定案を修正した新たな和解案を示しました。
新たな和解案では、国と沖縄県の間で行われている裁判をすべて取り下げ、工事を中止したうえで、国が、翁長知事が行った埋め立て承認の取り消しの是正を指示するよう求めています。そして、沖縄県側がこれを不服とする場合には、国の是正指示を取り消す裁判を起こし、この裁判の結果に双方とも従うとしています。あわせてこの裁判の判決までに、国と沖縄県は、円満な解決に向けた協議を行うことなどが盛り込まれています。
政府は当初、工事の中止は受け入れられないとしてきましたが、安倍総理大臣は、国と県とのいわば訴訟合戦が続くような事態は好ましくなく、対立が長引けば普天間基地の危険性の除去や移設計画の実現も危うくなりかねないとして、新たな和解案を受け入れる意向を固めました。
そして安倍総理大臣は4日昼すぎ、総理大臣官邸で、岸田外務大臣や中谷防衛大臣ら関係閣僚らに対し、こうした方針を伝えました。
また政府は、外交ルートを通じてアメリカ政府に対し、この方針を伝えました。
関係者によりますと、工事の中止を盛り込んだ新たな和解案について、沖縄県側は受け入れる方針をすでに裁判所に伝えていることから、国と県との和解が成立する見通しとなりました。

私は、とことんヤリ合えばイイ派なので。
いやいや、国は相当攻めてきてますよ。
とか感じていたりするのですけども。
世間の中にはそうではない方も大勢居るので。
まあ、なるようになればいんじゃないか。と、
いっそう強く思ったのですが。
今回の和解案で、当面の工事は中止になりましたけども。
全ての裁判を一本化して、それで決着付けましょう、って内容なんですから。
つまり、爺知事様は、好き勝手に裁判を起こせなくなったのですね。
さらに、
裁判自体は、手続き上の瑕疵があったのかなかったのか、を判断するだけで。
米軍基地の正当性は、問題じゃないですから。
それでも、
翁知事が和解案を拒否するなら、
「知事が和解を拒否したのだから、問題のすべての責任は知事にある」って、
一方的に非難することができる立場を獲得したわけです。
…………まあ、工事を止めるだけでもエライことなのですけども。
当然、アメリカからは、首相が責められるでしょうよ。
よく、思い切った決断をしたモノです。

リーダーシップとは、
こういう物なのでしょう。