いやぁ、昨日は取り上げなかったこのニュース。
昨日もちょっと書いたのですけども、
私の結論は、最初から決まっていて。
「はいはい、津波に呑まれたと思って諦めるしかないですね」
という答えしかないのですけども。
マスコミが騒ぎ出したらイヤだな、と。
「政府は最善を尽くせ」と叫びだしたらイヤだな。と。
危ぶんでいたら、やっぱりそうなってきました。
なんで、そんな事いうんだろうなぁ?
だって、「戦争してもいいから助けてくれ」と言ってるのと、同義ですよ?
交渉で、金で……それは戦争とは違う。と。
大方の人は言うかもしれません。
しかしですね、
必ず交渉がまとまるわけではないし、
金で片が付くわけでもありません。
では、
助かった人と助からなかった人が出来てきた時に、
そういう状況が続くと、
「助けるために出来る事がもっとあるだろう? 自衛隊を送ればいいじゃないか?」
って、話になるわけですよ。
その時は、
「自衛隊を送り込めば助けられるのに、政府は見殺しにするのか?」
って話になるわけですよ。
100人、1000人単位で、人質に取られたりしたら、
そういう圧力は相当なものになりますよ。
そしたら、もう日本は「なし崩しに戦争する」ことになってしまうじゃないか。
なんで、
国民がそうやって政府を『戦争する』方へ追い詰めてしまうんですか。
「戦争しない」ためには、
国民だって、しっかりと一線を引いて、そこを越えたら諦めるべきなんです。
「政府に助けは求めない!」と、はっきり態度で示すべきなんです。
だから「自衛隊は海外に送るな」と強弁できるんですよ。
【ジャーナリスト拘束】安田純平さんか、動画公開「誰も反応してくれない」 「ヌスラ戦線に拘束」可能性 - 産経ニュース
2016.3.17 20:20
【ジャーナリスト拘束】
安田純平さんか、動画公開「誰も反応してくれない」 「ヌスラ戦線に拘束」可能性【カイロ=大内清】昨年6月、内戦下のシリアに入国した後、行方不明となっているフリージャーナリスト、安田純平さん(42)とみられる男性の動画が16日、インターネットのフェイスブック上に公開された。動画を投稿した自称ジャーナリストのシリア人男性は産経新聞の電話取材に、「安田さんは(国際テロ組織アルカーイダ系の)ヌスラ戦線に拘束されているとみられる」と説明したが、信憑(しんぴょう)性は不明だ。
動画では、安田さんとみられる男性が英語で「私はジュンペイ・ヤスダです。今日、3月16日は私の誕生日です」と話し始め、家族に向けて「愛している。いつもみんなのことを考えている。抱きしめたい」と語った。時折、メモに目を落としながら、「私の国に言わなくてはならないことがある」と述べ、「痛みに苦しんでいるのに、誰も反応してくれない」と、日本政府に解放交渉を促すかのような発言もした。
投稿したシリア人男性によると、動画はシリア武装勢力間の連絡調整にあたる機関から提供されたもので、自身はヌスラ戦線との直接的なつながりはないという。また、拘束した組織が身代金を要求しているとの情報もあるが、投稿者は身代金要求の有無については明言を避けた。
菅義偉官房長官は17日の記者会見で、「(動画の男性は)安田さん本人と思われる。身代金要求は承知していない」と述べた。
安田さんは昨年6月下旬にトルコ南部からシリアに入った後、消息が途絶えた。
ちなみに私は見捨てろ、と言っているのではなくて。
政府は手を出すな、と言いたいのですね。
『民間』で救出活動する分には、どんどんやればいいと思います。し。
民間がやることに対して政府は口を出すな。と思っています。
というか、不思議なのは、
これだけ「海外」での「日本人」が「危険な状況」に巻き込まれる事件が増えてきているのですから、
政府のあやふやな情報では役に立たないので、
大企業が金を出して、
『安全情報を金で集め、売りつける』会社を設立して共同で運営し、
自分たちの身は自分たちで守る仕組みを作ればいいんじゃないか。と思いますけども。
ある意味、
民間のセキュリティー会社で、
一歩間違うと、PMF(さっくりかくと傭兵会社)になってしまいますけども。
私がイメージするのは、
民間諜報会社とかで
企業として活動する分には、問題ないと思いますし。
日本だけではなくて、諸外国にも情報を売れば、
新たな産業になりますし。
憲法の精神も守れて、バンバンザイだと思うのですけどもね。