kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

だれが文句言いたいのか、よく判る記事――オバマ大統領の広島訪問に韓中日の識者が懸念の声

これはなかなか面白い記事です。
日本のメディアは、ここまで露骨な記事は出してきませんから。
やっぱり、韓国メディアだからこそ書けた記事でしょうね。
で、その記事の中に「朝日新聞」の名前が出てくるのがなんとも。
朝日新聞」の立ち位置が良く判る記事です。
なぜか、自社が日本国内で発行している新聞では、
オバマ大統領の広島訪問の記事は掲載されていましたけども、
この件にはいっさい触れられていないのですけども。
『前主筆』が勝手に喋っているので、
朝日新聞には関係ありません、ってことなんでしょうかね。
まあ、それは脇に置いておいても、
なぜか中国から人を招いて、この件について発言させるとか。
この辺のスタンスが良く判らないです。
そこまで政治問題化したいなら、
G7外相会談が広島で開かれたときに、
中国は途中からでも外相会談についても強く非難して、
オバマ大統領の広島訪問に反対したらよかったのだと思うのですけども。
「広島でG7外相会談を開催するのは間違っている!」と。


オバマ大統領の広島訪問に韓中日の識者が懸念の声-Chosun online 朝鮮日報 オバマ大統領の広島訪問に韓中日の識者が懸念の声-Chosun online 朝鮮日報


記事入力 : 2016/04/23 08:00 / 記事修正 : 2016/04/23 16:51
ニア財団の招きで会談
韓国・李泰鎮氏「歴史問題解決をより難しくする」
中国・時殷弘氏「米大統領の広島訪問は中国を刺激」
日本・若宮啓文氏「望ましいことだが波紋を呼ぶ


 米国のバラク・オバマ大統領が来月、広島を訪問する可能性が浮上しているが、これに対し、ニア財団(鄭徳亀〈チョン・ドック〉理事長)の招きにより22日にソウルで会談した韓国・中国・日本の代表的な識者たちは懸念を示した。オバマ大統領は「非核化」や「平和」についてのメッセージを伝えるため、世界初の原子爆弾被爆地となった広島への訪問を検討しているというが、これに対し「戦争を起こした国である日本を被害者扱いし、日本の過去の侵略の歴史に免罪符を与えかねない」と懸念する声も出ている。
 国史編さん委員長を務めたソウル大学李泰鎮イ・テジン)名誉教授は「北東アジアの(歴史)問題が現在もかなり複雑に絡み合い、解決の見通しも不透明な状況の中、オバマ大統領が広島を訪問すれば(歴史問題解決を)さらに難しくしてしまう。歴史問題が解決され、北東アジアの平和共存体制が確立された後、米国の大統領だけでなく各国の首脳が一緒に訪問するというのが妥当だ」と主張した。
 中国人民大学国際関係学院の時殷弘教授も「米国の大統領が被爆都市(広島)を訪問するのは、中国を刺激する行為だ。(米日両国は)安全保障をめぐる競争をあおり、アジアの平和を脅かす行為をやめるべきだ」と述べた。
 当事者である日本から出席した朝日新聞若宮啓文・前主筆は「広島は日本の被害ではなく、人類全体の悲劇を象徴する場所であり、米国の大統領が訪問するのは『核廃絶』のメッセージを発信するうえで基本的に望ましい。広島には韓国人被爆者も多かった」と述べた。ただ「右派の首相が政権の座に就き、米国との防衛協力を増強している時期でもあるので、特に中国や韓国などに波紋を呼ぶのだろう」とも述べ、「その意味でも日本の首相の中国・南京への訪問、天皇の韓国訪問が可能な状況であれば、より望ましい」と述べた。南京は1937年、日中戦争のさなかに日本軍が大虐殺を行ったとされる都市だ。
 北東アジアの歴史問題の解決方法について、李名誉教授は「3カ国の青少年たちが歴史を学び、平和共存を模索する道をつくっていくべきだ」と主張し、若宮氏は「韓国が(朝鮮戦争当時に北朝鮮を支援した)中国に対し寛大な姿勢を見せるのと同じように、日本に対しても寛容な姿勢を見せてほしい」と述べた。時教授「日本政府が歴史に関する和解に向け努力してこそ、中国の人民たちの心をつかむことが可能だ」と主張した。


李竜洙(イ・ヨンス)記者

朝鮮日報朝鮮日報日本語版


最近、気になっているのは。
習近平政権の外交、というか。アジア外交、と言い換えればいいでしょうか。
これは、
ほとんど上手く行ってないように見えるのですけども。
そう見えるのは、
習近平政権の対抗勢力が、
習近平の外交が失敗している事を、ことさら印象づけているのではないでしょうか。
と。
外交問題に見えて、
実は中国国内の権力争いが、非常に強く影響しているんじゃないかなぁ。
と。
私は気になっているのです。
なので、
中国に肩入れしたつもりでいると。後で、足下掬われるんじゃないですかね。
ちなみに、下が
朝日新聞の記事です。
中国のことも、韓国のことも、
一言も出てきません。



オバマ大統領、広島訪問を最終判断へ 早ければ月内にも:朝日新聞デジタル オバマ大統領、広島訪問を最終判断へ 早ければ月内にも:朝日新聞デジタル

 「アジアに関する質問は私がアジアに行くまで待って欲しい」。22日、オバマ氏は訪問先の英国での記者会見で広島訪問についての質問をかわした。実現すれば原爆を投下した米国の現職大統領として初めてとなる一方、米国内にはなお反対論もあり、正式に決断する前の発言が独り歩きするのを避けたとみられる。
 実際、G7首脳会議の米先遣隊は14日、会場の賢島(かしこじま、三重県)周辺を視察したものの、同行した米側関係者は「広島には行かなかった」と明かす。
 ただ、オバマ氏の広島訪問への意欲は過去の言動からも明らかだ。米国内に慎重論の強い謝罪に踏み込まなくても訪問は可能と米政府はみており、被爆地から世界に向けて核軍縮のメッセージを発信することも視野に入れている。
 米大統領が外遊する際には、大統領が乗るヘリや分厚い防弾装甲の鋼板で覆われた専用車両を運ぶなど膨大な準備が必要になり、日米政府筋によれば3週間から1カ月程度は準備期間が必要という。こうした事情もあり、米当局者は「大統領の帰国後、速やかに(広島訪問の可否を)決めたい」とし、遅くとも5月上旬にはオバマ氏が最終判断する見通しだ。
 多忙な日程の調整も必要になるが、訪日に合わせてオバマ氏が初訪問するベトナムは日本の前になる見通し。G7後は米国へ戻る予定で、国内事情が許せば調整できるとみられる。
 最後は世論の見極めだ。ケリー国務長官が今月に広島を訪れた後、米有力紙は広島訪問を後押しする論調が大勢。21日の米下院本会議では日系人のタカノ下院議員(民主党)が「世界最大の核兵器保有国の最高司令官が、核兵器のすさまじさを認識しているということを示すきっかけとなる」と訪問の意義を強調した。
 ただ、米国内では原爆投下は戦争終結を早め、多数の米国民の命を救ったと正当化する意見も根強い。米政府内にも、高度に敏感なテーマであることから実現に慎重な見方があるが、最後はオバマ氏が決断を下すことになる。(ロンドン=奥寺淳、ワシントン=佐藤武嗣)