日本もかつて、
民主党が……というか、小沢一郎氏が天皇陛下と中国主席の面会を、
強引に企画して、前例をやぶってねじ込んだ例があるのですけども。
だから、
日本もやろうとするなら、こういうえげつない事もできた筈なのですけども。
それができないのが、日本人の人の良さ、というか。未熟さ。というか。
そして、
こういう事をできるのが、
イギリスの外交の巧みさ。というか。成熟している部分なのでしょうね。
中国・習近平一行は「とても失礼だった」 英女王が園遊会で本音発言 映像公開 - 産経ニュース
英国のエリザベス女王が、昨年１０月に同国を国賓として公式訪問した中国の習近平国家主席の一行について、「とても失礼だった」と発言する様子がテレビカメラのマイクに拾われ、映像とともに、英ＢＢＣ放送などが報じた。
報道によると、女王の生誕９０歳を祝いバッキンガム宮殿で１０日に開かれた園遊会で、習主席夫妻の警備を監督したロンドン警視庁の女性警視長、ルーシー・ドルシ氏を紹介された女王は、「まあ、お気の毒。運が悪かったわね」と話しかけた。随員が女王に「中国側に非常に業務を妨げられた」と説明。ドルシ氏が「あのときはかなりの試練でした」と答えた。
さらに、女王は中国駐在のバーバラ・ウッドワード英国大使に対しても、「とても非礼だった」と発言。ドルシ氏も「非礼で配慮に欠けていたと思います」と同意した。
記事の続きでは、
この録音音声は偶然録音されたものだ、とか書かれていますが。
超ＶＩＰのそばに身体検査もなしに近寄れずはずがなくて。
当然、録音装置などの都合の悪い物は前もってすべて管理されているはずです。
ノーマーク、ってことはないでしょう。
今回の公開も、もちろんイギリス政府の意図的なリークですよね。
私的に気になるのは、
なぜ今このタイミングで公開されたのか。その点で。
『このタイミング』というのは、伊勢志摩サミット直前。のタイミングですね。
オバマ大統領が広島訪問を公式に認めた、タイミングです。
アメリカ大統領の広島訪問に続いて、
中国の外交にプレッシャーをかけるような、
中国政府が嫌がるようなことが、どうして立て続けてに起きたのか。
それも
アメリカとイギリスから。
そこが、とても気になります。
