会見当時は、世間を騒がせたのですけども。
連日、メディアで取り上げられて。追いかけ回されて。
でも、
こうして、判決結果が出た今、
彼が示した問題を、
改めてとりあげるメディアはほとんどありません。
初犯ですし、
記載されていた金額も、『億』にはとても届かない程度ですから。
だから、
執行猶予がついたのでしょう。
実際、
犯罪の内容は違法な企業献金などの贈収賄に比べると、大したものではない。
という判断なのでしょう。
今思うと、
あの騒ぎはなんだったのか、と言いたくなりますが。
とくに、
マスコミについては、
あれだけ大きく取り上げていたのだから、
事件の結果も
同じくらい、とまでは言いませんけども。
それなりに取り上げて、
騒ぎの総括をきちんとするべきではないか、と思ったりします。
しかし、
現実では、サラッと結果が報じられておしまいで。
騒ぎの総括なんて、まったくなされないわけで。
そういうところでも、
『マスコミ不信』が少しずつ溜まっていくのだろう、と思います。
【号泣元県議有罪】「記憶がない」は「虚偽の疑い強い」裁判長指摘 野々村被告に懲役3年、執行猶予4年判決(1/2ページ) - 産経WEST
兵庫県議時代に出張費名目などで嘘の収支報告書を提出し、政務活動費(政活費)約913万円をだまし取ったとして、詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた元県議、野々村竜太郎被告(49)の判決公判が6日、神戸地裁で開かれ、佐茂剛裁判長は懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年)を言い渡した。
判決で佐茂裁判長は「出張の事実はなかった」と認定。公判で「記憶がない」と繰り返した野々村被告について「重篤な健忘をきたすような心身の異常は認められない。被告の公判供述は虚偽の疑いが強い」と指弾した。