kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

やっぱり微妙――【コラム】韓国人のTHAAD反対論を掲載した人民日報

最近、
日本国内ではめっきり影の薄くなってしまった『韓国』ですが。
隣国、
中国との距離感を掴みあぐねているようで。
愚痴のような記事が、ちょくちょくメディアに挙げられます。
これも、
そんな中の一つです。

【コラム】韓国人のTHAAD反対論を掲載した人民日報-Chosun online 朝鮮日報 【コラム】韓国人のTHAAD反対論を掲載した人民日報-Chosun online 朝鮮日報


記事入力 : 2016/08/02 09:16


 大国中国が弱小国フィリピンが提訴した南シナ海をめぐる国際仲裁で一方的に敗れた。事実南シナ海の85%を「自国領」だとするのはどの国から見ても無理がある。それでも中国の知識層ですら「こんな結果が出るとは思わなかった」と話す。中国の外交はそんな国民を目覚めさせることもできず、緻密(ちみつ)な準備で敗北を防ぐこともできず、国際的な批判を浴びる方向へと歩んだ。弁明の余地がない外交上の失敗だ。民主国家ならば外交トップの首が飛び、政権が揺るぎかねない事態だ。
 事前に変化は感じられた。中国中央テレビの天気予報が変わったのだ。海上予報を伝えるグラフィック画面に前にはなかった「南海九段線」がひそかに表示され始めた。そして、南シナ海の紛争地域である南沙諸島スプラトリー諸島)、西沙諸島パラセル諸島)、中沙諸島の天気予報が新たに伝えられるようになったことも変化だ。とはいえ、名前は島でもほとんど住民不在の岩礁ばかりだ。最低限の自省ではなく、自国の領土論理の日常化を選んだ中国を見ていて、最初は苦笑したかったが、後になってきまりが悪くなった。
 中国の一方的思考はTHAAD論争でも共通している。中国は韓国政府の主張には全く耳を傾けない。「万一中国と国境を接する国が中国を狙って核・ミサイル実験を続けていたら黙っていられるのか」「核開発も長距離ミサイル開発も放棄した韓国が自衛レベルでできることは果たして何なのか」「根本的原因が北朝鮮であることは認めるのか」――。これらは韓国が当然提起すべき問いかけなのだが、中国政府は回答どころか「何を言おうと信じない」という態度で一貫している。
 中国共産党機関紙の人民日報は1週間の間に韓国人の筆者を2人も登場させ、THAAD反対の主張を強めた。人民日報は党宣伝部が記事と論調を決める宣伝媒体だ。習近平主席が「THAAD反対」を公言している以上、載せられる内容は明らかだ。案の定、盧武鉉ノ・ムヒョン)政権で大統領府(青瓦台)秘書官を務めた人物、某私立大教授という2人は北朝鮮の核による挑発には一言も触れないまま、中国の立場を一方的に代弁する論理を展開した。逆効果の方が大きいということを知らないのは中国だけのようだ。
 そんな中国を見ていて、他者の意見を全く顧みない「鑑(かがみ)がない社会」だという思いがした。南シナ海であれ、THAADであれ、ひたすら自分の観点で一方的に突っ走るものだから、国際法廷で惨敗し、安全保障上の主権を行使しようとする周辺国には現在のように荒っぽい対応を示すのだ。米外交誌「フォーリンポリシー」が南シナ海とTHAADの問題をめぐり、「中国外交の失敗」を指摘したのもそのためだ。しかし、隣国への報復を公言してやまない環球時報という新聞は「何をとんでもないことを言っているのか」という反応だ。
 そんな国の隣人としてやっていくには、韓国国民がもっと目を覚ますしかない。人民日報に寄稿した2人がもし中国側にこう話したらどうだろうか。「THAADに反対することは正しい。しかし、自分が言いたいことは韓国メディアに全て話した。必要ならばそれを引用すればよい。外国メディア、それも言論の自由がない中国メディアを通じて自国を批判したくはない。自分の投稿を載せたいなら、中国に対する批判も認めろ」。そう述べたならば、中国は韓国の知識人社会、ひいては韓国を甘くは見ないはずだ。


北京=李吉星(イ・ギルソン)特派員
朝鮮日報朝鮮日報日本語版


中国と、仲良くしてシッポを振りたいのか。
それとも敵対して、ガチンコで「韓国マンセー」とケンカしたいのか。
いまひとつ、
どうしたいのか意図がつたわってこない。というか。
意志がはっきりしないなぁ。
と。