今回のブラジルオリンピック、
いろんなニュースがありました。
そして、
まだ競技は続いています。
これからも、新しい結果が次々と産まれて、世間を騒がせるのでしょう。
でも、
私的には、
このリザルト、
これ以上に驚くようなそういう結末は、今回のブラジルオリンピックはもう出てこないでしょうね。
そのくらい、
衝撃を受けました。
率直に書きまして、
『米国』に400メートルリレーで勝てると思ってませんでした。
もうね、
テレビ中継で観戦してなかったのが、悔やまれてなりません。
……動画で何度も繰り返し見てますけどね。
フィニッシュの瞬間を見ても、
優勝したジャマイカがぶっちりぎり1位で、これは明らかに別次元。
だって、走っているのがウサイン・ボルトだもの。
その次からドングリの背比べ、の中で。
日本がゴールラインに飛び込んでます。
隣のアメリカが、必死に前に出ようとして、最後転げてしまうのですが。
それだけ必死になって、日本を追い掛けていたのですね。
第4走者のケンブリッジ飛鳥も早いですけども。
それ以上に凄かったのが、
第3走者の桐生選手です。
長いコーナーを、物凄いテンポで駆け抜けていきます。
日本の場合、よく「バトン渡しの技術」ばかり注目されるのですけども。
でも、
今回に限って言えば、
『バトン渡し』あまり上手く繋がってませんでした。
他のチームと同じようなミス……というかもたつき、も見られて。完璧、ではなかったですね。
むしろ、
今回の勝利の要因は、そんな状況でも他のチームに負けないだけの、
『走りの自力』。
とくに、第三走者の桐生選手の走りとかを見ている、と明らかなんですけども。
隣を走っている中国選手と比べて、明らかに桐生選手の方が早い。
そして、
第4走者のケンブリッジ飛鳥選手も、アメリカ選手に負けないペースで走り抜けてました。
前に、アテネオリンピックで400メートルリレーで銅メダルを獲得したときは、
あれはまさに『バトン技術』の勝利だった、と思います。
でも、今回は『走り勝った』地力での勝利、でした。
すごいです。
4人の選手の活躍に脱帽です。
【五輪陸上】日本が400mリレーで「銀」 米国「撃破」しアジア記録更新 ジャマイカが優勝しボルトは3冠&3連覇 - 産経ニュース
リオデジャネイロ五輪は大会第15日の19日、五輪スタジアムで陸上男子400メートルリレー決勝を行い、山県亮太(セイコーホールディングス)飯塚翔太(ミズノ)桐生祥秀(東洋大)ケンブリッジ飛鳥(ドーム)で臨んだ日本は銀メダルを獲得した。タイムは37秒60で、予選で更新したアジア記録をさらに0・08秒縮めた。
400メートルリレーで日本がメダルを獲得したのは、銅メダルに輝いた2008年北京五輪以来で2大会ぶり。
優勝は、ウサイン・ボルト擁するジャマイカで、タイムは37秒27だった。ボルトは100メートル、200メートル、400メートルリレーの3種目で五輪3連覇を達成した。
3位は37秒64を記録したカナダ。米国は失格となった。(五輪速報班)