kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

むべなるかな。 ―― 日本はいくら侮辱し続けても韓国の友好国であり続けるのか

久し振りに。
韓国政府の広報紙と私が勝手に認定している、朝鮮日報の記事にブックマーク貼りました。
最近、
とうか今年に入ってから、ちらほらとこの手の「用日論」の変形とも言える、いや「日本脅威論」とも言うべき社説記事が見かけられるようになりました。
安倍政権誕生当時は、「軍国回帰日本論」とも言うべき「反日論」が主流だったのですけども。
それから2年、
しつこく安倍政権を攻撃しても全然響かないし、
その間に、中国経済はどんどん下降線を辿るいっぽうで、
中国へ進出して外貨を稼ぐはずだった韓国企業への締め付けも強くなってきて、
中国と蜜月、だったはずの関係もぎくしゃくとおかしくなってしまったし。
それで、
中国一辺倒というわけにも行かなくなって、
アメリカとも仲良くしとこうと、
そうしたら、日本のことを足蹴にすることが出来なくなりました。
という流れですかね。
韓国経済は中国依存、安全保障はアメリカ依存、
ってのは、前から良く言われている話ですけども。
そんな中で、
アメリカと仲良くしとこうと決めた韓国が、
日本にすり寄ってくるのは、今まで何度か繰り返されてきたことなのですけども。
今回の記事がとくに目に止まったのは、
日本のメディアはなかなかお目にかかることのできない、
韓国人の本音が赤裸々に書かれていたからで、


『米国が未来永劫(えいごう)われわれを守るという期待も、また日本はわれわれがいくら侮辱しても友好国であり続けるという仮定も、さらには中国はいつか北朝鮮を捨てわれわれの側につくという期待も』


韓国にとっては、
望ましい日米中韓関係とは、このようなものらしいです。
日本のメディアでは、おべんちゃらばかり載せて、中々ここまではっきり書いてくれませんので、
こういうところは、韓国メディアをネットで閲覧できるのは貴重だなぁ、と思う瞬間ですね。
さて、
日本に、無償の友愛を求めるとか、
頭狂っているとしか、いいようがないのですけども。
『どこまでも自己中心的なイカれた世界観の持ち主』って国民性は周知の事実ですから、
韓国人にとっては、当然といえば当然の内容なんでしょう。
やはり、
お付き合いするのは難しいですね。
日本では、『嫌韓』ならぬ『離韓』が
オバさん大統領が告げ口外交にやっきになっていた時期くらいから、
ジワジワと国内に浸透していまやスタンダードになりつつあるのですけども、
むべなるかな。



【寄稿】日本はいくら侮辱し続けても韓国の友好国であり続けるのか-Chosun online 朝鮮日報 【寄稿】日本はいくら侮辱し続けても韓国の友好国であり続けるのか-Chosun online 朝鮮日報

 韓国は国際情勢に対して非常に敏感にならざるを得ない宿命を抱えている。米国、中国、日本、ロシアなどの大国に囲まれた地政学的な位置はもちろん、経済的にも海外市場に大きく依存するしかない地経学的な状況から考えてもそうだ。そのため国際情勢に対する客観的かつ現実的な理解はもちろん、困難を乗り越える優れた外交政策がどの国よりも必須になるのだ。ところが実際は韓国人ほど周辺国についての理解が乏しく、また国が直面する現実から顔を背ける国もない。「韓国人がどれほど裕福か韓国人が最も理解していない」「北朝鮮の危険性を気にしないのは韓国人だけ」「大国の日本を無視する国は世界で韓国しかない」といった冗談めいた言葉も単なる冗談には聞こえないのだ。
 しかし本当に深刻な問題は、国際社会と周辺国に対する韓国人の独特な理解の仕方が完全に固まっており、簡単には変わらないという点にある。国際情勢に対する客観的理解や分析は後回しにして、われわれの希望や期待を前面に出すものの見方に完全にはまり切る傾向が非常に強いのだ。時には相手国の政策を何か「陰謀」のように受け取り、これに簡単に納得してしまうこともある。現実と懸け離れた非常に偏った考え方で周辺国を理解しようとするわけだ。
 まず中国に対するわれわれの見方はぶれてばかりだ。今や大国となった中国は、韓半島朝鮮半島)では北朝鮮と共に韓国を自分たちの側に引き入れようとしており、また東シナ海では日本の優位を脅かそうとしている。さらに南シナ海では人工島を建設してまで勢力を伸ばそうとしている。このように中国は周辺国に対して非常に攻撃的であるにもかかわらず、われわれは中国を好意的に見る傾向が非常に強い。これは北朝鮮との関係ばかりを軸に中国を理解しようとするからだ。そのため米中関係という観点から米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」を理解する中国の反発に、韓国は非常に当惑している。「中国は北朝鮮側ではなく韓国側」という期待ばかりが先立ち、結局は裏切られた形だ。国際情勢に対する中国の認識の根底には「米国との戦略的競争」という発想があり、その緩衝地帯となる北朝鮮を簡単に捨て去ることなどあり得ない。ところが韓国人はこのような現実的な利害関係に対する認識よりも、自分勝手な期待ばかりが先立っているのだ。 日本に対する見方も非常に単純だ。日本を幅広い観点から理解するのではなく、歴史の延長線上でばかり考えることに完全に慣れ切ってしまっているのだ。韓国人は「日本は韓国に対する加害者だから、韓国は日本に対して何を言ってもやっても問題ない」と考えている。また「韓国と日本が現在、あるいは未来に何をどのように協力できるか」といった考えも最初から後回しだ。日本なしには韓国の安全保障や経済が動かないという現実には最初から思いが至らない。韓国は人口動態や社会・経済的状況など、あらゆる面においておよそ20年遅れで日本とほぼ同じ状況になっているが、この事実についても韓国は顔を背けている。日本が韓国にとって協力者であり、また反面教師でもあることを理解するにはまだ多くの訓練が必要なのだ。
 米国に対する認識も非常に偏向している。米国と自由貿易協定を締結する際には「米国の牛肉を食べれば狂牛病牛海綿状脳症BSE)にかかる」と誰もが考えた。しかし米国産牛肉を口にして健康を害したという話はまだ聞いたことがない。科学的な根拠などほとんどないにもかかわらず、THAADと共に配備されるレーダーの影響で農作物に害が及ぶという見方も定着している。「米国が国を守ってくれるのは当然」と考える一方で、同盟を強化するための方策には最初から反対する。反米を高らかに叫ぶ市民団体も、中国の圧力に対してはなぜか声を上げないし、また北朝鮮の核開発や人権じゅうりんに対しても抗議行動などは全くやらない。
 国際社会の流れを正確に読み取り、周辺国の考え方をしっかりと把握できなければ、韓国の運命は風前のともしびのようになってしまうだろう。米国が未来永劫(えいごう)われわれを守るという期待も、また日本はわれわれがいくら侮辱しても友好国であり続けるという仮定も、さらには中国はいつか北朝鮮を捨てわれわれの側につくという期待も、全て一度立ち止まって考え直さねばならない。国際社会はわれわれの希望どおりには動いてはくれないのだ。
 国内問題ばかりに没頭し、自分たちの利益ばかりを追い求めていられるほど、韓国が直面する状況は安易なものではなく、むしろ非常に危険で厳しいのが現実だ。米国と中国、中国と日本が厳しく対立する転換期に、韓国は自らの生存と繁栄をより確実なものとするため、今後いかなる戦略を取るべきだろうか。これは国際社会の動きを冷静に見据えた上で判断しなければならないのだ。


パク・チョルヒ(ソウル大学日本研究所長、国際大学院教授)
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