kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これはヤバイ――東京五輪開催費、最大3兆円超に

何がヤバイかって。
開催費用の膨張が〜〜、ってことじゃなくて。
いや、それも関係するのですけども。
これだけの金をつぎ込んで、
だいたい土地開発費、施設の整備費に7500億円とか。
国の公共事業予算並ですね。
それだけの金を、東京都の都市開発につぎ込んでいる。
それで、
東京都の土地の値段、マンションの値段をつり上げて、
「オリンピック・バブル」を意図的に演出して、相場の値段をつりあげてきたんですね。
東京都と国は。
でも、それも、オリンピックが開催される前に息切れしてしまった。
今、
東京でも新築マンションが供給過剰気味になってきて、値段が下がり始めているらしいですから。
つまり、
バブルは弾けてしまったんですね。
オリンピックが来る前に。
おそらく、
市況が本格的に悪化するのは……マンション価格だけでなくて、
経済全体への悪化へ広がるのは……どこかのデベロッパーが倒産したりしてね、
そういうことが起きるのは、
2〜3年後の、
ちょうとオリンピック開催時期の頃じゃないでしょうか。


 2020年東京五輪パラリンピックの開催費用などを検証する都の調査チームが29日開催の都政改革本部で報告する「第1次調査報告書」の全容が28日、判明した。膨張する開催費については、3兆円を超す可能性があるとする独自の試算を行い、大会組織委員会が見込む5千億円程度の収入では、競技施設の建設はまかなえないと判断。都や国などが原則、負担すべきだと提言している。
 組織委が整備する予定の仮設競技場などの整備総額については、当初見込みの3倍超にあたる約2800億円になると指摘。組織委が負担するのは「非現実的」とし、分担のルールを早急に検討すべきだと提言する。一方、公費負担が増大するため「組織委は司令塔になりにくい」と結論づけ、経費総額に上限を設けた上で、都や国が予算を一元管理すべきだとした。
 開催費の総額は2兆円超を要したロンドン五輪の開催経費をもとに試算した。新国立競技場や選手村、恒久・仮設競技場などの整備費は7500億円を超すと見込んだうえ、大会運営に5千億円規模、セキュリティー対策に2千億円規模の費用が必要になると推計。最終的な経費は3兆円超に及ぶこともあり得るとの見通しを示した。


つまり、何が言いたいのかというと、
アテネオリンピックの後に、ギリシアが大ゴケしたような事を、
今度は日本がやろうとしている、
もちろん、オリンピックを進めている人達にはそういう意図はないでしょうけども。
結果として、そうなりそうなリスクをどんどん高めている。
どうするのよ、これ。って話です。


私も、なんとなくバブルになるのは避けられないんだろうなぁ。と、
今の日本経済の好況演出のためには必要なことなんだろう、と、
そんな風に考えてましたけども。
どうも、序の口の試算でこんな具合ですから、
これからもっと問題をほじっていったら、目も当てられないことになるんじゃないですかね。
豊洲」のときと同じように。
単なる、地下空間の存在の話だけですまなくなって、
プロジェクトの根幹から揺るがすような問題を、平気でスルーしてしまう、東京都ですから。