kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

大変なことになってしまった――タイのプミポン国王死去 88歳、国民から敬愛

ダジャレで無くて、真面目な話。
お悔やみ申し上げます。

まず、お悔やみを申し上げるべきなのでしょうけども。
権力の空白が出来るのではないか、という不安と、
それによって、
東南アジア諸国の政治的な、軍事的な緊張が高まるのではないか、
という、
嫌な未来予想図が頭にちらついてしまって、
落ち着きません。

ボブ・ディランノーベル文学賞受賞よりも、
こちらのニュースを深掘りして取り上げて欲しいのですけども。
日本のメディアは、サラッと速報しただけで終わってしまいました。
……今の所は、動きもないので、静観しているのでしょうか。
日本政府と、
日系企業の対応も気になるところではあるのですけども、
こちらも、
今は目立った動きがありません。
この後、誰がどういう対応するのか、
葬儀に出席する顔ぶれが
気になるところではあります。


タイのプミポン国王死去 88歳、国民から敬愛 - 産経ニュース タイのプミポン国王死去 88歳、国民から敬愛 - 産経ニュース

 【マニラ=吉村英輝】ロイター通信によると、タイのプミポン・アドゥンヤデート国王が13日、首都バンコクの病院で死去した。88歳だった。1946年に国家元首として即位して以来、国民から深い敬愛を集めてきた。また、タイの経済発展に貢献し、政治混乱の局面では調停役として采配をふるうこともあった。在位期間は70年以上に及び、存命する世界の君主の中で最長だった。
 国王は2014年10月に胆のうの摘出手術を受けて以降、大半を病院で過ごしていた。この間、肺炎や高熱などさまざまな症状が出て、今年6月には心臓の手術も受けていた。
 王室は12日、国王は血圧が低下して心拍数が上昇し、肝機能に異常があり、「依然不安定な状態」と発表。ワチラロンコン皇太子やシリントン王女ら王族が病院に駆け付け、多くの国民が病院敷地に集まって回復を祈っていた。



【タイ国王死去】伝統的権力構造の崩壊か - 産経ニュース 【タイ国王死去】伝統的権力構造の崩壊か - 産経ニュース

 樋泉克夫・愛知大特任教授(タイ政治)の話 近代タイ社会の基盤は、既得権を掌握していた王室、官僚、財界、国軍であり、その4者が政治、経済を動かしてきた。その頂点に立っていたのがプミポン国王だった。国王の死去で、この伝統的な権力構造が崩れるのではないだろうか。
 立憲君主制は今後も存続するだろう。しかし、これまでの立憲君主制プミポン国王に対する個人的な尊敬、権威によるところが大きかった。何度も繰り返されたクーデターも国王の仲裁があれば流血の対立が“ノーサイド”になり、国民も納得して事は収まった。その最後の支えを失ったことになる。
 タイ政治はプミポン国王とプレム枢密院議長の二人三脚だった。国王が亡くなった今、高齢のプレム議長に多くは期待できないだろう。(共同)


ところで、
アメリカ、CNNのニュースによると、
病状は、深刻な感染症に罹ったのだとかニュースが出た後、
タイ王庁から、
透析治療を受けた後で、容態が悪化した、との情報を公表されたのですが。
この2つは、
何か関連があるのでしょうか。
タイ王庁は、「根拠のないデマを信じないように」とアナウンスしてたのですが。
「デマ」とはいったいなんのことだったのでしょう。
「病状が深刻だ」とのニュースを指していたのでしょうか。
死因については、
今のところ明らかにされてませんので、
そちらも、
気になるところではあります。

でも、
昨夜の話なので。
まだ混乱の最中にあるから、そのせいなのかもしれません。
それだけ、
大きな存在だった、ということなのですね。
お悔やみ申し上げます。