いまだ、ネット界隈ではちょぼちょぼコメントが出てくる、
『教育勅語』騒動ですけども。
昨日に続いて
私の思うところをもう少し書いておきますと、
今の時代の教育に『教育勅語』を持ち出してくる輩は、バカじゃないか、と思います。
だって、『勅語』ですよ？
『勅語』の言葉の意味、分かってますか？
天皇が公務上の意思表示のために発した言葉ですよ？
『勅語』って付いている時点で、普通に憲法違反ですよ。
そんなもの、歴史的資料として使うならともかく、それ以外で教育の現場で使うのですか？
『勅語』と呼称している時点で、アウトでしょ。
内容が優れているから、
その文言だけ使いたいなら、
『教育徳目』とでも言う物を作って、使いたい文言だけ並べとけ、よ。
私は、
『教育勅語』を有り難がっている人は、
天皇の威光をカサにきて自分の頭ではろくに考えず、有り難がっている能無し野郎、だと思ってます。
というか、そうとしか言いようがないですよ。
書かれている内容が大事なら、
『勅語』なんて題名を捨てて、新たに置き換えればそれで済むんですよ。
それなのに、『勅語』にこだわるのは、その言葉の後ろにある『天皇ブランド』にしがみついて、
それを利用したいから。そんな下心を持っているからでしょ。
だってね、
『教育勅語』の題名ではなくて徳目が大事なら、
お題目として今の時代に活かす方法をまじめに考えます、って。
どうやったら、現代人に理解してもらえるのか、
真剣に悩んで問題を解決しようとしますって。
『勅語』の題名が今の時代、象徴天皇制にはそぐわない、言葉であることも、
ちょっと考えれば分かるじゃないですか。
だから、
まず真っ先に今の時代にあわせて置き換えるでしょうよ。
大事なのは、中身の文言、内容、精神性であって、題名じゃないんですから。
でも、
『教育勅語』を有り難がって居る人、って。そういうことは主張しませんよね？
いったい、あんたら何を有り難がって居るのよ？
これが『勅語』じゃなかったら、本当に有り難がったの？
って思いますよ。
もうね、
ゲスな下心が丸見えで、ウンザリしますよ。
