いきなり、突拍子もないニュースが北朝鮮から出てきましたね。
今更ながらに、
自分たちがどれだけの『バカ』をやってしまったのか、
その事に気がついて、無かったことにしようと必死に焦り始めた……ってところでしょうか。
私的には、
周回遅れもいいところなのですが……
それにしても、
『毒ガスをテロに使ったのは俺たちだけじゃない。アメリカだって使っているんだ。
だから俺たちは全然悪くない』
って言いたいようなこのニュースの内容は、
本当に頭悪すぎで、
「まともなブレーンがいないんだなぁ」と、聞いててアホらしくなる内容です。
仮に、
アメリカと韓国が金主席の暗殺を狙って、エージェントを送り込んだ……として。
その可能性は非常に高い、と私も思いますけども。
エージェントは精鋭中の精鋭を選び出して送り込み、短時間で制圧、金主席を殺害を目指しますよ。
たとえば、
タリバンの指導者を暗殺した時のような、ドローンを使った爆殺、とか。
ビンラディンを殺害した時のような、精鋭チームによる射殺、とか。
ターゲットを確実に殺害する手段を選択し、
訓練を受けたプロの手によって行われるでしょう。過去のこれまで、ずっとそうでしたし、
これからもずっとそうでしょう。
まったく訓練を受けてない素人の民間人＝労働者をロシアでスカウトして、
生物化学兵器＝毒ガスを使わせるとか、そんな不確実な手段なんて選択しません。
毒ガスなんて、成分を安定させて持ち運びするだけでも手間がかかって使いづらいのに、
そんな危険物をどうやってロシアから北朝鮮に持ち込むのか、
問題点が山積み過ぎて、
ドローンなどの確実な手段が存在するのに、
なぜわざわざ素人任せの失敗しやすい手段を選択するのか？
話の内容に無理がありすぎて、完全に破綻しています。
こんなお粗末な主張を信じるのは、
戦闘に全く無知な平和ボケの『日本人』くらいでしょう。
仮に
北朝鮮の主張通りに生物化学兵器を使用しての暗殺、が計画されたとしても、
使われるのは『毒薬』の類でしょう。
判りやすいのは、青酸カリみたいなシアン系の薬物ですね。
これなら、
形状が安定しているものを選んで持ち運ぶこともそれほど手間にはならないはずです。
ただし、
暗殺に使うには、直接ターゲットに接触して摂取させる必要があります。
一番あり得そうなのは、針などで皮下に浸透させる方法でしょうか？
……で、
ロシアで買収された労働者が、金主席に接触できるのですかね？
どう考えても無理ありすぎますね。
宝くじに当たるのを期待するような無茶ブリです。
そんな作戦に『毒物』を提供する政府機関なんてありません。
失敗したら、その罪が自分に跳ね返ってくるんですから。
最初から、どう見ても『失敗』するしかない作戦にゴーサインなんて出ません。
そんなバカ話を国営放送で堂々と公開するとか、
私的には『頭のネジが飛びすぎ』でえ『マンガの読み過ぎ』としか思えないのですけども。
北朝鮮国内に向けたプロバガンダの一種なのでしょうか？
北朝鮮 米韓がキム委員長暗殺狙い派遣のグループ摘発と発表 | NHKニュース
北朝鮮は、アメリカと韓国の情報機関がキム・ジョンウン（金正恩）朝鮮労働党委員長を暗殺しようと派遣したテログループを摘発したと主張する声明を発表し、アメリカで北朝鮮をテロ支援国家に再指定するよう求める声が強まっていることに対抗する狙いがあるという見方が出ています。
北朝鮮は５日、秘密警察に当たる国家保衛省の報道官声明を、国営メディアを通じて発表しました。
声明では、アメリカのＣＩＡ＝中央情報局と韓国の情報機関である国家情報院が、ロシアに派遣されていた北朝鮮労働者を買収し、生物化学兵器でキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長を暗殺しようと、国内に送り込んだと主張しています。
そして、テログループを摘発したとしたうえで、アメリカと韓国に対し「情報謀略機関を掃討するための反テロ攻撃戦が開始されるだろう」と強く威嚇しました。
声明の内容の信ぴょう性は不明ですが、アメリカでは、議会下院で北朝鮮をテロ支援国家に再指定するようトランプ政権に促す法案が可決されるなど再指定を求める声が強まっていて、５日の発表はこれに対抗する狙いがあるという見方が出ています。
それとも、なんですかねぇ……
『人間の盾』にするために、
この後、米国人と韓国人を拘束・監禁するつもりで、
そのための大義名分として『金主席暗殺犯』の罪状をでっち上げて、
北朝鮮内にいる、無実の米国人、韓国人を拘束・監禁し、
取引材料に使おうとしている、とか。
それやったら、
アメリカはマジで武力行使に踏み切り、
不当に拘束・監禁された自国民の救出するために、
特殊チームとドローンを使った戦闘を開始すると思いますけど。
どう考えても、
北朝鮮の自業自得で、誰も……中国もロシアもアメリカの武力行使を認めざる得ない状況になるのですけど。
それが、
北朝鮮の望みなのでしょうか。
何を考えているのか、よく分かりませんねぇ。
