確かに、
当選することも重大なイベントなのですけども。
大統領になって、
どんな国家グランドデザインを描き、それを実現していくのか。
それが、
もっとも重要なのではないですかね。
その視点で、
今騒ぎになっている、フランス大統領選挙を見てみると、
私的には、
(それが現実的か無謀なのか、内容はともかくとして)
明確なグランドデザインを主張していたのは、
対抗馬だったルペン氏の方で、
当選したマクロン氏は『反ルペン』という印象しか有りませんでした。
……まあ、
この辺の評価は部外者の身勝手な酒の肴のヨタ話、なのですけど。
実際、
フランスの現地で暮らしているフランス国民、有権者にとっては、
色々と切実な問題があって、
それを解決する手段として、ギリギリの選択をした結果が、
今回のマクロン氏の当選なのでしょう。
ただ、
遠く離れた日本の地から、現実の情報をたどってみても、
現地の切実な、緊迫した『空気』というものが、
今ひとつピンと来ないのですね。
私は、フランス語は読めないので、
かろうじて意味が分かる、英語のニュースサイトとかも、
チラホラ漁って、
情報を集めてみたのですけども。
北朝鮮騒動を追いかけるあいた時間で、暇つぶし程度のリサーチでしたので、
現地の情勢もほとんど大して理解できないまま、
こういう結果だけ見せられたので、
「あぁ、そうですか」という感想しか浮かばないのですよね。
もっとも身近に感じたのは、
今日の東証で株価が年初来の高値を更新したので、
「あぁ、今回の選挙の結果はオーケーだったのか」と思ったくらいです。
そんな無神経オヤジな私の
いま一番の関心事は、
このフランス大統領選の結果と、
明日の韓国大統領選の結果が、
北朝鮮騒動に何か影響するのかどうか。
その一点のみです。
本当に、
明日の韓国大統領選は、誰が当選するのでしょうかねぇ……
私的には、誰が大統領になっても良いと思うのですけども。
北朝鮮との関係に
大きな悪影響を与えて、
北朝鮮の武力行使、挑発行為……核実験とかミサイル発射とかを含めて、
そういう行動を北朝鮮に誘発させるような人物は大統領になってほしくない、と。
それだけが
今の私の望みです。
【仏大統領選】仏新大統領に39歳史上最年少マクロン氏 得票率66%極右ルペン氏に地滑り勝利(1/2ページ) - 産経ニュース
【パリ=宮下日出男】フランス大統領選は7日、決選投票が行われ、即日開票された。内務省の暫定集計(開票率100%)によると、欧州連合(EU)との協調を重視する独立系のエマニュエル・マクロン前経済相(39)が得票率66・06%となり、同33・94%の「反EU」派の極右、国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン候補(48)を破り、新大統領に選出された。
1958年以降の第5共和制下で、左右2大陣営に属さない仏大統領の誕生は初めて。39歳の大統領は仏史上最年少となる。
マクロン氏は7日、「長い歴史の新たなページが開かれる。謙虚にフランスに仕える」と勝利宣言した。ルペン氏は「国民は継続を選んだ。フランスが直面する巨大な挑戦にマクロン氏が成功することを願う」と敗北を認めた。
投票率は74・62%で、前回2012年の大統領選決選投票の80・34%を下回った。
大統領の任期は5年。マクロン氏はオランド現大統領の任期終了する14日までに就任する。オランド氏は7日、「大多数がEUへの愛着を示した偉大な勝利」とたたえた。
マクロン氏は「左右の溝を超える」としてオランド社会党政権を離れ、政治運動「前進」を率いて独自に出馬した。