kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

また、こんな話の2 ―― 「第三の道」模索を=慰安婦合意で韓国特使

そういえば、
北朝鮮はミサイル発射実験の映像を公開しましたねぇ。
そんなに印象づけて、
この後、どうするつもりなのでしょうか……
と不安になったりしますけども。
だからといって、私が何か出来るわけでもナシ。
国連で緊急会合が開かれる、その結果を待つしかありません。


そんな訳で、
昨日に続いて、
取り上げるのは、昨年締結した『慰安婦合意』に関する話題です。
日本の主要なメディアでは、まだほとんど取り上げてられていませんが、
こんな話も出ているようです。


「第三の道」模索を=慰安婦合意で韓国特使:時事ドットコム 「第三の道」模索を=慰安婦合意で韓国特使:時事ドットコム

【ソウル時事】韓国の聯合ニュースによると、文在寅大統領の特使として近く訪日する文喜相議員は14日、慰安婦問題をめぐる日韓合意について、破棄や再交渉ではなく「第三の道」を模索すべきだと訴えた。
 文議員は聯合の電話取材に対し「文大統領は安倍晋三首相との電話会談で(合意の)破棄や再交渉という言葉を一切使わなかった。これは極めて重要だ」と指摘した。ただ「文大統領は、合意に関し国民の共感が得られておらず、反対する考えを明確に伝えた。そこで、どのような解決策があるかを検討してみることができる」と述べた。(2017/05/14-23:29)


慰安婦合意めぐる特使の「第三の道」発言、青瓦台は否定-Chosun online 朝鮮日報 慰安婦合意めぐる特使の「第三の道」発言、青瓦台は否定-Chosun online 朝鮮日報

 韓国大統領府(青瓦台)は15日、日本への特使に内定した与党「共に民主党」の文喜相(ムン・ヒサン)国会議員が慰安婦問題をめぐる韓日合意について「破棄」や「再交渉」ではなく「第三の道が必要」と言及したことに関連し、「公式的な内容ではない」と否定した。
 青瓦台の高官は同日午前、青瓦台春秋館で記者団と会い「文喜相議員がわれわれと(公式に)協議したことはない。(非公式に)われわれと協議した可能性はある」とした上で、上記のように述べた。
 この高官は文議員が日本の安倍晋三首相と会う可能性について「相手国の首脳に会うか会わないかが重要なのではなく、実際に話し合える方と会うかどうかが重要だ」として「ちょっと会って顔合わせするレベルの問題ではなく、実際に意思決定ができる方と会って使節団が生産的対話を行えるかどうかが重要だ。日本で重要な地位にある人物と会うだろう」と述べた。
 これに先立ちKBS放送は14日、文議員があるインタビューで、自身が新政権の特使として安倍首相に会う予定だと述べ「河野談話」に言及したと報じた。また、このインタビューを報じたメディアは、文議員が慰安婦合意の問題について「破棄」や「再交渉」ではなく「第三の道」が必要だと強調したことを明らかにした。

チェ・ユンテ記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版


いろいろ思わせぶりな発言ですが、
簡単にざっくり言えば、
「日韓合意を反故に出来ないみたいなので、日本との妥協点を探りましょう」
「そのために特使を派遣して、探りをいれます」ってことらしいですね。
そして、
「その件は特使の個人プレイで、韓国政府は一切関知しておりません」
それで「生産的対話を行え」とか言われてもなぁ……
そもそも、「合意に関し国民の共感が得られておらず、反対する」とか大統領が明言してるんですから、
対話する気にないだろ。
としか思えませんが……
自分たちに都合の良い条件だけ持ってきて、
駄々をこねるような話に、どうして日本が付き合わなければならないのか?
とか、
一日本人の私的には、「不毛な話」しか出てこない、と思うのですけどもね。


本当によく分からないのですけども、
韓国は日本とどういう関係を構築したのでしょうかね?
日本としたら、
アメリカ、中国、ロシアに外交資源の多くを投入したいわけで、
韓国相手にいちいち手間暇掛けて付き合うほどの余裕はないのが、現状なのですけども。
韓国も、
いちいち日本を相手にしないで、
慰安婦問題よりも、経済問題や国家の安全保障に取り組むべきじゃないのかなぁ、と思うのですが……
韓国人にとっては、
経済問題よりも、国家の安全保障よりも、
慰安婦問題が重要ってことなんでしょうかね?
新しく誕生した、文大統領の発言の取り上げられ方を見ていると、
どうにも、そんな風に見えて仕方が無いのですけど……この解釈は私の偏見なのでしょうか?
北朝鮮と対話する」とか言ったそばから、
北朝鮮はミサイルぶっ放して、まったく相手にしてませんし。
財閥解体」とか唱えながら、具体策を何も掲げてませんし。
その中で、
慰安婦問題についてだけは、日本へ特使を送って協議するとか。
慰安婦問題にだけは、そこまでの何か特別なこだわりがあるようです。
そういう所を見ていると、
前任のオバサン大統領にそっくりなのですけども。
また
「告げ口外交」でも始めるつもりなのでしょうか?


足下の韓国経済は火が付いているようなのですが……


【コラム】米国から韓国へ前代未聞の通商圧力-Chosun online 朝鮮日報 【コラム】米国から韓国へ前代未聞の通商圧力-Chosun online 朝鮮日報

 「今回の大統領選でも通商は後回しなのか」
 韓国大統領選の数日前に会った通商専門家は「主な候補者の公約には、世界的な保護貿易主義の波を乗り越える青写真が見当たらない」とため息をついた。「社会福祉分野の公約のように集票につながらないと判断したのだろうが、問題の緊急性で判断すれば、通商はやり過ごすべき問題ではない」
 韓国の貿易戦線には既に赤信号がともっている。米国際貿易委員会(ITC)は5日、韓国製厚板に11.7%の反ダンピング関税をかけるという最終決定を下した。韓国製品に対する米政府の反ダンピング調査も相次いで進められている。これに先立ち、4日には中国で現代・起亜自動車の4月の販売台数が前年同月に比べ65%減少したと伝えられた。
 貿易に依存する韓国が米国と中国から同時に通商圧力を受けるという前代未聞の状況に直面した格好だ。しかし、政府は大統領弾劾政局に伴う司令塔不在で右往左往してきた。トランプ米大統領が最近のインタビューで、韓米自由貿易協定(FTA)について「ひどい(horrible)」という表現を使い、「再交渉または協定終了を望む」と発言すると、担当官庁の産業通商資源部(省に相当)は「真意を把握中だ」という言葉ばかり繰り返した。ペンス米副大統領が先月18日、ソウルで「韓米FTAを改善(reform)する」と述べると、産業通商資源部は「拡大解釈する必要はない」との反応を示した。ところが、トランプ大統領が「副大統領を通じ、韓国政府に立場を伝えた」と述べたことで、産業通商資源部は副大統領の発言を安易に受け止めたのではないかとの批判にさらされた。
 文在寅ムン・ジェイン)大統領が通商分野の司令塔を復元し、通商上の懸案に速やかに転換点を設けることを期待する。ただ、文大統領の通商分野の公約は他の分野に比べ、具体性を欠くとの指摘が少なくない。新興市場開拓、通商組織の役割強化など大きな方向性しか示していないのが現状だ。トランプ大統領が韓米FTAの「終了」までちらつかせているにもかかわらず、文大統領の公約集には「軍事同盟とFTAに基づき、戦略的なつながりを持続する」という原則を表明した文言しかない。新政権は細やかな通商戦略を示し、民間と共に具体的な対応策を探るべきだ。通商組織の整備も急がれる。文大統領が通商機能を産業通商資源部から切り離し、外交部に移管すべきだと表明したことをめぐり、関係官庁は連日不安を隠せずにいる。
 新政権が解決すべき事柄は数多くあるが、貿易障壁を突破し、輸出の道を広げることこそ優先課題だ。韓国がおとなしくしている間に、米国が批判の的にしていた中国は、習近平主席が訪米し、中国の対米貿易黒字を削減するための「100日計画」を示し、トランプ大統領を思いとどまらせた。日本の安倍晋三首相は4500億ドル規模の投資と70万人分の雇用創出を約束し、米国の通商攻勢をかわした。韓国に残された時間は少ない。

金承範(キム・スンボム)産業1部次長
朝鮮日報朝鮮日報日本語版

ただ、
韓国政府というか、
新大統領の意向もわからなくもありません。というか、なんとなく想像はできます。
経済問題に関しては、結局「財閥」頼みになります。
日本で言えば『トヨタ』、
韓国で言えば『サムスン』が、アメリカに対してどれだけ雇用を提供できるか、
それでトランプ大統領と取引する以外に、
速効的な手段はないですよ。
というわけで、財閥にアメリカへの投資を依頼するかわりに便宜をはかると、
選挙前に唱えていた「財閥解体」とは真逆の行動になりますから、
支持者への裏切りになって、
弾劾裁判送りです。
安全保障問題については、
経済問題を解決するよりも、さらに難易度が高いですよねぇ。
米、中、露などの大国に、韓国の要求を認めさせなければならないわけですから。
仮に、要求を認めさせることができたとして、
その成果が得られるのは、いったいいつになるのか。
その前に支持率が低下して、危険水域に入るんじゃないでしょうか。
もっとも手っ取り早く結果を出せそうなのが、
慰安婦問題』だった、ってことなのでしょう。


日本もやすく見られているなぁ、とガッカリです。



ところで、
最近は著名なコンサルタント、というか。
研究所、というか。
シンクタンクのアナリストなどの、寄稿を
韓国メディアの紙面でほとんど見かけなくなったのですが……
といっても、
私がチェックしているのはネット記事ばかりで、
現地の『紙面』はノーチェックですから、そちらには掲載されているのかもしれませんけども。
もしも、
現地の『紙面』でも、以前には3ヶ月に1回とか半年に1回程度掲載されていた、
国外の著名人の寄稿が、掲載されることがなくなったのだとしら、
もしかすると
韓国経済は、私がメディアの記事から受け取っている印象よりも、
はるかに落ち込みがひどいのかもしれませんね。