自宅作業なので、
とりあえず、映画を流しっぱなしで仕事をしてます。
今日は、
「カリフォルニアダウン」を見ました。
感想は――いやぁ、見てて楽しいです。
いかにもハリウッドって感じで。
とにかく映像がド派手。
ストーリーはいたってシンプル。
カリフォルニアのサンアンドレアス断層で、大地震が起きて、
ロサンゼルス一帯が壊滅、
その中を必死に逃げ回る、ってだけの映画です。
これだけの内容なんですけども、
とにかく面白いのは、
ビルが、家が、簡単に倒壊します。
レスキューヘリがヒロインの一人を救出する横で、
最新の超高層ビルが横倒しになって倒れていくんですよ。
ビルの壁は地震の衝撃で簡単に粉砕して剥がれるし、
床はボコボコ抜けるし、
「おいおいおいおいおい!!」
「耐震、免震構造にはなってないのか? 建築基準は? どうなってるの?」
って大爆笑です。
いかにも派手好みなハリウッド映画のCG映像が連続するのですけども、
日本人的な私の感覚では、
大地が大規模に陥没したとか、
隆起したとか、
土砂崩れが起きた、とか、
そういう、
地滑り的な現象は画面の中に一切見られない状況で、
映画の中盤で、サンアンドレアス断層が地割れになっているのが映った後、
クライマックスに向けて地面が隆起したり陥没したり、と、
破壊が加速していくのですが、
序盤はたいした現象も見られない中で、
ダムはあっさり決壊して壊れてしまう、とか。
ビルが片っ端から崩壊する、けど。道路は陥没しない、とか。
でも、
火災はほとんど起きないんですよね。
これだけ壊れたら、
ガス管だって壊れるだろうし、
ガソリンスタンドか、燃料関係に引火しててもおかしくないのですけども。
それで町一帯が、火の海になってるはずですけどもね。
ちょぼちょぼと単発で火事が起きてるだけ、とか。
あと、
電気とかのライフラインも普通に使えてたり。
いや、まず、停電とかするでしょ。
とかとか、
もう突っ込みどころ満載で、大爆笑。深く考えたら負け、ってのも
ハリウッドっぽくて大好きです。
ただ、
地震後に暴動が起きるシーンでは
『銃をぶっ放している』群衆がいたり、
この辺は
『いかにもアメリカだなぁ』と感心しました。
というか、
ここまで被害が出たら、戒厳令と軍隊の出番だと思うのですけども。
軍隊が現地入りするのも、すべてが終わった後だし。
いろいろとご都合主義満載で、とにかく楽しめました。
あと
『津波』が
日本語の音、そのままなんですよね。
英語でも、『tsunami』発音なんです。
英語の発音聞いて、ちょっと驚いたり。
ただ、
この津波のシーンがなんとも……
東日本大震災のあの映像とダブってしまって。
すごく泣けました……