私的には、先週からひそかに注目しているのが、
このニュースなのですが……
日本のメディアには、続報がほとんど入ってきません。
被害者が日本人ではないため、仕方がないのですかね。
今のところ、はっきり判明しているのは、
今回ブックマークを貼った記事内容程度です。
新たに続報が入ったので、
ブックマーク貼ってみましたが。
ある意味、
ほとんど何も判っていない、に等しい状況です。
ここで、
私的に気になるのは、
以下の2点です。
脳の機能が大部分破壊された状態で、長い時間、筋肉を維持して生きることは可能なのか?
北朝鮮政府は、
『ボツリヌス菌』の感染症が原因と説明していましたが、
アメリカ側の医師団が診察した結果、
ボツリヌス菌の痕跡は認められなかった上、
脳の大部分が破壊されていた、との結果を公表しました。
いま公表されている情報だけでは、脳のどの部分が破壊されているのかまでは明らかにされていません。
けれども、
『大部分』となると身体機能はかなり低下しているはずです。
その状態で、果たして長期間生存することが可能なのか?
昏睡状態、ということですから、
自発的に食事をとることも不可能、ということですよね。
ネットでは、
アメリカに移送されるときの写真が既に出回っていますが、
それを見る限り、
丸刈りの坊主頭で、
呼吸用チューブを着けたまま、抱きかかえられてぐったりとしているのですが、
それほど痩せた印象はありません。
長期間ベッドで寝たきりなら、
腕などは筋肉がそげ落ちて骨と皮だけになるのですけども、
出回っている写真からは、そういう印象は受けません。
となると、
体調不良になってから、それほど時間が経過していないのでしょうか?
昏睡状態になった直後に解放を決断した、とか?
次に気になるのは、
この状況について、アメリカ政府がなんら声明を出していない点です。
今回のアメリカ人学生の解放については、
先の北欧で行った直接交渉の結果だと、そういう発表はしていますが、
アメリカ人学生が、昏睡状態である点について、
これを非難する声明は出していません。
この点も不可解に感じます。
いろいろ裏がありそうで、気になってしまいます……
6月14日 8時10分
アメリカのティラーソン国務長官は、北朝鮮に拘束されていたアメリカ人の大学生が解放されたと明らかにし、引き続き拘束されているほかの3人のアメリカ人の解放に向け北朝鮮側と協議を続けるとしています。
アメリカのティラーソン国務長官は、13日、議会上院の公聴会で、北朝鮮に拘束されていたアメリカ人大学生のオットー・ワームビア氏が解放されたと明らかにしました。
ワームビア氏は去年1月に拘束され、北朝鮮の最高裁判所が「敵対行為を働いた」として、懲役にあたる労働教化15年の判決を言い渡していました。ワームビア氏は、アメリカへの帰国の途にあるということですが、アメリカの複数のメディアは、ワームビア氏が拘束中に体調を崩し、こん睡状態にあると伝えています。
今回の解放をめぐって、国務省の当局者はNHKの取材に対して、今月6日に北朝鮮の国連代表部との接触を通じてワームビア氏の容体について把握し、北朝鮮問題を担当するジョセフ・ユン特別代表が、ピョンヤンに派遣され、北朝鮮側と交渉して解放につなげたと明らかにしました。
また、国務省は、NBA=アメリカプロバスケットボールの元スター選手、デニス・ロドマン氏の北朝鮮訪問は解放とは関係が無いと説明しています。北朝鮮では、ほかにも3人のアメリカ人が拘束されていて、国務省は解放に向け、北朝鮮側と協議を続けていくとしています。
北朝鮮が解放の米大学生「脳壊死」 体内にボツリヌス菌の痕跡なし - 産経ニュース
北朝鮮に昏睡(こんすい)状態で解放された米大学生、オットー・ワームビア氏(22)の容体を診察した医師団が15日、中西部オハイオ州シンシナティで記者会見し、「ワームビア氏の脳組織が広範囲にわたって壊死している」と明らかにした。
北朝鮮は米政府に対し、ワームビア氏は昨年3月に「敵対行為」で労働教化刑15年の判決を受けた後にボツリヌス菌に感染し、睡眠薬を服用したところ昏睡状態に陥ったと説明した。しかし医師団はこの日、ワームビア氏の体内からボツリヌス菌の痕跡は発見されなかったと指摘した。(ワシントン 黒瀬悦成)