昨日、続報が気になる、とか書いたのですけども。
それがこういう悲報だと、なんとも、やりきれません。
夜のニュースでは、
患者の脳をMRI診断したアメリカ医師の説明で、
脳が損傷を受けたのは、だいたい去年の4月頃ではないかと見込まれる。見解を発表していましたが……
さて、それを鵜呑みにして良い物かどうか。
というのも、脳に損傷を受けてから一年近く生きていた人が、
故郷に帰ったとたんに1週間で死んでしまうとか……
今ある情報で、
私的に思いつくのは、
既に脳死状態で、
人工呼吸器など外部からの延命治療によってかろうじて肉体だけが生きていた状態、
だったのが、
アメリカで両親確認のもと、延命治療を終了した……
……というのが、もっともあり得そうなケースではないでしょうか。
ただ、
診察した医師のコメントとして、
この米大学生のことを『反応のない覚醒状態』『脳の損傷による持続的な植物状態』と所見を述べていますので、
『脳死』とは違うようです。
となると、
なぜ急死してしまったのか、原因というか死因が非常に気になります。
死因については、
いまだ公表されていませんので、
何かしら表沙汰に出来ないような理由があるのかもしれません、と勘ぐってしまったり。
また、
脳の損傷の原因として考えられるのは、
『心肺停止による脳への酸素供給の停止』と医師が説明したそうですが、
これで真っ先に思いつくのが、『自殺未遂』です。
『首つり』もしくは『睡眠薬などの薬物の過剰摂取』による呼吸不全での心肺停止、
これよって、
蘇生したけども脳に損傷を受けてしまい身体機能に障害が残った、
というのは『自殺未遂』で死に損なった場合、よくあるケースです。
ただ、
もし今回がこのケースだと、
本人はほとんど寝たきり、昏睡状態のままで一年近く生き延びてきた、となりますから、
北朝鮮が、
一年間以上、集中治療で延命していたことになりますけど。
それはそれで、何か釈然としないものを感じますね。
とにかく
情報が少ない上に、事態の展開が急すぎて、
いろいろ秘められた問題が山積みのように感じられてなりません。
……といっても、
北朝鮮の関わりがなければ、
極めて『個人的な事件』とも言えますし。
これ以上情報が明らかにされることはないのかもしれません。
私が、両親の立場なら、
それを望みますしね……
北朝鮮から解放 “脳に障害”の米大学生が死亡 | NHKニュース
6月20日 7時42分
北朝鮮に1年以上拘束されたのち脳に障害を負い、先週、深刻な容体でアメリカに帰国した大学生が死亡しました。アメリカ国内では今後、北朝鮮に対する批判が高まるものと見られ、アメリカ政府は現在も北朝鮮に拘束されているほかの3人の解放を急ぐ方針です。
亡くなったのは去年1月から北朝鮮に1年以上拘束されたのち先週解放されてアメリカに帰国した大学生のオットー・ワームビア氏です。両親によりますと、19日、死亡したということです。
ワームビア氏は拘束中に体調を崩しこん睡状態に陥ったと伝えられていて、地元オハイオ州の病院は脳に障害を負い医師らの問いかけに反応しない状態であることを明らかにしていました。
これについて父親はこれまで、北朝鮮が容体が深刻だったにもかかわらず治療しなかったと訴えていました。
ワームビア氏の死を受けて両親は声明を発表し「息子が北朝鮮から受けた恐ろしい拷問のような扱いはこのような悲しい結末をもたらした」として北朝鮮を強く非難しています。
ワームビア氏が死亡したことで、アメリカでは今後、北朝鮮への批判が高まると見られ、アメリカ政府は現在も北朝鮮に拘束されているほかの3人のアメリカ人の解放を急ぐ方針です。
トランプ大統領「北朝鮮は残忍な政権」
アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮に1年以上拘束されたのち先週解放されたアメリカ人大学生のオットー・ワームビア氏が死亡したことを受け、ホワイトハウスで記者団に対し「ワームビア氏がさきほど亡くなった。ワームビア氏は1年半、北朝鮮にいて多くのひどいことが起きた。北朝鮮は残忍な政権だ」と述べ北朝鮮を非難しました。