kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これは単なる偶然の一致? ―― 帰国した韓国高官「学者としての発言、問題になることはない」

今日も、韓国メディアの朝鮮日報を見ていたのですけども。
ちょっと気になる記事を見つけたので、ブックマークを貼りました。
と言っても、
昨日みたいに『慰安婦問題』に関する記事ではありません。
今回見つけたのは、北朝鮮関連の記事です。
で、その内容なのですけども。
2〜3日前に、
似たような内容を記事を見つけて、
既にブックマークを貼って、この愚痴ブログに載せていたのですよね。
といっても、
以前に載せたのは日本のメディア、産経新聞のネット版に掲載されていた記事です。
北朝鮮の註インド大使が、
『米韓合同軍事演習の中止といった条件を挙げ、「われわれは、核実験とミサイル実験の凍結について話し合う意思がある」と述べた』
ことについて書かれた記事なのですけども。
実は、
この発言が出た21日の夜よりもさらに前の、
16日に、
韓国の文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一・外交・安保特別補佐官が、
訪米中のワシントンで開催されたセミナーで、
北朝鮮が核・ミサイルによる活動を中止すれば、米国の韓半島朝鮮半島)戦略資産や韓米合同軍事演習を縮小できる』
と、
ほぼ北朝鮮の註インド大使の発言と同じ内容のコメントを出していたのです。


ざっくり判りやすく書くと
韓国の文オジサン大統領のブレーンである側近の高官から、
北朝鮮の高官とほぼ同じ内容の発言が、
北朝鮮の高官が発言する以前にコメントされていた、という事実があった。
今回ブックマークを貼ったのは、その事実を示している記事です。


北朝鮮のケ・チュンヨン駐インド大使の発言については、
23日のブログ記事で取り上げたのですが、
そのときには、
アメリカと北朝鮮の直接交渉の結果から、このような発言が出てきたのだろう、と。
私的に思っていました。
でも、
それ以前に韓国大統領のブレーンが同じ発言をしているとなると、
私の勘ぐりはまったく的を外していましたね。
仮に、
アメリカと北朝鮮の直接交渉の中身がそうだったとしても、
既に韓国が先行して発言している内容を、
北朝鮮が後追いで承認するような発言を加える、とか。
これまでの北朝鮮外交、そのアナウンスの仕方からすれば、まずあり得ません。
では、
単なる偶然の一致なのか……ということも考えられません。
韓国の文オジサン大統領のブレーンの発言は、
18日に韓国政府が厳重注意した、と記事にありますので、
それだけの騒ぎになった事件を北朝鮮が見逃していた、という可能性は、
これまたこれまでの北朝鮮の行動を省みると、考えにくいのです。
では、
いったい、この一致はどういう事なのか。
って話ですけども。
どういう事なのでしょうか。
今回の発言はもともと北朝鮮から主張されている内容で、
文オジサン大統領の側近には、
北朝鮮の主張を代弁する『北朝鮮エージェント』が沢山存在している、と。
だから、
註インド北朝鮮大使は、韓国大統領のブレーンと同じ内容の発言だろうと、
元々は将軍様からの言葉なので、
叱責を受ける恐れもなく、
気兼ねなくコメントを出した、と。
そういうことなのですかね。


帰国した韓国高官「学者としての発言、問題になることはない」-Chosun online 朝鮮日報 帰国した韓国高官「学者としての発言、問題になることはない」-Chosun online 朝鮮日報 帰国した韓国高官「学者としての発言、問題になることはない」-Chosun online 朝鮮日報 このエントリーをはてなブックマークに追加

 文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一・外交・安保特別補佐官は、訪米中に物議を醸した発言について、「学者として話しただけだ。それが大きな問題になることだろうか」と述べた。
 延世大学名誉特任教授の文正仁補佐官は21日午前4時ごろ仁川国際空港に到着、記者らに「学術会議に行って話したことを取り上げて、なぜこのようなことになっているのか」と言った。
 文正仁補佐官は16日、韓国の東アジア財団と米国のシンクタンクウイルソン・センター」がワシントンD.C.で開催したセミナーで、「北朝鮮が核・ミサイルによる活動を中止すれば、米国の韓半島朝鮮半島)戦略資産や韓米合同軍事演習を縮小できる」と述べた。
 大統領府関係者は、文正仁補佐官のこうした発言が物議を醸していることから、19日に文正仁補佐官に厳重警告したという。
 記者らに「大統領府の誰から警告されたのか」「発言を大統領府と事前に調整していたのか」と質問されると、文正仁補佐官は「そのようなことはない」と答えた。
 また、「特別補佐官として発言に責任を取るべきだとは考えていないのか」という質問には「私は特別補佐官だが、私の仕事は教授であり、大統領には諮問(助言)する立場だ」と述べた。
 その上で、「私の助言を選択するかどうかは、あの方(文在寅ムン・ジェイン〉大統領)が決定することだ。それ以上は話さないつもりだからもう終わりにする」と、詳しい言及は避けた。

イ・ジョンミン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版