数日前に、
九州南部で大きな地震があって、
てっきり『南海トラフ』に連動して、地震が起きてるのかなぁ、と思っていたら。
長野に来ました。
中央構造線です。
となると、
『南海トラフ』とか、地域限定ではなく、
中央構造線に沿って、
大きなエネルギーの変動が続いている、と捉えるべきなのでしょうか。
去年の
熊本地震から、
見てみますと、
熊本地震の前後で、熊本に集中している他、
東北の太平洋側……おもに東日本大震災で大きな被害を被った地域とか、
山陰の鳥取とか、
北海道の南端、渡島地方とか、
とくに
中央構造線に沿って特徴は見られず、
むしろ顕著なのは、
東日本大震災の原因にもなった、三陸沖の太平洋プレート、
この近辺に
大きな地震の発生が集中しているのがデータから読み取れますけども、
>気象庁の2016年の総括、とか。
それ以上は……
さすがに、素人がパッ見て何かわかるものではありませんでした。
ただ、
今後のニュースには注意しておこうかなぁ……と思ったり。
ちなみにネットでは、
「この地震による津波の心配はありません」のコメントがウケたようです。
震源地の長野は山に囲まれて、
日本では数少ない『海がない県』なので。
と言ったところで、
震度5でも全然驚かなくなった、今日この頃。
この慣れを
喜んで良いのか、
危ぶむべきなのか……
6月25日 7時53分
25日朝、長野県南部を震源とする地震があり、長野県王滝村と木曽町で震度5強の強い揺れを観測しました。長野県南部ではその後も震度4や3などの揺れを観測する地震が相次いでいて、気象庁は引き続き地震活動に十分注意するよう呼びかけています。
25日午前7時2分ごろ長野県南部を震源とする地震が発生し、長野県の王滝村と木曽町で震度5強の強い揺れを観測しました。この地震による津波はありませんでした。
また、震度4の揺れを長野県の上松町と大桑村、石川県輪島市、岐阜県の高山市、中津川市それに下呂市で観測したほか、震度3から1の揺れを関東甲信越と北陸、東海、近畿、中国地方、それに四国の各地で観測しました。
気象庁の観測によりますと、震源地は長野県南部で、震源の深さは7キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.6と推定されています。
長野県南部ではその後も地震が相次いでいて、長野県木曽町では午前9時24分ごろに震度4の揺れを、午前9時48分ごろに震度3の揺れを観測しました。
気象庁は揺れの強かった地域では土砂災害などの危険性が高まっているおそれがあるとして今後の雨の降り方に十分注意するとともに、「今後1週間程度は最大震度5強程度の地震に注意し、特に2、3日程度は強い地震が発生することが多くあるので、今後の地震活動に十分注意してほしい」と呼びかけています。
震度5強 木曽町
震度5強の揺れを観測した木曽町の役場の職員によりますと「強い揺れが数秒続いた。棚からものが落ちたりはしていない。建物の中にも被害はない」と話していました。
震度5強を観測した長野県木曽町にある木曽警察署の1階にいた警察官は地震の横揺れを感じ、しばらく続いたということです。警察で被害の情報の収集を進めています。
震度5強 王滝村
震度5強の揺れを観測した王滝村の職員は「数十秒間強い縦揺れを感じたが役場内は本などが落ちた程度で、大きなものが倒れるようなことはなかった」と話していました。
震度5強を観測した長野県王滝村の駐在所の警察官は「突き上げるような激しい揺れを感じました。外を見ると、近くの家のブロック塀が崩れていました」と話していました。
交通影響は
午後5時現在の長野県内の交通への影響です。
JR東海とJR東日本長野支社によりますと、名古屋と長野を結ぶ特急列車「しなの」で最大で10分の遅れが生じています。
道路の状況です。
警察などによりますと長野県内の高速道路や国道で、被害は確認されていないということです。
また、長野県の道路維持課などによりますと、落石と道路のひび割れが確認されたため、木曽町の三岳地区の県道1か所が通行止めになるなど、木曽町と王滝村で合わせて8か所の道路が通行止めになっているということです。落石などでけがをした人はいないということです。
長野県で震度5強は平成26年以来
気象庁によりますと、長野県で震度5強以上の揺れを観測したのは、3年前の平成26年11月に長野県北部を震源とするマグニチュード6.7の地震で長野市と長野県小谷村と小川村で震度6弱の揺れを観測して以来です。
原発 異常なし
今回の地震による原発の異常はないということです。
関西電力によりますと、先ほどの地震で震度2を観測した福井県高浜町にある高浜原子力発電所は、現在3号機と4号機が運転中ですが、地震による異常はないということです。また、震度2を観測した福井県おおい町にある大飯原子力発電所と、震度1を観測した福井県美浜町にある美浜原子力発電所は運転停止中で異常はないということです。
電力各社によりますと、このほかに震度2を観測した福井県敦賀市にある日本原子力発電の敦賀原子力発電所、震度2を観測した石川県志賀町にある北陸電力の志賀原子力発電所、震度2を観測した静岡県御前崎市にある中部電力の浜岡原子力発電所はいずれも運転停止中で、地震による異常はないということです。いずれの原発でも周辺の放射線量を計測するモニタリングポストの値に変化はないということです。
政府 官邸連絡室
長野県南部で震度5強の強い揺れを観測する地震が起きたことを受け、政府は、午前7時5分に、総理大臣官邸の危機管理センターに官邸連絡室を設置して情報収集にあたっています。