kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

とりあえずマスコミにまだ良心はあったようだ――首相、消費増税「予定通り」 19年10月に10%

というか、安部首相の方が焦れて自分から切り出した、って所でしょうか。
これが報道されなかったら、
私は本当に日本のマスコミを見限るつもりでした。
つまり、内閣改造で私が気にしていた部分ですね。ずっとマスコミの出方をうかがっていた部分です。
内閣改造直後から安部首相を含めて、新閣僚も何度も口にしている『経済最優先の仕事内閣』という言葉は、
裏を返せば、『景気を良くして約束通り消費税増税やりますよ』と
遠回しに言っているわけで。
そこで、すかさず『それでは再来年に予定されている消費税増税の扱いについて、軽減税率などを含めた本格的な議論を進める、ということですね』と質問が出てこないのが異常なんですよ。
2019年10月に予定、とスケジュールは既に決定しているわけですから、
来年には解決しなければならない政治課題としてあがっていることは明らかなわけで。
たしかに、
当面の問題として、
加計学園問題で落ちた支持率をどういう風に回復するのか、
防衛省の日報問題などに見る、統治の緩みをどうするのか、とか。
解決しなければならない問題はありますけども。
他にも、安部首相個人の目的としての『憲法改正』とか、
野次馬的な興味をそそられる問題ならたくさんありますし、
マスコミもそっちにばかり飛びついて、
視聴率を稼いで私腹を肥やしたい気持ちも分かりますけども、
それ以上に、国民の日常生活に直結する一大政治課題をずっとスルーとか。
端から見ていると、「おいおいおい」としか言い様がないです。
まあ、日本には『ジャーナリスト』なんていないので、しようが無いのでしょうけども。
ところで、
巷では『消費税増税』ならぬ『消費税減税』があるとか。
そんな阿呆な議論も出てますけども、
もう、
今更なんでそんな夢を見るかな。と。
現実無視して、そういう夢ばかり見るから、官僚からもバカにされる国民扱いなんだろうな、と。
加計学園問題や防衛省の日報問題など、
官僚側からの一連のリークで、内閣改造に追い込まれた時点で、
『消費税増税』については、ほぼ勝負が決まってしまった、ってことが分からないんですかね。
安部首相の『政治力』が徹底的に破壊されて、
新内閣のメンバーは『財政再建増税派』の布陣で固められて、
いまいち日和見気味の『岸田文雄』元外相が閣外に追い出されてしまったことからも、
『消費税増税』については、政治的な決着がついてしまいました。
これでさらにひっくり返そう、と画策するなら、
今度は官僚のリークと大臣の辞任劇の連発で、
安部首相が引きずり下ろされて、増税派の誰かが内閣を組閣するでしょう。


私的には、もっと突っ込んで
増税施行の為の最低環境の条件とはなんなのか、
そこをはっきりと突っ込んで欲しかったんですけどもね。
安部首相の自ら言わせるのではなくて、記者の方から、どんどん切り込んでいくべき案件だとおもうのですけども。
というか、それが出来ない記者、役立たずだし、その場にいる必要ないですよねぇ。


首相、消費増税「予定通り」 19年10月に10%  :日本経済新聞 首相、消費増税「予定通り」 19年10月に10%  :日本経済新聞 首相、消費増税「予定通り」 19年10月に10%  :日本経済新聞 このエントリーをはてなブックマークに追加

 安倍晋三首相は5日午前の読売テレビ番組で、2019年10月に予定される消費税率10%への引き上げについて「予定通り行っていく考えだ」と述べた。財政健全化についても20年度の基礎的財政収支プライマリーバランス)の黒字化と、国内総生産(GDP)に対する債務残高の比率の引き下げの「2つの目標に向かってしっかりと経済運営を行う」と語った。
 消費税率の8%から10%への引き上げは当初15年10月に行う予定だったが、政府は経済情勢を理由に2度にわたって先送りしている。19年10月の引き上げについても経済情勢を踏まえ、来年中に最終判断する見通しだ。
 首相は景気について「消費は緩やかに上がっているが力強さに欠ける」と指摘。賃上げについて「私も直接、経済界に強く働きかけていきたい」と語った。企業には「大変、内部留保が積み上がっているのは事実だ。来年の春闘に向けてしっかりと経済界にもその役割を果たしてもらいたい」と訴えた。
 憲法改正を巡っては「今後は(自民)党にお任せする。日程ありきではない」と重ねて強調。衆院解散・総選挙で与党の議席が3分の2を割ると憲法改正の発議が難しくなるとの指摘には「まず与党で案を考えなければいけない。同時に野党も含めてできるだけ多くの多数派を形成する努力を重ねなければならない」との考えを示した。衆院解散に関しては「頭の中は真っ白だ。まず経済の再生で結果を出し、国民の信頼を回復しなければいけない」と述べた。
 学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題などを巡る自身の国会答弁に関して「政権発足以来、少しずつ成果が出てくるなかで、自分の気持ちの中におごりが生じたのかもしれない。それが答弁の姿勢に表れた」と語った。学校法人「森友学園」が開設を予定していた小学校の名誉校長に昭恵夫人がいったん就任したことには「もう少し二人とも慎重でなければならなかった」と述べた。
 北朝鮮を訪問して金正恩キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長と直接会う考えはないか聞かれ「北朝鮮は核・ミサイルについて廃棄すると約束しているが、その約束を裏切っている。そこにコミットしないと対話は成り立たない。今は圧力をかけるときだろう」と否定的な考えを示した。