kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

文オジサン大統領がヤバい――「朝鮮半島で二度と戦争ない」 就任100日会見で力説

さて、昨日というか一昨日から、
アメリカの軍事部門の責任者……トランプ大統領を除いた場合の、
現場部門=軍の最高責任者、とも言えるダンフォード統合参謀本部議長
韓国、日本を行脚して、
北朝鮮への対応について、首相クラスと会談しています。
そこで、
気になるのが韓国の文オジサン大統領に関する記事です。
就任から100日が経過して、
一つの節目として、記者会見を行ったのですけども……
その様子を伝える記事が、かなり気になるというか。
相当マズイですね。
北朝鮮への軍事行動について、
かなり嘘を吐いています。
まあ、
本当のことは言ってしまうと、韓国民がパニックになるから、
言えないのでしょうけども。
どんな嘘をついているか、と言えば。
仮に
北朝鮮アメリカに対してミサイル攻撃=先制攻撃を仕掛けた場合、
アメリカは有無を言わさず反撃=報復攻撃に入る、ということです。
この場合、アメリカも自国の安全が掛かっていますので、
いちいち韓国の同意など取り付けている余裕はなく、
問答無用で戦争になるでしょう。
というか、
この点についての確認・了承を、
アメリカの軍事部門の責任者のダンフォード統合参謀本部議長
わざわざ日本と韓国までやってきて、取り付けたのが、
今回の訪問の目的であり、結果のはずです。
つまり、
北朝鮮から攻撃を仕掛けられた場合、
韓国、日本の了承の元に、アメリカは反撃することを、
事前に了解を取りに来て、
日本と韓国は、それについて合意しているはずです。


北朝鮮が戦争を仕掛けてきているわけですから、
もはや『同意〜〜〜』など言って協議する段階はとっくにすぎて実行あるのみ、
韓国には北朝鮮が攻撃を仕掛けてきたので戦争になった、
との通告があるだけですよ。
これは日本に対しても同様になるでしょう。
そのために、
いちいち協議しなくても済むように、
事前にそのような了解が済ませておくのがセオリーというか、当然の手続きです。
ところが、
文オジサン大統領が記者会見で語っているのは、
この点をいっさいスルーというか、
この点にはいっさい説明をせず、
朝鮮半島での戦闘行為について
韓国がイニチアシブを持っているかのように語っていますが、
文オジサン大統領が力説しているような協議がもたれるのは、
あくまで、
アメリカ側が北朝鮮に対して軍事先制攻撃を仕掛ける、場合のような、
平時にのみ限った話です。
現状を正確に語るなら、
朝鮮半島情勢について、
イニチアシブを握っているのは『北朝鮮』であって、
アメリカも韓国も日本も、
北朝鮮』の選択、行動に振り回されていて、主導権をとれずにいます。
北朝鮮』の行動如何では、
ナシ崩し的に戦争状態に突入することもあり得ます。


なのに、
文オジサン大統領も、
韓国メディアが話を聞きに行った、外交の専門家も、その点にはいっさい触れていません。
これについては、
メディアが専門家の解説について北朝鮮が先制攻撃した場合のコメントを意図的に削除してまとめている可能性もあり、
これは相当マズいですね。
といっても、
日本も似たような状況ですけども。
ただ、
日本の場合、いちおうアメリカが反撃から戦争に突入することは、
韓国とは違って認知されつつあります。
この辺の話は、グダグダと少し長くなりそうなので、
つづきは次回に書こうかな。




文大統領「朝鮮半島で二度と戦争ない」 就任100日会見で力説 文大統領「朝鮮半島で二度と戦争ない」 就任100日会見で力説 文大統領「朝鮮半島で二度と戦争ない」 就任100日会見で力説 このエントリーをはてなブックマークに追加

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅ムン・ジェイン)大統領は17日、就任100日を迎え青瓦台(大統領府)で記者会見し、「朝鮮半島で二度と戦争はないと自信を持って言う」と述べた。
 文大統領は「北の挑発に対し、強い制裁と圧力を加えるとしても結局は平和的に解決しなければならないというのが国際的な合意」とし、「米国とトランプ大統領の立場も違わない」と強調した。

    ***        ***      ***

 朝鮮半島で軍事的な緊張が高まっていることについては、「朝鮮半島での軍事行動は韓国だけが決定できる」と力説。「韓国の同意なしに誰も朝鮮半島で軍事行動について決定できない」と述べた。その上で、「米国とトランプ大統領が北に対するどのような選択肢を選ぶとしても、その選択肢について韓国と十分に協議し、同意すると約束した」と明らかにした。

kimchiboxs@yna.co.kr

文大統領就任100日会見、韓国外交専門家はどう見たか-Chosun online 朝鮮日報 文大統領就任100日会見、韓国外交専門家はどう見たか-Chosun online 朝鮮日報 文大統領就任100日会見、韓国外交専門家はどう見たか-Chosun online 朝鮮日報 このエントリーをはてなブックマークに追加

 文在寅ムン・ジェイン)大統領は17日、「韓半島朝鮮半島)で戦争は二度と起こらないだろうと自信を持って申し上げる。トランプ米大統領も『どんな対北朝鮮(軍事)オプション(選択肢)を使うにしても、事前に韓国と十分に協議し、同意を得る』と約束した」と述べた。
 文大統領は同日、大統領就任100日目の記者会見で、「戦争を防ぐためにどのような韓米協力を行っているか」という質問に、「6・25戦争(朝鮮戦争)による荒廃から全国民が心を1つにし、これほどまでに国を建て直したのに、戦争で再びそのすべてを再び失うことはできない」と答えた。しかし、一部の専門家は「軍事オプションを完全に排除すれば、交渉力が落ちることになる。まかり間違えば対南(韓国)攻撃用の核兵器保有は既成事実化しているという誤ったシグナルを北朝鮮に発するおそれがある」と話す。



■「韓半島の軍事行動は韓国が決める」
 文大統領は会見で「『北朝鮮の挑発に対して強力な制裁や圧力をかけても、最終的には平和的に解決しなければならない』というのは国際的な共通認識だ。韓国の同意なしには誰も韓半島での軍事行動を決定できない」とも述べた。これに対して、米CNN放送ソウル支局長は「トランプ大統領は軍事オプションにも言及した」として、韓米間の意見の違いを指摘した。すると、文大統領は「制裁と圧力を通じて北朝鮮の追加挑発行為をやめさせ、北朝鮮を核放棄のための交渉の場に引き出すべきだという点では、韓米の見解は一致している」と答えた。また、「それについてトランプ大統領は断固たる決意を示すことにより北朝鮮に圧力をかけようとしている。必ずしも軍事的行動を起こす意思を持っているとは見ていない」とも述べた。
 文大統領は「北朝鮮が米国に対して攻撃的な行為をしたら、それに対して米国が適切な措置を取ることはあるだろう」としながらも、「少なくとも韓半島での軍事行動は韓国が決定しなければならない」と言った。「北朝鮮に対して特使を派遣する考えはあるか」という質問には、「南北対話が再開されなければならない。だが、我々は焦る必要はない。少なくとも北朝鮮が追加挑発行為をやめないと、対話ムードにならない。対話の条件が整い、南北関係改善も北朝鮮の核問題解決に役立つと判断されれば、その時は北朝鮮に特使を派遣することも十分に考慮できる」と答えた。
 また、韓日関係に関して、文大統領は「従軍慰安婦問題が韓日会談ですべて解決したというのは合っていない。強制連行された人々の問題も、両国間の合意(1965年の韓日請求権並びに経済協力協定)が1人1人の権利を侵害することはできないだろう」との見解を示した。さらに、「両国間の合意にもかかわらず、強制連行された個人が三菱などの企業に対して持つ民事的権利などは残っているというのが韓国の憲法裁判所・大法院(最高裁判所に相当)の判例だ。政府はそうした立場から歴史問題に取り組んでいる」と語った。


北朝鮮の核の脅威に対する認識、米国と違う
 文大統領の同日の記者会見内容について、外交・安保専門家は「国民を安心させるために平和を強調したのは理解できるが、あまりにもその部分ばかり浮き彫りになっているようだ」と評した。尹徳敏(ユン・ドクミン)元国立外交院長は「米国が軍事オプションを常に机上に載せているのは、最も強い切り札を持って初めて交渉力が生じるためだ。韓国が先にその切り札を排除してしまうと、北朝鮮が恐怖を感じて交渉の場に出てくる理由がなくなるだけでなく、対米交渉で韓国を人質にして利用する形になるだろう」と懸念した。
 パク・インフィ梨花女子大学国際学部教授は「今は北朝鮮による脅威を非常に厳重かつ慎重に管理していかなければならない時期だが、それに対する言及は特になく、早くこの状況を解消しようとしているような印象を受ける」と言った。こうした部分が今後の韓米関係で誤解を招く可能性も指摘されている。金聖翰(キム・ソンハン)高麗大学国際大学院長は「北朝鮮の核・ミサイル脅威と米国の軍事オプション検討を比べて、後者の方が問題だと考えているように受け取られるおそれがある。同盟の基本は『脅威であるという認識の共有』だが、米国から見れば『韓国は米国ほど北朝鮮の核・ミサイル脅威を深刻に認識していない』と誤解される可能性がある」と指摘した。
 文大統領が司法の「個人請求権」関連判決に直接言及したことについても、尹徳敏氏は「どの大統領もこのような言及は公にはしなかった。個人請求権認定は国際法学界でも比較的最近登場した概念であり、国際社会では依然として国家間の合意を尊重することの方が重要なためだ」と述べた。

金真明(キム・ジンミョン)記者
朝鮮日報朝鮮日報日本語版